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冷えの傾向と対策 -②- ヒートショックプロテイン

冷えの傾向と対策 -②- ヒートショックプロテイン

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

 

 

今回は平成17年5月16日中野サンプラザにて開催されました

 

イトーレーター販売代理店会議で行われた山口勝利先生の

 

講演をお伝えしていきます

 

 

「ヒートショックプロテイン」というのをご存知ですか?

 

温熱療法を行うと増える熱蝕性のたんぱく質のことを言います。

 

体内にこのたんぱく質が増えると、例えば内臓疾患の

治りを早くしたり新陳代謝を活発にしたり老化を防いだりします。

 

また、運動選手がこのたんぱく質を協議前に増やしておくと

疲労しにくかったり怪我をしにくくなる、

 

というのは科学的に実証されているのです。これだけでも温める、

というのは重要なことと理解していただけるのではと思います。

 

様々な医学、例えば病気の解明をしたり、新薬の開発をしたり

するとき研究者は必ず細胞の培養をします。細胞を培養して

その病気は何なのか、もしくはこの薬はどういう

効果があるのか、という実験をします。その時に温度が重要に

なってきます。37.2℃以上で培養する、というルールが

あるのです。ある研究者が36℃で研究実験しても認められないので

す。では何故37.2℃なのでしょうか。これは、

人間の体内温度が37.2℃以上だから病気の研究や薬の開発を

した時にこの温度を保たなければいけないというルールなのです

でも、実際問題として、患者さんの体温を深度温度計を用いて

年間6千人位の体温を計測してみると、とてもではあり

ませんが体内温度が37.2℃もある人なんてそうそういません。

体の中が冷えている人が大半なのです

 

ところが冷えていることを自覚しているかというとそうでもない。

 

ひえを自覚しないで体内が冷えている人が非常に多いのです。

ちなみに「冷え」と「冷え症」は大きく違います。

冷えている部分がある、冷たい箇所がある、と自覚があるのが「冷え症」、前述のように冷えている自覚がなくて体の中が冷えている人の状態を「冷え」というのです。

雑誌の取材で、冷えの自覚のある人と自覚のない人各3人ずつの体温を調べたことがあります。

この時、体内温度は皆同じくらいだった、ということが現実問題そして起きています。

37℃くらいの体内温度が平均値としても、35℃台しかない若い人が多いのです。

 

冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura

 

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