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冷え症対策セミナー ⑫ -自律神経と白血球の関係-

冷え症対策セミナー ⑫ -自律神経と白血球の関係-

代々木公園店美顔店元店長の木村です。

平成16年11月21日水道橋にて行われました、山口勝利先生の

 

講演内容をお伝えしています。

 

今回は「自律神経と白血球の関係」についてお話します。

 

 

白血球とは細菌・ウィルスなどを退治する血液成分のひとつです。


これが自律神経と深く関係しているのです。


 

白血球には種類があります。

 


顆粒球 - 全体の60%で交感神経の支配になります。


リンパ球 - 全体の35%で副交感神経の支配になります。


マクロファージ - 全体の5%

 


顆粒球は強い殺菌力を持っていますが活性酸素を多量に含む爆薬の


ようなものです。


リンパ球は免疫を担当します。


マクロファージは免疫細胞のひとつで、病原体の情報を他の


免疫細胞に伝達する役割を担っています。


 

新潟大学の安保先生がよく言われていますが上記のような


内容になります。


 

痛みが長く続いた・冷えた・精神的な緊張が長く続いた等で交感神経の


緊張が高まり、それが続くと顆粒球が増加します。増加しすぎると


死滅して活性酸素になるのです。


 

活性酸素は病の根源です。ガンは全て活性酸素が原因といわれて


いるほどです。


ちなみに心臓、脾臓のように血液が集まって温度の高い臓器にガンは


無いのです。


ガンは冷えの病気であると内科の先生が盛んに言うようになりました。


活性酸素がたくさんできるとそこの部分の細胞を傷つけるので痛みに


なります。


そして炎症が起きます。


例えば、胃の粘膜に活性酸素がいっぱい出ると炎症が起きて胃潰瘍に


なります。活性酸素は強力な酸化物質なのです。

 

交感神経の緊張が長く続くと、副交感神経の働きが悪くなります。


交感神経と副交感神経は同時に働くことは無いのです。


必ずどちらかにスイッチするのです。


副交感神経の働きが悪くなることで内臓の働きが悪くなります。


そして免疫の力も落ちます。リンパ球の働きが鈍るのです。


 

これを改善するには交感神経の緊張を下げて副交感神経の働きを


よくさせれば良いのです。簡単なことですが、医学的には無理だと


いわれてきています。


薬で調整することはできますが、どちらかひとつにしか作用させ


られないのです。


つまり交感神経の緊張を下げるか、もしくは働きを上げるか。


副交感神経の緊張を下げるか、もしくは働きを上げるか。


この4種類があったとしたら1種類ずつしか処方できないのです。


複合して出すと身体がおかしくなってしまうからなのです。


 

ですので大概は心療内科に行くと交感神経の緊張を下げる薬を


処方されます。


しかしながら、副交感神経の働きを良くさせることは同時には


できないのです。




冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura

 

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