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冷えの傾向と対策 -⑤- 自律神経と冷え

冷えの傾向と対策 -⑤- 自律神経と冷え

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

 

 

今回は平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されました

 

イトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の

 

講演をお伝えしていきます


今回は「自律神経と冷え」についてのお話です。

自律神経とは自分で調節できない神経のことを言います。


例えば腕を上げる・走るなどは運動神経の働きになります。


自律神経は勝手に動いてくれています。


夜寝ていても内臓は動いていますし、起きている時も体温は


一定に保たれています。


また、何らかの病原菌に感染してもやっつけてくれます。


こういった働きはすべて自律神経が上手に働いてくれて


いるからです。



自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。


交感神経は昼の神経、副交感神経は夜の神経とよく例えて


言われています。


この自律神経の状態を客観的に捉えるというのは今まで


難しかったのです。


検査結果として自律神経の状態が良い・悪いというのは


なかなか出せなかったのです。


それを可能にしたのが、アメリカ空軍の軍事用ソフトを


用いている機械です。


耳にセンサーをつけて心臓の拍動を測り、


コンピューター解析をするのです。


ここで山口先生は実験をしてみたそうです。


アロマテラピーのオイルマッサージを受けると身体が


リラックスするということで、この検査機器で自律神経の


状態が悪いと出た方に90分ほど施術を受けてもらい、


再度計測をしたところ、数値は微動だにしなかったそうです。


山口先生自身もマッサージを90分ほど施してみたそうです。


施術前後で計測したところ、やはり数値に変化は現れなかった


そうです。


施術を受けた本人は楽になった、とそのときは言って


いましたが翌日やってきて再び身体がつらいといわれた


そうです。


中身はぜんぜん変わらなかった、ということになります。


身体の中も変えないと根本は何も変わらないのです。


そのような状態の方に治療を施したところ、


マッサージを受けなくても身体が楽になったということでした。



冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura


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