痛みと冷えの関係 -②- お医者様の話
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も、H17.8.28に四つ木治療院で行われました勉強会の内容です。
鍼灸院や整骨院などの先生方が対象の内容ですが、なるべくわかり易くお伝えしていきます。
側湾症の70代の女性。
骨が変形して側弯が起きている、と色々な病院で診断された方です。
山口先生の所で30分寝ていただけで症状が改善しました。
曲がった背中が真っ直ぐになったのです。
女子医大の整形外科医で脊椎の専門をされている医師に、その治療前と治療後の劇的に変化した写真を見てもらったそうです。
しばらくその写真を見ていた医師は、山口先生に何をしたのか尋ねられたので、
「温熱療法を施して寝かしていただけです。」と答えたそうです。
そこからまた5分ほど写真を眺めていたそうですが、そのうち汗を流し始め、「私の知識ではお答え出来ません。」と言われたそうです。
女子医大で毎日たくさんの患者さんを診察している先生なのに、この現象が説明出来ないのです。
どうしてこういう事が起きるのか、他の整形外科医で膝の専門の医師にも見てもらったそうです。
「側弯というのは、骨だけが変形する場合とローテーションで変形する場合がある。
この人の場合はローテーション型だから、マッサージをすれば治るんだよ。」
と言われたそうです。
この写真の方は、良いと言われた治療は受け、もちろんマッサージも受けていたにもかかわらず、それでも改善していなかったのです。
そもそもマッサージで側湾症が治るのなら、整体や整骨院に患者さんが殺到しますよね。
結局、この整形外科グループは今度山口先生の所に研修に来るそうです。
大分の分室では、片道2時間かけて通う患者さんがいます。
この方は、すごく曲がっていたそうで、極端に曲がっているから誰がみても治らないだろうというような方でした。
でも、みるみる良くなったのです。
その人の住んでいる地域では、あんなにひどく曲がった身体を治した先生として、大分の分室の先生の名前を知らない人はいないと言うくらい有名になったそうです。
1回の施術なので時間が経てば元に戻りますが、数回繰り返すことで良い状態で安定させることが可能です、と山口先生。
この変化は、自律神経のコントロールをする事で起きるのです。
それは、深部体温を上げる、ということをやっただけなのです。
このような結果を分室では写真で残すようにしているのです。
超短波がだいぶ浸透して来て、近畿大医学部でも超短波のデータを取っています。
主にリンパ性浮腫についてどれだけ有効性があるかを調べていますが、かなり有効性が高いと分かってきました。
近畿大医学部の教授と同僚だという山口先生の分室の先生がいて、その教授の所に行って来たそうです。
その教授、リンパ性浮腫については日本で一・二位を争う先生で、学会でも会長だか副会長を務め、世田谷で開業医をしているそうです。
話を伺いに行って開口1番に「リンパ性浮腫には超短波が効果あるよね。」
と言われたそうです。
どうしてなのか聞いた所、
「近畿大医学部でデータを取っています。」
と言われ、やり方は山口先生のやり方そのままだったそうです。
誰かから流れた、ということになります。
それだけ、医学界からも注目を浴びて来ているのです。
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Written by Keiko Kimura
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