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2012年3月

2012年3月

痛みと冷えの関係 -①- 「冷え性」と「冷え症」の違い

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回は、H17.8.28に四つ木治療院で行われました勉強会の内容です。

鍼灸院や整骨院などの先生方が対象の内容ですが、なるべくわかり易くお伝えしていきます。


山口先生の治療院に足を運び、

痛みを訴える患者さんが増えています。
それは、東大医学部を始め、色々な病院から紹介をされて来るのです。

何故でしょう?

これは「痛み」と「冷え」に関連があるからなのです。
この二つがどのように関係しているのかこれからお話ししていきます。

その前に、まずは「冷え」という言葉の説明をしていきましょう。

「冷え」とはどういうことなのでしょうか。

山口先生が冷え症について取り組み出した頃は、

「冷え性」

という言葉が一般的でした。

でも、山口先生はあえて

「冷え症」

を使う事にこだわりました。

広辞苑では「性」が使われている、と指摘を受けた事もあるそうです。

それでも「症」だ、と言い続けたのです。

すると、各メディアが「症」を使い出し、とうとうNHKが「性」ではなく「症」を認めたのです。

「性質」・「体質」を指す「性」から、一つの「症状」である「症」という事が浸透し、これが、「冷え」という言葉に変わってきました。

ではこの「冷え」という言葉は何か。「冷え症」との根本的な違いは何か、という事になってきます。

「冷え症」というのは、冷たい ということを訴える人達、冷えている自覚がある人達を指します。

例えば、冷え症の人はクーラーのかかった部屋で身体の冷たさを感じたり、冬、布団の中で足がいつまでも冷たい、と感じているようなことです。

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自覚があるのはまだ良いのです。

対して「冷え」というのは、冷たさを自覚していない人達を指します。「冷え」とは内臓温度が低下して起こることだ、と定義づけて下さい。

この内臓温度の低下した、冷えの自覚がない人が非常に増えてきているのです。

冷え症は冷えと同じ、と混同される方が多いのですが、全く違う別のものなのです。



冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura



冷えの傾向と対策 -⑧- 内臓温度が下がると困ること

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

 

 

今回も平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されました

 

イトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の

 

講演をお伝えしていきます


内臓温度が下がると困ること。
⑴「太る」。

⑵「免疫力が下がる」。

色々な大学で研究していますが、だいたい1℃で30%位下がります。



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花粉症の方が増えているのが良い例です。

花粉症の方に内臓温度を上げる治療をすると、とても効果が高いのです。

ですから、風邪がずっと治らない、原因不明のアレルギーが出た等、そのような不調が出てくるようになります。

⑶「自律神経が乱れる」。

自律神経が乱れて1番困ることは、「痛み」や「コリ」が感じ易くなる事なのです。



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なかなか痛みが取れない、肩のコリがひどい、生理痛が強くなってきた...
このような不調のひとつの原因として自律神経の乱れが挙げられます。

⑷「内臓の働きが悪くなる」。

肝臓、腎臓が悪いというのは冷えの病です。糖尿病などもそうです。
その中でも1番困るのは胃腸の働きが悪くなる事です。

これが起こると、驚く事に「ボケ」やすくなるのです。

アメリカではアルツハイマーの患者さんに、胃腸薬を投与して治療します。

これは脳と腸が直接的な連絡を持つという事が分かってきたからです。

腸の働きを良くすると、脳に指令が行って脳が活性化する、というデータが出ているのです。

これを腸脳連絡といいます。

一見関係なさそうな「ボケ」に対しても、非常に影響があるという事が分かるかと思います。

⑸「うつになる」。

夏に身体を冷やした人は、秋から冬にかけてうつ傾向になります。

元気がなくなってやる気が出ない。
このような事が起きるというのがやっと分かってきました。

前に「37.2℃の医学」の話をしました。
人の体温が37.2℃より低くなってしまっている事が分かっていないのです。

体温を下げる薬は沢山あります。

でも、体温を上げる薬はありません。

そこが立ち遅れているのです。

以上この5つ全てが合わさった時に起こるのが「老化」です。



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アンチエイジングをいくら頑張っても、内臓温が下がっていては意味がありません。
むしろ、老化を早めてしまうという事が山口先生の研究で分かってきたのです。






今回で、平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されましたイトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の講演のお話はおしまいです。


次回も山口勝利先生の講演のお話をしていきますので、お楽しみに!




冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura



冷えの傾向と対策 -⑦- 内臓温度の低下

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

 

 

今回は平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されました

 

イトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の

 

講演をお伝えしていきます



前回までにお話した事を、復習しながらお話したいと思います。

「冷え」とは内臓温度が下がる事です。

内臓温度が下がった事を調べるのに、ICUなどで使う「深部温度計」のお話をしました。

でも、ここまで専門的な機械を普段使う必要はありません。

身体の表面温度を計る「皮膚温度計」という物を使います。



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体温計ではありませんので注意して下さい。

これで体温を計ると内臓温度が予測できます。

山口先生の分室ではこれを使用して治療を行っています。

このようなものがない時はおへそを挟んで、上と下に手を置いて下さい。
食後すぐ、入浴直後は避けて下さいね。

普通はおへその上の方が温度が高いのですが、おへその下の方が温度が高い時は冷えている証拠。

深部温度が下がっているという事になります。

内臓温度が下がっているとどういう事が起こるのでしょう。

「代謝が落ちる」のです。

1℃で約12%代謝が落ちるのですが、12%代謝を上げるとなるとこれはもう、大変な運動量が必要になってきます。容易な事ではありません。




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なのに、たかだか1℃、体内温度が下がっただけで12%もの代謝が落ちてしまうのです。

しかも、温度を下げるのはとても簡単です。

例えば、キンキンに冷えたビール
を一気に飲めば、直腸温度は4℃下がります。
アイスも同様です。

ちなみに、山口先生はハーゲンダッツのアイスクリームが大好きで、自身のダイエットの時も毎日欠かさず食べていたそうです。

それでも痩せられる、きちんとダイエットが出来たのは超短波で深部温度を上げていたからです。

何故温度が下がるという現象が起こるのでしょう。

これは冷たいもの中毒というもの
が関わっています。

例えば、昔は冷蔵庫は14℃位までしか冷えませんでした。

でも、今の冷蔵庫は4℃まで冷えます。
この冷蔵庫で、冷たく冷やしたビールを冷たくしたグラスに注ぐ必要があるのでしょうか。
冷たく冷やした清涼飲料水に、氷を浮かべて飲む必要があるのでしょうか。

冷たいものって気持ちが良いのです。
真冬でも、コンビニでアイスもが飛ぶように売れています。

時代が冷たいものに寄っているというのは確かだと思います。

あとは、食事です。

油ものや、肉類は身体を冷やします。




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血液がドロドロになるからです。

豚、鶏、牛は体温が高くて40℃を超えます。
その体温の肉を、平熱が36℃の人間が摂れば、血中で脂が固まるのです。

深層筋という身体の内部の筋力も関係があります。

この筋力が低下する事で冷えの原因になってくるのです。

山口先生の所に来る20代の人で、あおむけに寝て上半身を起こすといったような腹筋体操が出来ない、という方はたくさんいるそうです。

...少しお話がそれましたが、次回は内臓温度が低下すると困る事をお伝えします。



冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura



腸は考える

私が現在習っている解剖の先生が

先生の師匠に当たる解剖学者の藤田恒夫先生が書かれた「腸は考える」という本を

貸して下さったので読ませて頂きました

この本には、超能力とかけて腸能力言っているほど素晴らしい腸の機能が紹介されています


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・腸は小さな脳である

腸の中には、取り込まれた食物が次々に運ばれ、腸はその化学成分をいち早く認識し

膵臓、肝臓、胆嚢などに指令を発し、適切な反応を引き起こします

たんぱく質や脂肪や脂肪に富む食物が来れば、膵臓に命令してそれらを分解する酵素を

腸の中に招き入れます

酒やスープが来れば、そのアルコールやアミノ酸を感知して

位に指令を発して胃酸を分泌させ、卵の卵黄が来れば、それを認識して

胆嚢の収縮を引き起こします

また食物と一緒に有害な毒素が侵入すると、腸はこれに気付いて

腸の壁自身に命じて多量の液体を分泌し、毒物を体外へ排除してしまいます

これが下痢で生体の防御反応そしては極めて重要なものです

この有毒物質の検知能力と下痢という反応がなければ

私たちはみな幼くして死んでしまいます


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・腸は独りで動く

このような腸の賢い働きは脳と脊髄から独立して営まれていることが

腸が他の器官と異なる部分です

脳が別のことに気を取られていても、ぐっすり眠っていても

麻酔をかけられていても、腸は間違いのない動きを続けてくれるのです

脳や脊髄から、いくつかの神経が腸に達して

その働きに影響を及ぼしていることは事実ですが、これらの神経の連絡が絶たれても

腸は正確に働くのです

交通事故などによる脊髄損傷や脳死の状態になっても腸は働くのです


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・神経の網タイツ

構造の面からみても、腸と脳の比較は可能で、脳と言えば神経のかたまりですが

腸に内蔵される壁内神経の量は大変なものであり

腸の壁の筋や粘膜の層を薄くはがしてみると、すだれのように

神経の線維束が広がっています

この神経網を研究している山梨医科大学の小林 繁 教授は

「腸は神経の網タイツを履いている」というキャッチフレーズをつくっています

この神経のアミノ結び目にあたるところには神経細胞がたくさん存在し

その数は腸全体では膨大な数にのぼり、もちろん脳そのものには遠く及ばないとしても

脊髄全体ニューロンの数をしのぐと言われています

化学刺激を受け取るセンサーはニューロンと同格の感覚細胞で

それゆえにパラニューロン(パラは横に並び立つという意味)とよばれています

このパラニューロンは腸の内面に散らばっており、腸全体としてみると

その数は膨大なものになり、ホルモンを分泌する内分泌系の王者

脳下垂体の細胞数を大きくしのぐと言われています




内臓温の低下は、このような腸能力を低下させてしまう大きな原因のひとつです

腸の独立した神経の正体は自律神経であり、冷えはこの自律神経を乱します

腸と脳の間には連絡があると言われ、腸の機能の低下は

様々な不定愁訴を引き起こします

腸の温度は37℃前後が正常ですが、最近では35℃という人も見受けられます

1℃低下すると免疫力は約30%、代謝は約14%低下すると言われていますから

普段から内臓を高める努力をする必要があります

Written by Keiichi Nakagome

冷えの原因を知り、対処法を考える

冷え症は、気づかぬうちに罹患していることが多く

その原因は多岐にわたるため、突き止めることができず対処が遅れてしまうことが多々あります

そのため今回は冷えの大きな原因となるものをご紹介していきたいと思います


①腹部深層筋の低下


筋肉は体の熱の約半分を生み出している重要な組織ですが

特に腹部の深層筋は内臓に近いため

筋肉量の低下がそのまま内臓温(深部体温)の低下につながり

強い冷えを感じやすくなります

しかし内臓の冷えの初期は自覚が薄いため

気づかぬうちに進行してしまっていて重症化していることが多いのが現状です

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②食事

私たちの身の回りにはパン、肉、生野菜、乳製品、甘いもの、食品添加物の多いもの、コーヒーといった

体を冷やす食べ物が溢れています

これらをすべて摂取しないというのは難しいですが、冷えるものを食べるのと同時に

温めるもの(ショウガ、根菜類、酢、紅茶)といったものを積極的に摂るように心がけて

バランスをとることが重要です

TEA.jpg


③服装

頚部、腹部、足部は体温調節のセンサーとして非常に重要な部分です

ですから、夏で暑いからと言って薄着になりすぎると

電車などエアコンの効いたところに入った時に、汗をかかずに急激に体温が低下するため

自律神経が混乱し繰り返されることでそのバランスが崩れていきます

夏場では特に腹部を冷やさないようにすることが大切です

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④不規則な生活


体温調節は自律神経が行っていますが、自律神経はその名の通り

私たちの意志とは関係なく働いている神経です

その中の交感神経と副交感神経は活動時と安静時(睡眠時)で

それぞれの働きの度合いが変化しバランスをとっています

しかし、就寝時間が起床時間が毎日あまりにも違っていたり

昼夜逆転の生活の生活をしていると、本来のヒトの生活リズムに神経が乗れないため

負担がかかりうまく働くなっていきます

その結果、体温調節がうまくいかなくなり、暑いのに汗をかけなくなったり

寒いのに血管が拡張してしまってどんどん体温が奪われるといった症状が出てきてしまいます

冷えes.jpg


これらの原因を考え、多方面から自分を見つめることによって

足りないもの、改める必要があるものが分かり、対処がしやすくなると思います

冷えはただ体を冷たいと感じると言うだけでなく、代謝の低下による肥満や痛み、コリの悪化や

免疫力の低下によるガンの罹患率の上昇といった様々な症状を引き起こす危険なものです


ですからこれらの小さな努力の積み重ねが非常に重要なのです

Written by Keiichi Nakagome



冷えの傾向と対策 -⑥- 冷えと肥満の関係

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

 

 

今回は平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されました

 

イトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の

 

講演をお伝えしていきます

今回は、冷えと肥満の関係についてのお話です。


ダイエットが出来ない、リバウンドする、上手に痩せられない...
これはダイエットの仕方が間違えているせいです。



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山口先生の所には、エステティック関係の方が数多く相談に訪れるそうです。
どうしても自分の所で上手く指導が出来ないので、どうやったら良いのか先生にお願いしたい、ということなのです。
なぜ、山口先生にそのようなお願いをするのでしょう?

それには理由があります。

実は山口先生、昔は太っていたのです。今より+13kgあったそうです。
原因は、不規則な生活で食事が乱れていたのと、その摂り方も良くなかったそうです。

一番はお腹の温度。山口先生、自分自身のお腹の温度は計ったことがありませんでした。
そこで計って見たら、37℃なければならないのに、34.8℃しかなかったのです。
通常よりも2℃も低いということになります。




サーモグラフィ-冷え.jpeg



これは、体温が1℃下がると代謝は12%落ちますので、山口先生は24%も代謝が落ちていたという事になります。
ダイエットで失敗する方は、結局のところお腹の温度を下げてしまって、身体は温まりたいがために摂った食事を溜め込むようになってしまい、太るという事になります。
また、秋口〜冬にかけて太る、という方がいらっしゃいます。
これも、夏にお腹の温度を下げてしまって、秋〜冬にかけて食べたものを蓄積してしまっているということになるのです。
皆さん夏に痩せやすいと言いますが、実際は人間はメカニズムからすると、冬の方が夏よりも10%も代謝が上がるのです。
本来は冬に痩せるはずなのに冬に太るのは、夏にお腹を冷やしているからなのです。


冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura




冷えと免疫

「冷えと免疫は密接な関係がある」ということを知っている人はいますが

それを常に念頭に置いて生活している人はかなり少ないと思います

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生はご自身が被爆二世であることから

徹底したガン対策と西洋医学だけにとどまらない広い視野でのガン治療を行っています

この度、先生が新しく2冊の小冊子を出されたので早速読ませていただきました


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もし、ガンになったとしたら現在の医療では

手術、抗がん剤、放射線が一般的に行われている治療になりますが

それはガンを悪とみなし、取り除こうとする西洋医学の考えに基づくものです

しかし、ガンがなぜできるのかを考えると、必ずしも悪とは言えないのです

人は一日約6000億個の細胞が入れ替わり

そのうち健康な人でも約3000~5000個が異型細胞(ガン細胞)となります

このような細胞は、環境の変化に適応するために他とは違う働きをします

例として先生が挙げられていたのは、白菜の細胞です

植物は凍るとその細胞は死んでしまいますが、雪に埋もれる白菜は凍りません

それは白菜の細胞が環境に適応するために考え、細胞内の糖分の濃度を高くすることによって

その困難に打ち勝ったのです


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ヒトの場合も冷えがあり、35℃台という低体温の状態が続けば

活動に必要なエネルギーの産生方法が低酸素、無酸素下で働きやすいものに変化していきます

この低酸素、無酸素の状態はガン細胞の増殖に適した環境です

従って、ガン細胞はその環境に適した細胞として増殖したわけで必ずしも悪とは言えないのです

問題はその環境を作り出してしまった生活習慣にあるのです

通常であれば、異型細胞ができてもリンパ球によって

余計な細胞増殖が起きないように除去されますが、体温が低下するとリンパ球の活性は落ちて

異型細胞を除去しきれなくなってしまうのです



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体温が一度下がると免疫力は30~40%低下し、1℃上がると500%増加すると言われています

免疫力を高めるためにまず身体を温めること、その熱を逃がさないようにすることが大切です

大きく3つに分けると

腹筋などの体幹筋を鍛える

服装に気を配る

食事に気を配る

不規則な生活

と言えます

これらに注意して、病気を悪とするのではなく自分自身で健康をつくっていく努力をしていきましょう!

Written by Keiichi Nakagome


山口勝利先生によるセミナー 2012.3.6.(火)

2012.3.6.(火) 13:00~14:30

 

@五反田ゆうぽーと

 

テーマ:

 

『冷えの改善は美容と痩身効果にどうつながるの?』

 

講師:全国冷え症研究所 山口勝利先生

 

 

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《今日のセミナーの内容を簡単にまとめてみます》 

 

多くの女性が感じる痩せづらい、お肌の調子が悪いという症状は、お腹の温度の低下に原因があるというのが山口先生の見解です。

 

◎スタイルよく、お肌もきれいにしたければ、美容的施術をする前に内臓温度の低下を解消し、体をキレイにするためのready状態にすることが先決であり、重要である。

 

 

1.冷え性と冷えの違い

 

・冷え性は、体の一部が冷たく、そのことの自覚がある場合をいう。

 

夏場でも冬の家の中で一般の人が寒さを感じない環境であっても本人が冷たく感じる部分があり冷えを自覚している。

 

・冷えは、本人に冷えの自覚が無い。

 

深部温度と言われる内臓温を計ると37度を下回っている。

 

夏場に太った中年男性が大汗をかきながら団扇を仰いでいたとしてもお腹の中は冷えている人が多い。

 

冷えは、すなわち内臓温が下がった状態をいう。

 

・内臓温度は、冷たいビールなどの飲み物を飲めば4度くらいすぐ下がる。

 

一日にコーヒーを4杯以上飲むような人は、体温は1度くらい下がってしまう。

 

 

 

2.内臓温度の低下が引き起こす5つの弊害

 

(1)太りやすくなる

 

・内臓温度が1度下がると基礎代謝は、11%低下する。

 

・痩せづらく、痩せてもリバウンドしやすくなる。

 

 

(2)内臓の働きが悪くなる

 

・胃腸や肝臓、腎臓の働きが悪くなる。

 

・下痢や便秘しやすい。

 

 

(3)免疫力が下がる

 

・体温が1度下がると免疫力は30%下がる。

 

・インフルエンザなど感染症にかかりやすくなる。

 

 

(4)うつ傾向になる

 

・元気がなく、憂鬱状態になりやすい。

 

・不定愁訴がでてくる。

 

・目の下にクマができている。

 

 

(5)自律神経が乱れやすい

 

・痛みを強く感じやすくなる。

 

 

 

3.自律神経の働きでわかる痩身結果

 

◎心拍変動解析システムを使って自律神経の働きを調べることで痩せやすいか否かがわかる。

 

IBS04.jpg

 

 

(1)交感神経、副交感神経共に働きが良い場合

 

⇒痩せやすい

 

(2)副交感神経の働きが優位だが、交感神経の働きが悪い場合

 

⇒痩せづらい

 

このタイプの女性は、外見上色白でポッチャリ型の人が多い。

 

体の一部を爪で軽く引っ掻くとすぐ赤くなったり、みみずばれになったりする。

 

また花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、じんましんなどのアレルギーになりやすい人が多い。

 

 

(3)交感神経、副交感神経共に働きが低下している場合。

 

⇒何をやっても痩せないタイプ

 

無気力であり、環境の変化に対して対応力がない。

 

 

4.冷えが有るか無いかの簡単な検査方法

 

◎Oリングテストで調べる

 

被験者の利き手の親指と人差し指でOリングをつくり、

 

もう片方の手をみぞおちと下腹の2ヶ所にそれぞれ当て、Oリング検査をするとすぐわかる。

 

 

5.間違った身体の温め方法

 

全身サウナや足湯、足浴は、湯冷めをするため、却って冷え性を助長してしまう。

 

※その対処法としては、温めた後ひざ下を水で固く搾ったタオルで拭く。

 

毛細血管の拡張を冷たいタオルで拭くことで収縮させ、湯冷めを防止する。

 

 

6.効率的な身体の温め方

 

のど、お腹、足先の3点を温めれば効率的に身体を温められる。

 

 

7.身体が冷えている時の施術弊害

 

冷えを持っていると自律神経の働きが乱れ、痛覚神経の閾値が上がるため

 

EMSやエンダモロジーでのパワー設定が上げられず美容結果につなげられない。

 

 

8.乱れた自律神経の働きを整える方法

 

お腹を温めることで簡単に自律神経のバランスを安定させることができる。

 

・安定することでトリートメントのパワーを上げることができ、美容結果につなげやすい。

 

 

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 全国冷え症研究所 全国200ヶ所の分室

 

過去15年間で60,000人の検査データを元にお話しくださいました。

 

 

 

 

冷え症についてはコチラから

 

 

中込の職場です

 

 

 

 

冷え性へのこだわり

冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。

エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。

エルクレストが冷え性にこだわる理由

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エルクレストでは、カウンセリングにおいて経絡ストレス度チェックと内臓温測定を行っております。

これらのチェックで、冷えのレベルと原因を突き止め、効果的なお手入れメニューを組み立てることができます。

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