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HOME > エルクレストアカデミー > レベルアップ研修 > 渡邊肇子先生のレベルアップ研修
渡邉先生の一般講座は3ヶ月に1回お願いしております。
今回は、少し早いのですが秋に向けての体調の変化に則したメディカルハーブの活かし方と今年いろいろと話題をふりまいたウイルスのついての研修でした。
→渡邊肇子先生プロフィール
- ■テーマ
- 秋のメディカルハーブと
ウイルスについて - ■講師
- 渡邉肇子先生
- ■開催日
- 2009.7.10(金)11:00~13:00
- ■会場
- 本店研修ルーム
メディカルハーブについて
- 1.初秋から秋にかけての体調の変化
- 2.リズム障害
- 3.メディカルハーブを使っての対処法
- 4.季節的な痛みに使うハーブ
- 5.食欲の秋に相応しいダイエットハーブ
メディカルハーブの試飲
- 1.レモンバーベナ
- 2.フェンネル
東洋医学的には秋をどう捉えるか
- 1.秋の暦
- 2.秋の食養
- 3.不眠に効くツボ
- 4.髪の毛のトラブル
ウイルスについて
- 1.ウイルスとは
- 2.ウイルスの構造
- 3.インフルエンザウイルス
1.初秋から秋にかけての体調の変化
秋になると増えてくる症状にSADがあります。
どのような症状かといいますと体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなど、うつ病に似た症状が出ます。これを季節性情動障害、季節性感情障害といい、冬型のSAD(Seasonal Affective Disorder)と呼びます。。
10~11月ごろに憂うつな気分が始まり、2~3月ごろに治まるというサイクルをくり返します。倦怠感、気力の低下、過眠、過食(体重増加)などの症状が見られるのが特徴。。
患者の大部分は、冬以外の季節では健康な状態であることが多い。
2.リズム障害
日本では秋の季節を向かえると日照時間が減少するため、睡眠覚醒のリズムやホルモンの分泌リズムに影響を及ぼし、脳の活性が低下してうつ状態を招く場合があります。
日照時間が減ることで松果体でつくられるメラトニン分泌のタイミングが遅れていることが多く、これがうつ状態を引き起こすのではないかと推測されています。
メラトニンは体内時計の調節を担う物質として知られ、夜間に多く分泌され、脳内の温度を下げて睡眠を促し体を休ませます。またメラトニンの前躯体であるセロトニンが不足しても同様のことが起こる。セロトニンが不足してもうつ病になりやすかったり、キレやすくなる。
3.メディカルハーブを使っての対処法
- ベルガモット
- ベルガモットのエッセンシアオイルは柑橘系で、心を鎮静させるとともに高揚させる働きがあり、抑うつ症、不安症、神経の緊張にすばらしい効き目があります。
冷却し、リフレッシュさせる作用があるので、交感神経系の活動を鎮め、怒りやいらだちを和らげる働きがあります。 - マンダリン
- ベルガモットと同じく柑橘系ですが、他の柑橘系の精油に比べ作用が穏やかです。
ベルガモットと同様に果皮の圧搾方による抽出で気分の高揚や無気力感の改善に効果があります。 - ローマンカモミール
- ローマン種は、ジャーマン種より香りだけでなく味も強いので苦味があります。
主としてエッセンシアオイルや浴剤としての用途として使われますが、ハーブティとしてカゼの症状の緩和や不眠、イライラなどのストレス緩和も期待できます。
飲用する場合は、ジャーマンカモミールがおすすめで、ミルクとともに温めてミルクティとして飲むと油溶性成分の吸収もよくなる。 - セントジョーンズワート
- アメリカでは『気分を向上、安定させるためのサプリメント』として、ドイツでは『うつ病の治療薬』として利用されている。夏至の日に収穫すると最も治癒力が強いと言われ、また暗く落ち込んだ心に明るさを取り戻すことから「サンシャインサプリメント」と呼ばれています。
近年になって科学的研究が進み、抑うつに対する効果が確認され、季節性感情障害や更年期の抑うつなどに活用されています。
飲み方としてミルクといっしょに温めてから飲むと乳脂肪とハーブの油分がなじんで脂溶性成分の吸収もよくなる。
4.季節的な痛みに使うハーブ
・寒さからくる痛み→温める方法→ローズマリー(若返りのハーブ)
・湿気からくる痛み→利尿させる→ジュニファー、ユーカリ、リンデン
5.食欲の秋に相応しいダイエットハーブ
- マルベリー(桑)…余分な糖の吸収を抑える
- マルベリーの成分であるデオキシノジリマイシンは二糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害して食後の血糖値の上昇を抑制します。このため糖尿病や肥満などの生活習慣病予防に役立ちます。
ダイエット効果を期待する場合は、食前に飲用すること。 - ダンディライオン
- 根を軽くローストしていれたハーブティは「ノンカフェインのヘルシーコーヒー」として自然志向の人々に愛飲されています。
便秘に適応しダイエット効果が期待できます。
- レモンバーベナ(ベルベーヌ)
- やや緑がかった黄色のレモンバーベナは、葉を手で揉むとレモンに似た香りが強くします。
鎮静効果があるので神経の緊張やうつ症状、不眠症をやわらげる働きがあります。身体を温めてくれるので風邪のひきはじめにもおすすめです。 - フェンネル(種)
- 甘くスパイシーな香りでプロバンスの地酒のパスティスの風味付けに使われています。
デトックスハーブの代表。体を温めて食欲を増進し新陳代謝を活性化して体の中から余分なものを排出。また、胃腸に働きかけて消化を助けてくれる効果もあり食べ過ぎてしまったときなど食後のお茶にぴったりです。
1.秋の暦
東洋医学的には秋をどう捉えるか〔陰暦二十四節気〕
・立秋(りっしゅう)8月7日ごろ。初めて秋の気配が現われてくるころ。
↓
・処暑(しょしょ)8月23日ごろ。暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
↓
・白露(はくろ)9月8日ごろ。大気が冷えてきて、露ができはじめるころ。
↓
・秋分(しゅうぶん)9月23日ごろ。昼夜の長さがほぼ同じになる。
↓
・寒露(かんろ)10月8日ごろ。露が冷気によって凍りそうになるころ。
↓
・霜降(そうこう)10月23日ごろ。霜が降り始めるころ。
昔の中国では、秋の3ヶ月間は『容平(ようへい)』といいました。
万物は成熟して結実し、容(かたち)が平定し、物みな色彩鮮明になる時期という意味。
また、『秋凍(しゅうとう)』という言葉があり、秋に向かってだんだん気温が下がって肌寒くなりますが、いきなり厚着をするのではなく、こまめに衣服の調節をするようにという訓えです。
秋は、陽の気が下がって陰の気が上がってくる季節です。
陰陽五行説では、秋は金であり、肺にあたる季節でもあります。
東洋医学的には、肺と皮膚は連動部位ですので、秋の悪い邪気が皮膚を通して肺に入ってくるという考えがある。
- 秋の対処法
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- 1.早寝、早起きを心がける
- 2.乾燥をふせぐ〔燥邪(そうじゃ)、風邪(ふうじゃ)から守る〕
- 3.心はつとめて平静を保つこと
- 4.体を冷やさないようにすること
- 5.基礎体力を養う(白きくらげ、梨、白ごま、百合根、ハチミツが秋の食材として良い)
2.秋の食養
- 立秋の8月7日ごろは、暑い盛りのころですので、体を冷やし利尿作用のある食材として
- すいか、きゅうり、緑豆、トマト、ゴーヤ、豆腐
- 水分の取りすぎなどで胃液が薄まり消化不良になりやすいため、消化をたすけて元気になる食材として
- 牛肉、鶏肉、豚肉などのお肉類、きのこ、長芋、大豆、納豆、玉ねぎなど
- 暑くて寝苦しい時
- 百合根(肺や皮膚の弱い人、アレルギーの人にも)シソ、かき、小麦、玄米
- 反対に避けたいもの
- ニンニク、唐辛子、カフェイン
- 医食同源、薬食同源
- 薬に頼らず養生というものは、普段食べているものからでできる。質の高い食事で自然治癒力を高めることができるという訓え
3.不眠に効くツボ
- 安眠(あんみん)
- 耳の後ろにある骨の出っ張り(乳様突起)の下のくぼみから1~1.5cmほど顔側のところで、耳の後ろから鎖骨にかけての筋肉(胸鎖乳突筋:きょうさにゅうとつきん)の停止部にあります
- 失眠(しつみん)
- 足の裏のかかとの中央線と、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の交点にあります
4.髪の毛のトラブル
- 髪の毛がパサつく人は・・・
- 東洋医学でいうところの気・血・水の考え方では、血虚(けっきょ)といい、血が不足していることが原因と考えられ、レバー、しじみ、人参、黒ごま、プルーン、レーズンがおすすめ
- 髪の毛が腰がなくペタッとしてしまうのは・・・
- 痰湿(たんしつ)と言い新陳代謝が悪く、脂や水分を体に溜め込んでしまうタイプなのでわかめ、昆布、ひじき、竹の子、大根、ごぼう、なすが良い
1.ウイルスとは
ウイルスとは、単独では自己複製能力をもたず、生物細胞内のみで増殖できる微生物。
核酸と構成タンパク質から成り、ほとんどは微小すぎて電子顕微鏡でなければ観察できない。
生命の最小単位である細胞をもたないので、生物学上は非生物とされている。
- 病原性をもつ微生物
- (1)細菌(バクテリア)(2)真菌(カビ)(3)ウイルス
生物学上の生物とは動物、植物、細菌(バクテリア)、菌核類(真菌、きのこ、イースト菌)、原生生物(アメーバ、ゾウリムシ)5種類である。
2.ウイルスの構造
ウイルスの基本構造は、粒子の中心にあるウイルス核酸と、それを取り囲むカプシドと呼ばれるタンパク質の殻から構成された粒子である。
その大きさは、一般的な生物の細胞の100~1000分の1程度の大きさである。
ウイルスによっては、エンベロープと呼ばれるスパイク状の突起を持ち、宿主になる細胞に感染可能な構造を備えたものもある。
3.インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスは、A、B、C型の3つに分類されます。
このうち、A型インフルエンザウイルスの表面には、HA(ヘマグルチニン)とNA(ノイラミニダーゼ)という2種類の突起状のタンパク質(スパイクタンパク)が並んでいます。
A型インフルエンザウイルスは鳥をはじめ、人、馬、豚などに広く感染するウイルスです。
一般的にインフルエンザウイルスは、湿気と熱に弱いため、毎年冬に風邪症状をもたらす流行性感冒で、季節性のインフルエンザといわれるもの、鳥が感染して大量死をもたらす場合もある鳥インフルエンザ、そして、鳥インフルエンザウイルスが人から人へ効率よく感染するように変異し、大規模な感染をもたらす新型インフルエンザ、これらはすべて原因となるウイルスの型が異なりますが、A型のインフルエンザウイルスに含まれます。
B型、C型は人にだけしか感染せず、流行の規模も小さい。
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- これ見てね↓↓↓↓
ヘルスビジネスサポーター:フェイス:渡辺肇子さん:薬剤師:オフィス・パナケイア代表
これから梅雨明けを迎え夏本番の東京ですが、今回の渡辺先生の研修では『秋のメディカルハーブと漢方』を学びました。
実は、東洋医学的には8月7日は立秋(りっしゅう)といって秋の始まりにあたるのです。
これから迎える季節の移り変わりに伴う、体調の変化や陰陽のバランスなどを私たちスタッフも今の体調のアドバイスに盛り込んでお伝えできますので、渡辺先生からのより早い情報はとても役立つ内容です。
そして今回はリラックスのハーブティーを紹介していただき、みんなで美味しく試飲しました。香りを楽しむだけでなく、メディカルハーブの持つ特徴や効能の勉強を、NR協会の理事をされている渡辺先生に直接ご指導いただけるのでスタッフ全員とても楽しく学んでいます。
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今日は初秋のハーブアロマオイル漢方の勉強をさせて頂きました。
秋は「季節性の感情障害」が起こりやすく、感覚の中で本能に近い嗅覚を使って対処出来る事を 知りました。
また夏の暑さや消化に良い食材も教えて頂きました。
渡邉先生の研修はすぐにお客様にお伝え出来る事が多く美容結果にも相乗効果としてすぐに出る事なので我々エルクレストスタッフの強い味方です。
西洋・東洋医学の両側から色々な角度で教えて頂きいつも大きな視野で勉強が出来ます。
次回も楽しみです。