冷え症・冷房病は万病の元　⑥―冷えのサイン― | エンビロン公認エステサロン エルクレスト

 エルクレスト代々木公園店美顔本館の元店長　木村です。

今回も、山口勝利先生の平成15年10月29日に中野サンプラザでの「冷え症・

冷房病は万病の元」というテーマの公演内容を中心にお伝えします。


前回は「冷えによる身体の変化」についてお伝えしました。

今回のテーマは「冷えのサイン」をお伝えしていきます。

前回、そうそうたる病名が並びましたが、

私は大丈夫かしら？　そう思われた方もいらっしゃると思います。

身体が冷えていることに気づかないでいても、身体は｢冷え｣のサインを

出してくれているのです。鏡を持って早速チェックしてみましょう。

①     顔色がどす黒い・青っぽい・白っぽい・黄色い

②     唇の端が紫色をしている

③     歯茎が紫色をしている

④     目の下にクマがある。　クマが出来やすい

⑤     手の爪の色が青白い・白っぽい。

⑥     赤ら顔である。

⑦     手のひらが赤い。

⑧     青あざが出来やすい

⑨     老けて見える

・     ・・いくつ当てはまりましたか？

①～⑨すべてが身体の出す「冷え」のサインなのです。

④の場合、手が冷たくなっている方がほとんどだそうです。

また、⑥、⑦は特に内臓温度が下がっている方に多く見られるサインとのこと。

⑧の場合、何故青あざが出来やすいのと｢冷え｣が関係するのか、

と不思議に思われるかもしれません。

このようなサインが出るのには理由があります。

青アザができやすい方の体表面の血流量は通常の3倍あり、それだけ熱を

放出し続けます。反対にその分体内温度がすごく下がっているサインなのです。

山口先生はこのタイプを「次世代型冷え症」と名付けています。

血流量が多いために、何らかの力がちょっと加わっただけで体表面の

毛細血管が切れてアザになってしまうのです。

従来型の冷え症は血液がまわらなくて冷えますが、この次世代型は自分の

身体の熱が奪われることで冷えを感じるタイプなのです。

ちょうど、カゼなどを引いて熱が出た時に寒く感じたりしますよね。

それと同じ状態が常に続いているのです。

⑩     の場合、血流が悪くなっているサインなのです。栄養と酸素を運ぶ

血液が十分皮膚細胞に行き渡らないので代謝が落ちてしまうのが原因です。

色・ツヤ・ハリがなくなり老けて見えるのです。

身体が出している「冷え」のサイン、是非意識してチェックしてみてください。