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冷え症対策セミナー ⑨ -冷えと医学-

冷え症対策セミナー ⑨ -冷えと医学-

代々木公園店美顔店元店長の木村です。


平成16年11月21日水道橋にて行われました、山口勝利先生の


講演内容をお伝えしています。



今回はこぼれ話のひとつとして「冷えと医学」についてお話します。


某TV局のディレクターの方が山口先生の所へやって来てこう言ったそうです。

 

「新潟大学やいろいろな大学病院にいったが深部温度のことや冷えに


ついて分からないしデータがないのです。なぜでしょう?」


反対に山口先生は「なぜ、分からなくてデータが無いのだと思う?」


と聞いてみたそうです。もちろん、それに答えられる訳も無く・・・。

 


まず、学者である先生方は臨床データを取りません。


そして医学がちょっと誤った方向に進んでいた部分があったのです。


例えば研究者が細胞を培養して新薬の開発をします。


また、様々な病気のメカニズムを解明するのに実験段階で必ず


細胞を培養します。



その培養には温度が必要です。この温度には決まりがあって、


37.2℃で行うことになっているのです。


ある実験を36℃で培養してこの実験はこういう結果が出た、


と発表してもそれは認められないのです。

 

ではなぜ37.2℃で培養するのかと言うと、人間の体内深部温度だと


言われ続けてきたからです。


私たちも脇の下の温度36.3℃~36.5℃が平均値と学んできています。


でも、今は現実問題として、子供の学校の校医の話では、学校で体温を


測ると34℃~35℃台がたくさんいるし、むしろ36℃台の子供は少ない


そうです。


そういう子供達が休み時間に外に出て身体を動かすと一気に体温が


4℃位上がって38℃位まで行きます。すると1日のうちで4℃も5℃も


差があるから感情の制御ができずキレてしまう、というように非常に


低体温化していることは確かなのです。

 


そういう中で医学は37.2℃をずーっと守り続けてきたのです。


すると、薬が効きすぎてしまう、と言う人も出てくる。そういう人の


体温を測ると低いのです。



このように、誤った部分があるということにここ2年位で気づいたのです。


新潟大学や東京大学などの国立大で体温についての研究をしていますが


臨床データがまだ無い状態なのです。


そのため、データをたくさん持っている山口先生の所にマスコミの


方々が集まってくるのです。


体温を下げる薬はたくさんあります。でも、体温を上げる薬は無いのです。


それだけ医学が遅れているのです。


体温を上げなくてはならない人はたくさんいます。


体温を下げることには一生懸命だけれど、体温を上げることができなかったのです。



それを山口先生は様々な実験をし、色々なことを試した結果、


体温を上げると言うことを可能にしたのです。





冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura

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