身体を温めるとなぜ良いか -③ー 「冷え」とむくみ
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も2011年10月4日にヤクルトホールにて行われました、
最新の山口勝利先生の講演をお伝えしていきます。
「冷え」とむくみも密接な関係があります。
よく足先がむくむという方がいます。
これは100%といっていいほどお腹の中が冷えている証拠です。
また、きつめの靴下などで跡が残ったりする方、
その他に補正下着などを着けている人は家に帰った後
上手にケアして頂きたいのです。ずっと一日中
締め付けている状態というのは身体にとって良くない
ので、ゆるい腹巻か何かをしてお腹を守ってあげる
のが大切です。お腹の部分を温めてあげると不思議
とむくみが取れてくるものなのです。
顔やお肌、これも「冷え」と密接な関係があります。
例えばお肌のくすみやめの下のクマ。
目の下にクマが出来るのはお腹が冷えています。
これは男女問いません。また、同年代よりも年上に
見える、見られる人はお腹の温度が下がっています。
これはお腹の温度が下がる=冷えることで新陳代謝が
悪くなり肌の張りが無くなったり、くすんできたり、
化粧のノリが悪くなったりします。
また、今まで問題なく使えていた化粧品があるとき
から急に肌に合わなくなったり問題が出るように
なったという場合があります。
これも実はお腹かが冷えてきてしまっている証拠なのです。
お腹が冷えることでアレルギー症状が出やすくなるのです。
サプリメントが合わなくなったりするのは実は冷えが
原因のことがあるのです。
髪の毛がパサついたり肌荒れがひどかったり、指先が
ささくれている、しもやけができる、これらお腹が
冷えていると慢性的に出る症状です。
ですから、お腹を温めよう、という訳なのです。
そして、冷えていると精神的にもイライラしてしまいます。
最近落ち込んでいる、元気が無い、鬱っぽい。
こういうときは必ず原因があります。
例えば食事が偏っている、酒量が増えた、夏の間に
身体を冷やすことばかりしていた・・・
そうなると人は不思議とイライラするものなのです。
子供達は夏休みが終わると外に出たがらなくなります。
いわゆる引きこもりの状態です。
夏休みは家でクーラーを効かせてゲームをしていた、
プールもあまり行かなかった等、そんな子が多いそうです。
そして、元気が無くてイライラしていたりするそうです。
大人も同じです。暑くてずっと家にいたという人は
お腹が冷えてしまっているので太りやすくなって
いたり、引きこもったりしてしまうのです。
よく取材などで「冷えとは何でしょうか?」と聞かれます。
答えは「冷え」とは「ものすごく強いストレス」です。
これは、「大嫌いな人が隣に寄り添って座っている」
位強いストレスがかかる感じです。
この感じについて「冷え症」の人は解ると思います。
「ああ、冷えてきている、寒い」=ストレスが
かかっている、と理解できますが、「冷え」の人は
自覚が無いので知らぬ間に強いストレスがかかって
しまい、具合が悪くなったりするのです。
このような「冷え」について山口先生は研究されています。
分室は現在200ヶ所くらいに増えました。
海外にも韓国、米国にあります。施設数で見ると
500ヶ所を超えるそうです。その中には内科・
産婦人科・整形外科・介護施設・歯科・鍼灸院・
接骨院といったようなところが含まれます。
そこで日々研究をして冷えの撲滅運動を行っています。
そして、冷えに関していろいろなことが解ってきたのです。
冷えについてはこちら
Written by Keiko Kimura
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