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ストレスと冷え

ストレスと冷え

現代人の免疫力は下がっている!と長年免疫について研究をされている

日本橋清州クリニックの佐藤先生はおっしゃいます

そしてこの免疫に変化をもたらした大きな原因の一つにストレスを挙げています


佐藤院長.jpg

今はストレス社会と言われるように、様々なストレスが蔓延しています

過剰になるとそれに立ち向かうために戦闘モードである交感神経の緊張が高まります

生きていく上で多少のストレスがかかることは仕方ありませんが

問題は、交感神経の緊張する状況が長く続く、また日常化してしまうほどのストレスである場合です

そうなると交感神経の直接の作用で血管が収縮することに加えて

副腎などから分泌されるアドレナリンを介しても血管が収縮するため

血流は相当に悪くなり冷えを感じるようになるのです




冷えes.jpg


心臓から出た血液は大動脈→動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈→大静脈となり

手先、足先になると毛細血管が多く分布していますが

交感神経が緊張していると毛細血管の入口にある前毛細血管括約筋という筋肉が収縮し

毛細血管への血行をストップさせて、別の通路から直接細静脈に血液を流してしまうのです

これでは体に入った異物と戦うリンパ球が血管から出ることができず免疫力は大きく低下します

また内臓にも毛細血管は多く分布しているため、同じことが言えます



capillary.jpg


このようにストレスは手先、足先、内臓をいった部分への血流を減少さ、結果として

温度を下げ冷え症の原因となるのです

まずは、自分の冷えの状態をチェックして正しい方法で交感神経の緊張をとっていくことが重要です



冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

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