冷え症対策セミナー ①
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回から平成16年11月21日に水道橋で行われました、
山口勝利先生の「冷え症対策セミナー」講演内容を紹介してい
きます。
この講演は一般の方向けというよりは整体・鍼灸の先生方に
向けた内容ですので少し難しい部分もあります。
なるべく判りやすいようにお伝えしていきますので参考に
して頂ければと思います。
山口先生のところでは「冷え」を調べるのに様々な機械・
器具を用いて身体の異変をデータ化しています。
自律神経の働きを調べる機械があるそうですが、これは
アメリカの空軍の軍事用ソフトを用いているもので、
元々は空軍のパイロットが突然死を起こすことを解明する
ために開発されたものだそうです。
これが医療用に転用されているとの事。それを使って
山口先生は数値化しにくい自律神経の働きを調べているのです。
私はこの話だけで本当に徹底して世界中から厳選された機器を
用いて冷えの治療をされているのだな、と感じました。
冷えを調べるために、その他には内臓温や体表面温度を数ヶ所
を測ったり酸素摂取量・血管年齢・体水分量・脳波計での
ストレスチェック等も行うそうです。
ですから、山口先生の所では検査だけで1時間半以上はかかる
のだそうです。
このように、様々なデータを取るうちに、自律神経の交感神経、
もしくは副交感神経が極端に上がっているか下がっているか
している状態の時に特に「痛み」に対して過敏になることが
判ってきたそうです。
そこから見えてきたのが、自律神経と冷えは密接な関係が
あるということでした。
言い換えれば痛みと冷えが密接に関連することが分かったのです。
次回は「痛み」と「冷え」の関係をお伝えしていきます。
Written by Keiko Kimura
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