冷え性とガン
ガンにならない生き方を提案していらっしゃる日本橋清洲クリニックの佐藤仁是院長は
ガンを予防するために免疫力を維持する4つのポイントとして
1.低体温
2.低タンパク
3.ストレス
4.体の酸性化
を挙げています
体温は1度下がると免疫力は30~40%低下し、逆に1度上がると500%上がると言われており
ガン細胞などを貪食するリンパ球や白血球の活性を左右します
また、ガン細胞は低温を好み、高温を嫌います
例えば、子宮がんのガン細胞を39.6度以上の環境にしたところ
10日ほどで細胞は全滅しましたが、正常の細胞には影響がありませんでした
逆に35.0度の環境下では、最も繁殖することが分かっています
ですからガンを予防するためには基礎的な体温を高めると共に
暑い日や寒い日における体温調節を適切に行う必要があります
基礎的な体温を高めるには、体全体の約4割の発熱を行なっている筋肉量を増やすことが重要です
特に内臓が集まっている体幹の筋肉を増やすことで効果的に
体温を上げることができます
夏場の体温調節で注意しなければいけないのは、冷たいものを食べる機会が増えることです
暑いからといってビールやアイスなど冷たいものを食べることで一時的に内臓温は
約4度も低下します
これがたまにであれば元に戻りますが、一日に何度もあると
だんだんと戻りづらくなり、基礎体温の低下につながります
しょうがや根菜類など体を温める食材も摂るようにしてバランスを取ることが大切です
また、服装も非常に重要で外気温が33度あったとしても
体温が36度であれば、体温は奪われているため
腹部は冷えにくい状態にしておくことが望ましいです
暑いときには首を冷やすことで急激な内臓温の低下を防ぎながら
体温調節を行うことができます
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written by keiichi nakagome