エンビロン・ドクターズサプリ レベルアップ研修 2018.3.5














HOME > NAKAGOME BLOG(ナカゴメブログ) >
2014.8.7.(木) 10:30~12:00
エンビロン総輸入発売元
株式会社 プロティアジャパン
学術担当 鈴木貴志インストラクターによるレベルアップ研修
@エルクレスト セミナールーム
コスメティックロールキットは肌にマイクロチャネルという微細な穴をつくることができ、肌に必要不可欠なビタミンや抗酸化物質などの有効成分を理論値で通常の100倍浸透させることができます。
・コスメティックフォーカスキット
ロールキットでは、細かい部分のケアが難しく、禁忌になっている部位もありますが、フォーカスキットは目の下のまつ毛のギリギリまで、目の上のくぼんだ所、鼻横の難しい部分にも簡単に行えます。
フォーカスキットを強く押し付けないよう、軽くポンポンと叩くように当てます。
コスメティックロールキットとイオントフォレーシス、ソノフォレーシスの相乗効果も非常に期待できます。
・製品の特徴Q&A
Q.他社類似製品との違いはありますか?
A.
コスメティックロールキットは日本での販売こそ2014年からですが、実際には2000年に開発され、それ以来、全世界で使用され続けてきた実績があり、有効性、安全性に関する評価に信頼があります。またプロティアジャパンがアフターフォロー、保証期間の設定など責任をもって販売するためのサポート体制が充実しています。
また使用している針の素材(質)はアレルギーを起こしにくい医療用ステンレスを採用しているなど非常に高品質です。またプラスチックについても耐熱性、耐衝撃性に優れたポリスチレンを採用しており、さらには専用の洗浄液(クリーニングソリューション)があり、衛生面についても徹底されています。
Q.ロールキットとフェイシャルトリートメントを併用した時の効果の目安は?
A.その目安となるデータはありません。ただし、相乗的に浸透効果は高まることは言えます。
Q.針(金属の凹凸)は真皮まで行く心配はありませんか?
A.必要以上に押し付けるなどの不適切な使用方法でない限り、角質層までしか影響を与えない構造になっており、そういったメカニズムが厚労省に評価されて現在、販売できているという事実があります。
Q.これまでロールキットを使用してのトラブルはありますか?
A.2000年から日本以外で世界的に発売されておりますが、大きなトラブルの報告はありません。ただし、ビタミンAに既に慣れている方でもレチノイド反応が出る可能性がありますので、事前に伝えておくことは重要です。
また、洗浄が不十分などでトラブルが起こるケースがあり得ますので、クリーニングソリューションでの適切な洗浄は徹底してください。
Q. 初めてエンビロンを使う人は、いつから組み入れるのがいいですか?
A.初めての方であれば、モイスチャー1を2週間使用した後を目安にしてください。
Q.コスメティックロールキットがあれば、トーニングは使わなくてもよいですか?
A.
コスメティックロールキットは浸透促進をする点では、トーニングと共通した機能を持ちますが、C-クエンストーナーやモイスチャートーナーやダーマラックローションなどに配合されている有効成分を補う(補完)という機能はありませんので、トーニングは併用することをお勧めします。
Q.紫外線防止剤がNGなら、モイスチャーボディクリームも使用できませんか?
A.
問題ありません(ラドローションも問題ないことが確認されています)
紫外線防止剤が気になるのであれば、モイスチャーボディオイルをお勧めします。
・フォーカスハイドレーティングセラム
ロールキット専用のホームケアで、9月25日発売予定です。
主成分のヒアルロン酸により乾燥肌やシワを補修するコスメティックロールキット用ホームケア製品です。ヒアルロン酸の肌の内側に届けることで線維芽細胞に働きかけ、肌本来のハリをつくることができます。
・新ソノイオンについて
〈紫外線の脅威について〉
・夏の肌のダメージの脅威:炎症後色素沈着
細胞が傷つき、炎症が起きることでできるシミで、海水浴スポーツなどで急激に日焼けすると出てきます。なかなか治りにくい厄介な式を異常症です。
1.
ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ
2.
皮膚細胞が傷つき炎症を起こす(表皮から真皮まで)
3.
傷ついたところに多量のメラニンが送られる(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)
→メラニンの塊がシミとなる
・炎症後色素沈着に対する有効成分
1.
ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を補修(ケラチノサイトを正常化)
2.ティーツリー葉油、ビタミンB3(ナイアシンアミド):抗炎症
3.ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン、ウンデシレノイルフェニルアラニン:美白
*日焼けによるケース:サンケア→紫外線防止剤
炎症時の活性酸素発生:活性酸素除去→抗酸化物質、冷蔵庫に冷やしたデリケートシリーズを塗ることでクーリング効果も期待できます。
・なぜ夏の洗顔が重要視されるのでしょう
多量の汗、過剰な皮脂が夏の肌トラブルの主な原因
皮脂
皮脂腺と呼ばれるところから、真皮の毛細血管から供給された糖分や脂肪分によってつくられる保湿性の高い油性成分。
汗
汗腺と呼ばれるところより分泌される水性成分で、主に体温調節を行っている
・夏にニキビができやすい理由
夏は紫外線が角質を肥厚させ、ウォータープルーフのメイクが毛穴を詰まりやすくし、皮脂の増加がアクネ菌を増殖させ肌環境を悪化させます。
このような時には、角質ケアであるトーナーが有効です。
また、ホルモンバランスも影響を与えます。プロゲステロンの分泌が活発な黄体期は、新陳代謝が活発になる、むくむ、皮脂分泌が多くなりニキビができやすい、便秘がちになるといった特徴があります。
ストレスは、自律神経と呼ばれる大切な機能を低下させ、結果、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させます。
・夏にあせもができやすい理由
汗や汚れで汗の出るところを塞いでしまうのが原因
あせもになった個所は、カビやウィルスなどが繁殖するのに絶好の環境であり、疾患に繋がりやすくなります。
・夏に金属アレルギーを起こしやすい理由
身に着けている金属(イヤリング、ネックレスなど)が汗によりイオン化され、皮膚に吸収されやすくなり、アレルギーの原因になります。
アレルギーの起こしやすさ 大 |
ニッケル、コバルト、クロム |
↑ |
亜鉛、マンガン、銅 |
↑ |
銀、プラチナ、金 |
小 |
チタン |
・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由
冷房病:汗腺(真皮層など)で起こる変化‐能動発汗の異常
1.
神経伝達の異常
皮膚→視床下部(寒さと暑さの信号を受け取る)→副交感神経(体内の熱を放散するように働く)→血管拡張(血液から熱を逃がそうとする)→汗(体温を放出し、さらに体表面から水分を放出)
自律神経の低下により、この生理反応ができなくなります。
2.
幼少期の環境
2歳半前に、エアコンによる快適な生活をさせていると、汗腺の機能が鈍り、十分に能動汗腺数が増えなくなります。汗腺数が少ないと、脳が発汗信号を出しても、必要とする汗の量が出なくなります。
・エアコンが及ぼす肌トラブルのケア方法
1.
運動:毎日のように汗を出していると、汗腺と脳が鍛えられるため、パワープレートのような筋肉運動が有効です。
2.
お風呂(半身浴):湯船につかり、汗をかくことで能動汗腺を活発化させます。
3.
飲み物(お茶):水分補給と同時にカフェイン有り無しで緊張を緩和します。
毎日のように汗を出したり、お茶を飲むことで汗腺と脳(神経伝達系)が正常化されます。
〈夏の肌ダメージを解決するためのスキンケア〉
・モイスチャーシリーズ
光老化の中でも、特に日本人に多く見られるシミにフォーカスして開発された商品で、2種類のビタミンA(パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール)を採用しています。
ハニーブッシュやルイボスといったお茶の葉を使った強力な抗酸化力と肌を明るくする美白成分を配合。
高い保湿力、軽いテクスチャーが特徴で、無香料、無着色、防腐剤無配合です。
・ラインナップ
モイスチャージェル1(従来のモイスチャージェルファースト):25ml、3990円
モイスチャージェル2(従来のモイスチャージェル):60ml、7875円
モイスチャークリーム1(従来のデイクリームファースト):25ml、3990円
モイスチャークリーム2(従来のマイルドデイ、マイルドナイト):60ml、7875円
モイスチャークリーム3(従来のノーマルデイ、ノーマルナイト):60ml、8400円
モイスチャークリーム4(従来のウルトラデイ、ウルトラナイト):60ml、8925円
すべて従来品と比べて容量単価はリーズナブルになっています。
・モイスチャージェル、クリームのキー成分
モイスチャージェル1、2共にビタミンAとしてパルミチン酸レチノール、ビタミンCはVCIPを含み、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを配合しています。
モイスチャークリームは1、2、3、4共にビタミンはパルミチン酸レチノール、VCIP、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを含んでおり、その他の成分として肌を落ち着かせるニンファエアアルバ花エキス、うるおいを与えるシアバター、美白成分であるリノール酸、リノレン酸を配合しています。
これらの美白成分は、様々な抗酸化物質と合わさることで美白作用のきっかけをつくります。
モイスチャークリームのポイントは、2、3、4に新しいビタミンAであるプロピオン酸レチノールが含まれていることです。非常に安定性の高いビタミンA で浸透性がパルミチン酸レチノールに比べて浸透性が高いという特徴があり、パルミチン酸レチノールにはUV-B波をブロックする作用があります。
・使用方法と期限
毎日、朝、晩に使用し、洗顔、トーニング後、適量を顔全体になじませます。
ジェル、クリームを混ぜて使用することもできます。
日中は必ず日焼け止めであるラドローションをご使用ください。
・使用量について
エンビロンスキンケアは効果を求める製品ですので、目安量は設けていますが、顔の大きさや吸収のしやすさなどの肌質は千差万別のため、その方に合わせた使用量を見つけることが重要です。
既にシークエンスシリーズなどを使っている方でも、夜だけでもモイスチャーシリーズを加えることで、スキンケアのレベルが上がります。
・初めての方へ
紫外線のダメージからしっかりと肌を守り、ダメージを受けた肌のしみ、シワ、たるみを健やかに整えます。
気になるシミに働きかけ、ワントーン明るい肌、潤いを与えて、つややかな肌に導きます。
肌のコンディションに合わせてステップアップできます。
日中は必ず日焼け止めであるラドローションをご使用ください。
〈トーニング〉
1.
モイスチャートーナー:すべての方に、光老化にお悩みの方に
2.
C-クエンストーナー:光老化に対して速い結果を求める方に
3.
クリアスキンローション:ニキビ、脂性肌の方に
4.
ダーマラックローション:ボディケアとして、明るくしっとりなめらかな肌に、顔にも使用可能
〈川添先生のバナナを使った実験〉
京都の吉川病院の美容皮膚形成部長の川添 剛先生が、バナナを使った面白い実験をして、先日の学会で大きな反響を呼びました。
バナナの放置しておくと、紫外線が当たり皮を構成する成分である不飽和脂肪酸が破壊されて、
ポルフェノールという物質がつくられることで皮が黒くなると言われています。
この反応が人の皮膚の老化と非常に似たものであるという事実からある実験を行いました。
その方法は、バナナを4分割してそのうちの二つにデリケートジェルとデリケートクリームを混ぜたものを塗りました。さらに完全に紫外線をカットできるアルミホイルをエンビロン製品を塗ったものと何もしていないものそれぞれ一つずつに被せて合計4種類の条件をつくり、6日間状態を観察しました。
その結果、アルミを被せたものはもちろん黒くなる反応は抑えられましたが、エンビロン製品を塗ったものもそれと同レベルに皮が黒くならずにそのままの状態をキープすることができていたということです。
・ロールキットの動画はコチラから▼
。
・ロールキットの動画はコチラから▼
〈紫外線の脅威について〉
・炎症後色素沈着
細胞が傷つき炎症(赤み)が起きることでできるシミで、海水浴やスポーツなどで急激に日焼けをすると出てきます。
なかなか治りにくい厄介な色素異常症です。
1. ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ。
ニキビも炎症によって、深く傷ついた部分にメラニンが集約することで、跡が黒く残ります。
2. 皮膚細胞が傷つき炎症を起こします。(表皮から真皮まで)
3. 傷ついたところに多量のメラニンが送られ、(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)メラニンの塊がシミとなります。
通常、表皮のシミであれば、皮膚のターンオーバーによって、垢となって剥がれ落ちますが、真皮にはそのような代謝機能が無いため、異物を処理する貪食細胞であるマクロファージによって取り除かれます。
しかし、マクロファージはメラニンを処理することがメインの仕事ではないため、真皮のシミは治りにくくなります。
このような真皮へのダメージを防ぐために、早めのスキンケアが重要です。
また紫外線が皮膚に当たると、活性酸素が発生し、それが引き金となって、さらなる活性酸素を生み出し、肌の中でダメージが蓄積されます。
それによって、シワやたるみ、背中では老人性の乾皮症といった老化のような変化が起こってきてしまいます。
夏に受けたダメージは根深いため、放置しておくと、そのダメージは秋にまで持ち越され、大きなダメージになります。
・夏の肌のダメージ(炎症後色素沈着)を解決する成分
1. ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を修復(ケラチノサイトの正常化)
2. 抗炎症成分(ティーツリー葉油、ビタミンB3)
3. 美白成分:ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン、ウンデシレノイルフェニルアラニン
4. 日焼けによるケース→サンケア:紫外線防止剤
炎症時の活性酸素除去:抗酸化物質
メラニンの元々の作用は、肌の防御のため、美白成分でメラニンを取り除くことだけをしてしまうと、防御機能が弱くなり、新たなダメージの基となるため、紫外線防止剤との併用が重要になります。
・夏の肌ダメージを解決するために必要なスキンケア
1. Cブースト
特徴 |
ビタミンC集中ケアクリーム ・紫外線のダメージから肌を守る ・メラニン生成を抑え、シミをできにくくする ・コラーゲンの生成を促し、ハリのあるなめらかな肌に整える |
主成分 |
ビタミンC(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル) |
肌質 |
全ての肌質 |
スキンコンディション |
シミ、シワ、たるみ、くすみ |
使用期限 |
開封後8週間 |
・ラドローション
紫外線からしっかりと肌を守りつつ、紫外線によるシミ、シワ、たるみを即座にケアしていくには、ハリのアップ、美白のビタミンC がたっぷりと配合されたC-ブーストとの併用することによって、お互いの作用が守られるため、本来の特徴が生かされます。混ぜて使っても構いません。
・モイスチャーボディクリーム
ボディのケアと顔のケアは、根本から異なっており、ボディは普段服で守られており、紫外線を浴びにくくなっているため、元々紫外線に対する防御機構が弱いのが特徴です。
特徴 |
ボディ用保湿クリームで、紫外線から肌を守り、ダメージ肌を健やかに保つ |
主成分 |
ビタミンA (パルミチン酸レチノール) ビタミンC(アスコルビン酸) ビタミンE、ベータカロチン、ビタミンB5 紫外線防止剤(SPF4) |
肌質 |
全ての肌質 |
スキンコンディション |
全ての方に |
使用期限 |
開封後12週間 |
・モイスチャーボディオイル
夜に使用することで、しっかりと皮膚の回復を高めます。
特徴 |
ボディ用保湿オイルでダメージ肌を健やかに保つと共に、保湿力を高める |
主成分 |
ビタミンA (酢酸レチノール) ビタミンC(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル) ビタミンE |
肌質 |
全ての肌質 |
スキンコンディション |
全ての方に |
使用期限 |
開封後12週間 |
・モイスチャートーナー:アルファトーナーの良さを引き継いで、さらに有効成分をプラスした製品
キー成分 |
効果 |
乳酸(アルファトーナーはグリコール酸というAHAを含有だったが、モイスチャートーナーは乳酸が主成分) |
肌を明るくし、うるおいを与える |
ビタミンB3 |
肌を明るくし、うるおいを与える |
α‐アルブチン |
肌を明るくする |
ビタミンB5 |
肌にうるおいを与え、落ち着かせる 紫外線のダメージから肌を守る(抗酸化) |
ハマメリス水 |
紫外線のダメージから肌を守る(抗酸化) |
使用方法:毎日、朝、夜に使用します。洗顔後、適量を手またはコットンにとり、顔全体になじませます。ジェルとクリームに混ぜて使用することもできます。
使用期限:開封後12週間
・トーニング製品の位置づけ
1.シークエンストーナー:高機能トーニングローション(美白、保湿、ハリを高め、より早いエイジングケアの結果を求める方が対象)
2.モイスチャートーナー:トーニングローション(美白、保湿を高めたい全ての方が対象)
3.クリアスキンローション:拭き取り専用トーニングローション(抗菌、抗炎症、角質ケアがあり、ニキビケアの効果を高めたい方が対象)
4.ダーマラックローション:ボディ用トーニングローション(ボディの美白、保湿を高めたい方が対象)
・夏の洗顔が重要視される理由
多量の汗、過剰な皮脂が夏の肌トラブルの主な原因です。
皮脂は、皮脂腺と呼ばれるところから、真皮の毛細血管から供給された糖分や脂肪分によってつくられる保湿性の高い油性成分。
汗は汗腺と呼ばれるところから分泌される水性成分で、主に体温調節に役立っています。
皮脂は汗と混ざることによって皮脂膜を作り、皮膚を弱酸性に保つことで雑菌などの増殖を防いでいます。
・夏にニキビができやすい理由
皮膚の構造上、紫外線が角質を肥厚させ、毛穴を詰まらせます。
また皮脂の増加によって、アクネ菌の増殖しやすい肌環境になっています。
ホルモンバランスの観点からは、ストレスが自律神経の機能を低下させ、その結果、女性は生理周期に関わるホルモンに影響を与え、黄体ホルモンが皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させます。
・夏にあせもができやすい理由
汗や汚れで汗の出るところを塞いでしまうのが原因で、あせもになった個所は、カビやウィルスなどが繁殖するのに絶好の環境で疾病に繋がりやすくなってしまいます。
・夏に金属アレルギーを起こしやすい理由
身に着けている金属(イヤリング、ネックレスなど)が汗によりイオン化され、皮膚に吸収されやすくなり、アレルギーの原因になります。
アレルギーの起こしやすさ 大 |
ニッケル、コバルト、クロム |
↑ |
亜鉛、マンガン、銅 |
↑ |
銀、プラチナ、金 |
小 |
チタン |
・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由
冷房病:汗腺(真皮層など)で起こる変化‐能動発汗の異常
1. 神経伝達の異常
皮膚→視床下部(寒さと暑さの信号を受け取る)→副交感神経(体内の熱を放散するように働く)→血管拡張(血液から熱を逃がそうとする)→汗(体温を放出し、さらに体表面から水分を放出)
自律神経の低下により、この生理反応ができなくなります。
2. 幼少期の環境
2歳半前に、エアコンによる快適な生活をさせていると、汗腺の機能が鈍り、十分に能動汗腺数が増えなくなります。汗腺数が少ないと、脳が発汗信号を出しても、必要とする汗の量が出なくなります。
・エアコンが及ぼす肌トラブルのケア方法
1. 運動:毎日のように汗を出していると、汗腺と脳が鍛えられるため、パワープレートのような筋肉運動が有効です。
2. お風呂(半身浴):湯船につかり、汗をかくことで能動汗腺を活発化させます。
3. 飲み物(お茶):水分補給と同時にカフェイン有り無しで緊張を緩和します。
毎日のように汗を出したり、お茶を飲むことで汗腺と脳(神経伝達系)が正常化されます。
・エンビロンがおすすめする洗顔
ポイント1:マイルド洗顔
弱酸性の洗顔料で皮脂を落としすぎない
ポイント2:汚れにあった製品選び
1. オイルでメイクや角栓を溶かす
2. カオリンの微粒子で毛穴の汚れや皮脂を取り除く
3. AHA、BHAの作用で、洗顔では落としきれない汚れ(過酸化脂質=錆びた脂)を溜めこまないようにする、また角質ケアによって皮脂が出やすい環境をつくります
・クレンジングラインナップ
クレンジングクリーム:エンビロンで最もマイルドなクレンジング
クリアスキンウォッシュ:マイルドなニキビケア、脂性肌用洗浄料
クレンジングジェル:エンビロンで最もしっかりとした洗浄力を持つクレンジング
・ミネラルオイルの真実
1. 原料‐原油
2. 皮膚と外気の間のバリアとして働く
3. 保湿を与えないが水分が失われるのを防ぐ
4. 過剰な皮脂による栓を溶かすのに使用する
5. 皮膚のビタミンを奪ったり、皮膚を乾燥させたり、またその発がん性に関する科学的証拠は無い
・SPFとPAと紫外線防止剤について
SPFとPAは紫外線防止効果の程度を表すもので紫外線防止用化粧品を選ぶ際の目安となります。
SPFはSun Protect Factorの略語で主としてUVB波による日焼け(赤くなる)の防止効果を表し、数値が大きくなるほど日焼けの防止効果が高くなります。
しかし、SPFが50程度であれば紫外線の強い場所や紫外線に過敏な人であっても、UVBによる炎症を防止できるとの考えからSPF測定法により、測定した結果SPF50より優位に高い場合にはSPF50+と表示しています。
PAはProtection Grade of
UVAの略語で、UVAの防止効果を表しています。
PAはUVAによる短時間で皮膚が黒くなる反応(持続型即時黒化)を指標にしたUVAの防御効果を表しており、PA+(UVA防止効果がある)、PA++(UVA防止効果がかなりある)、PA+++(UVA防止効果が非常にある)、PA++++(UVA防止効果が極めて高い)のいずれかで表示されます。+の数が多いほど、UVA防止効果が高いことを示しています。
PAはUVAPF(UVA Protection Factor of Product)という分類から算出されています。
UVAPFは、日に浴びてから肌が黒くなる肌に浴びた紫外線の量を何も塗っていないときと、日焼止めを塗った時で比較した値で何も塗らない皮膚が浴びた紫外線量を仮に4とした時、日焼止めを塗った場合は40だったとした場合、40÷4=10でPA++となります。
UVAPF分類表示
2以上4未満(20~40分):PA+
4以上8未満:PA++
8から16未満:PA+++
16以上:PA++++
・SPFとPAと紫外線防止剤について
紫外線吸収剤:吸収材そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。
メトキシケイヒ酸オクチル(主にB波をブロック)、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(主にA 波をブロック)など
紫外線散乱剤:主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、肌への紫外線の影響を防ぎます。
酸化チタン(ほぼA波とB波を両方カバー)。
〈モイスチャーシリーズの特徴〉
・2種類のビタミンA (パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール)を採用し、それに加えて、強力な抗酸化力を持つベーシックな光老化対策の製品
・光老化の中でも、特に日本人に多く見られるシミにフォーカスして開発されており、肌を明るくする美白成分を配合
・高い保湿力と従来品に比べてベタつきを改善し、軽いテクスチャーを実現
・無香料、無着色、防腐剤無配合の製品である。
〈ラインナップ〉
モイスチャージェル1
(従来のモイスチャージェルファースト):25ml、3990円
モイスチャージェル2
(従来のモイスチャージェル):60ml、7875円
モイスチャークリーム1
(従来のデイクリームファースト):25ml、3990円
モイスチャークリーム2
(従来のマイルドデイ、マイルドナイト):60ml、7875円
モイスチャークリーム3
(従来のノーマルデイ、ノーマルナイト):60ml、8400円
モイスチャークリーム4
(従来のウルトラデイ、ウルトラナイト):60ml、8925円
すべて従来品と比べて容量単価はリーズナブルになっている。
〈モイスチャージェル、クリームのキー成分〉
モイスチャージェル1、2共にビタミンAとしてパルミチン酸レチノール、
ビタミンCはVCIPを含み、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、
ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを配合している。
モイスチャークリームは1、2、3、4共にビタミンはパルミチン酸レチノール、VCIP、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを含んでおり、その他の成分として肌を落ち着かせるニンファエアアルバ花エキス、うるおいを与えるシアバター、美白成分であるリノール酸、リノレン酸を配合している。
これらの美白成分は、様々な抗酸化物質と合わさることで美白作用のきっかけをつくる。
モイスチャークリームのポイントは、2、3、4に新しいビタミンAであるプロピオン酸レチノールが含まれていることである。非常に安定性の高いビタミンA で浸透性がパルミチン酸レチノールに比べて浸透性が高いという特徴がある。
パルミチン酸レチノールにはUV-B波をブロックする作用がある。
〈使用方法と期限〉
毎日、朝、晩に使用し、洗顔、トーニング後、適量を顔全体になじませます。
ジェル、クリームを混ぜて使用することもできます。
日中は必ず日焼け止めであるラドローションをご使用ください。
〈保湿について〉
モイスチャーシリーズ:すべての肌質の方に、光老化にお悩みの方に
C-クエンスシリーズ:光老化に対して速い結果を求める方に
デリケートシリーズ:デリケート肌、トラブル肌の方に
〈モイスチャートーナー〉
α―トーナーのハイグレードシリーズ
乳酸:肌を明るくし、うるおいを与える
ビタミンB3:肌を明るくし、うるおいを与える
α―アルブチン:肌を明るくする
ビタミンB5:肌に潤いを与え、落ち着かせる、紫外線のダメージから肌を守る
ハマメリス水:紫外線のダメージから肌を守る
〈使用方法と期限〉
毎日、朝、夜に使用します。
洗顔後、適量を手またはコットンにとり、顔全体になじませます。
ジェルやクリームと混ぜて使用することもできます。
〈紫外線について〉
WHO(世界保健機関)が発表した紫外線についての最新の情報
1.障害で浴びる紫外線量の大半を18歳までに浴びてしまう
2.子供たちは、大人よりも皮膚に受けるダメージが大きい
3.強い日焼けは免疫機能を低下させ、感染症になりやすくなる
4.紫外線のダメージは蓄積性、対策は早く始めることが必要
〈紫外線対策5か条〉
1. UV(紫外線)の強い時間の外出は避けよう
2.日陰を有効に利用しよう
3.UVカットでつばの広い帽子を着用する習慣をつけよう
4.UVカット対応のウエアを活用しよう
5.肌に合ったUVカットクリームの有効利用をしよう
〈紫外線から生まれるさらなる脅威:活性酸素〉
紫外線は活性酸素を大量につくり、紫外線によるダメージだけでなく、活性酸素によっても肌はダメージを受けます。
そのためただ紫外線だけを防ぐのではなく、紫外線により発生する活性酸素対策に行いましょう。
1.紫外線防止剤による皮膚表層での紫外線による悪影響を防ぐ
2.抗酸化ビタミンによる皮膚内部層での紫外線による悪影響(活性酸素)を防ぐ
3.皮膚表層、内部層でのダブルブロックによる確実な紫外線防止効果が期待できる
〈光老化理論に基づいた紫外線対策製品:ラドローション〉
1.必要最低限のSPF効果(紫外線防止剤)のため、皮膚絵の負担が少ない
2.SPFが高くなくても紫外線防止剤と抗酸化ビタミンによるダブルブロックで十分な効果が期待できる
3.白浮きしない、化粧下地にもなる日焼け止め
4.ビタミン配合のスキンケア効果のある日焼け止め
抗酸化ビタミン:ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、UV防止剤(SPF16)を配合
ラドローションで紫外線からしっかりと肌を守りつつ、紫外線によるシミ、シワ、たるみを側座位にケアしていくには、ハリUP、美白のビタミンCがたっぷりと配合されたC-ブーストとの併用が最も良い。混ぜて使用することもできる。
〈日焼けに対するサングラスの重要性〉
目が日焼けをすると、角膜が紫外線を吸収することによって脳からメラニン色素産生を高める指令が出ることによって肌も日焼けをしていきます。
したがって、いくら肌のUVケアをしていても、目が無防備ではその効果は半減してしまうのです。
エンビロンの詳細はコチラから
エンビロンの詳細はコチラから
2013.2.7.(木) 10:30~12:00
エンビロン総輸入発売元
株式会社 プロティアジャパン
学術担当 鈴木貴志インストラクターによるレベルアップ研修
@エルクレスト セミナールーム
■ボディケア編
体は衣服に守られているから紫外線のダメージが無い分、特別なケアが必要ないと考えてしまうことが多いが、紫外線から守られていても衣服との摩擦によるダメージがあることを忘れてはならない。
また、お風呂上がり等に体についた水分を十二分に拭き取れていないと、皮膚に残った水が蒸発するときに皮膚自体が持っている水分が一緒に蒸発して乾燥肌に移行しやすいので注意が必要である。
その他、季節の影響、食生活、ストレスといった様々な要因がボディスキントラブルの原因に成りうるということを認識する。
ボディは顔と違い、いつも見えるところにないため、変化に気づきにくい他、顔よりは丈夫なためにケアを怠り気味になり、トラブルが起こっているケースが多い。
そしてボディのケアができないと、顔の皮膚へのダメージにも影響する可能性もある。
国立スポーツ科学センターの上田先生によると、スポーツ選手が皮膚に何らかのダメージがあると記録がわずかながら低下するというデータもあるという。
【ボディケア】
・ダーマラックローション
L体乳酸(L体:体にあるものと同じ構造)でできており、美白(透明感のある肌にする)、保湿(うるおい、なめらかな肌にする)、角質ケア(キメのある肌にする)といった作用がある。
乳酸濃度は16%と他のエンビロン商品よりも含有量が高く、pHも4.5と高く設定されており、アルファトーナー、クリアスキンローションが3.5、業務用のラックパムジェルは3.0~3.5、医療機関でラクトジェルは2.0と比べると酸による肌へのダメージが少なくなっているという特徴がある。
【ボディシリーズ】
・ラポリス
一般肌、乾燥肌、敏感肌など広いスキンコンディションに使用可能で、以下のような特徴がある。
アミノ酸系洗浄料:体の中に存在する安全な成分
ティーツリー葉油:抗菌、抗炎症作用のある成分で構成されている
オウゴンエキス:3種類の海藻成分を混合したもので、ビタミンが
多く入っており、保湿力などを高める
洗浄力はホイップタイプの方がジェルタイプに比べ、なめらかになっており、敏感肌や赤ちゃんにより適している。
・モイスチャーボディクリーム
エンビロンフェイシャルのデイ、ナイトクリームのボディ用で体に適したものにするためにより伸びやすい基材が使われている。
ビタミンA :ノーマルレベルの含有量
ビタミンC
ビタミンE
紫外線防止剤(SPF4):デイクリームと同様
・モイスチャーボディオイル
ビタミンA、Eが主役になっている商品で、肌にビタミンをしっかりと補給し、健やかにしていく。
ビタミンA:ウルトラレベルの含有量
ビタミンC:VCIP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)
ビタミンE
オイルの成分はホホバオイルが中心で、植物性で安全性の高いという特徴がある
ビタミンA 含有量の観点からクリームからオイルへとステップアップしていくことが可能。
・ボディシルク
フレグランス(フローラルベース)を楽しめるボディ用保湿クリーム。
ビタミンE、B5:皮膚表面の保湿、コンディションを整えるのに有効な成分
乾燥肌の根本的な改善には、ボディクリームなどを併用していく必要がある。
・ミクロクレンジングタオル
マイクロファイバー:絹の5分の1の太さの線維で編み込まれており、泡が非常に細かいものになり、線維の届かないところまで泡で洗い落とすことができる。
そのため、強くこすりつけるように洗ってしまうと、逆に洗浄力が下がってしまうため、触れるか触れないかという強さで洗うことが有効。
クレイテックマスクはダーマラックローションと併用すると非常に有効。
【ミクロクレンジングタオルの特徴】
体を守るのは、細かな泡と優しい洗浄で、ナイロン繊維のみのタオルで洗ったあとでは、角質層がめくれ上がってしまい、一度このような状態になると、正常な状態に戻るまでに2週間を要する。
また衣服との摩擦でも同じように角質層が剥がされ、新しい皮膚が作られるまでの2週間の間に皮膚に様々な刺激が侵入しやすくなり、ますますかゆみを増してしまう。
これらを防ぐために、ミクロクレンジングタオルを用いることでミクロの線維が細かい泡が作られ、この泡が優しいクレンジングを実現する。
・ハンドケア
素手で水仕事をする際に、一日に何度もお湯や洗剤を使うことで、コーティングの下の水分を保つセラミドなどが流れ出て、皮膚のバリア機能を維持できなくなる。
これを防ぐためには、ゴム手袋を着用し、洗剤、お湯から守ることが有効。
また、肌の表面に強い洗浄力の界面活性剤が残り、刺激になることもあるため、皮膚に優しいラポリスシリーズなどのクレンジングでしっかりと洗い流す必要がある。
そして手を濡れたままにしておくと、水滴が蒸発する際に角質層の水分も一緒に奪ってしまい、通常の乾燥時以上の乾燥が起こってしまうため、しっかりと手を拭き、モイスチャーボディクリーム、ボディシルクといった保湿クリームをまめに塗ることが有効である。
・フットケア
冬になると、かかとが乾燥してカサカサになり、かゆみが生じるという方が非常に多い。
その理由は乾燥などによって荒れて隙間だらけになった角質層には、様々な刺激物質が次々に侵入してくるためである。
そしてかゆみのために一か所を掻きつづけると、掻くことによってさらにバリアが壊れ、さらに刺激物質が侵入しやすくなり、かゆみが増すという悪循環に陥りやすい。
足は皮脂腺が顔の3分の1しかなく、皮脂の分泌量も少ないため、皮脂膜が形成されにくく乾燥したり、硬くなりやすい。
また膝、かかとなど普段から曲げたり伸ばしたり圧迫したりする部分は、特に古い角質層が厚く溜まってしまう。
女性の場合、スカートをはいているので膝なのがダメージを受けやすいという傾向がある。
これらの原因は保湿力の不足と角質の堆積であり、対処法としてはしっかりとうるおいを与え、角質を適度に取り除いて適正なバリア機能を復帰させる必要がある。
保湿、角質ケア:ダーマラックローション
肌そのものを根本的に元に戻す(ビタミンAが必要):モイスチャーボディクリーム、モイスチャーボディオイル
足の角質層が非常に厚いため、いかにしてビタミンA を深層に届けるかが重要なため、モイスチャーボディオイルのウルトラレベルの含有量が特に有効である。
その製品をどれだけまんべんなく塗布できるかが重要であるため、自分で塗ろうとすると塗り斑などができやすいため、そのような部位については予めカウンセラーが指示し、ご家族に塗ってもらうといった配慮が必要である。
ラックパムジェルを使った乳酸トリートメントを施術し、その効果を実感してもらった後に自宅でもその乳酸トリートメントができるという繋がりでホームケアを活用してもらうとよい。
Q&A
Q1:かかとの乾燥がひどく、ダーマラックローションなどを塗ると沁みるため、まだ水に濡れている状態で塗ると沁みない気がするのだが、その方法でも良いのか。
A:水道水には塩素を始めとした殺菌成分が入っており、ダーマラックローションの浸透力を高めるという作用が逆効果となって、水道水の刺激物質が入りやすくなってしまう可能性がある。
おそらく沁みないのは、水によってダーマラックローションが薄まったからだと考えられるため、ボディシルクなどに一滴たらして混ぜて使うといった工夫をするとよい。
Q2:今までオールインワンの化粧品を使っていたためにエンビロンスキンケアシステムの段階を踏んで塗布していくという作業が面倒で、混ぜたりするならなぜ始めから一つにまとまっていないのかが知りたい。
A:一本に入れられる成分の量には限界があり、多くの成分が入った商品はその分、一つの成分の含有量は減ってしまう。
効果を出すためには一定の含有量とバランスが必要であり、エンビロン製品はそれに基づいて製品をつくっているために分けられている。それぞれの商品を混ぜることで含有量が変わるわけではないため、混ぜて使う分には全く問題ない。
【花粉の時期に見られる敏感肌対策】
大気汚染などの影響により、空気中に飛散する有害物質も花粉と同等の皮膚ダメージを及ぼす。
春先では寒い時期から暖かくなるという急激な気候の変化は、体に対して緊張状態(ストレス)が生じる。
このような緊張状態の肌に花粉などの異物が触れることによって肌トラブルが起こることが医学的に証明されている。
因子:強い風、気候の変化、花粉が肌にダメージを与える(赤み、カサカサ、かゆみ)
・対処法
① 外出から戻ったら、すぐにメイクを落とし、洗顔し異物を洗い流す
② 皮膚へのダメージを抑えるには、クリーム類を皮膚表面に塗り、保護膜をつくることによって乾燥などから保護する
③ 特に重要なものとして皮膚へのビタミン補給がある
・花粉症と肌荒れ、クマ
医学的に鼻炎やアレルギー、花粉症の肩の症状の一つにクマができるということが言われている。
日々のホームケアとして簡単なツボ押しをうまく組み合わせると効果的である。
① 百会:頭のてっぺんから少し後ろ
② 上星:髪の生え際から指一本分上
③ 清明:花の根本と目頭の内側の中央
④ 鼻通:小鼻の横
・花粉症に有効なハーブ
デリケートジェル:ティーツリー
コロストジェル:真正ラベンダー
*コロストジェルはたんぱく質を多く含んでいる商品であるため、重度のアレルギーやアトピー、保護膜が高度に障害されている場合は反応が出てしまうことがあるため、注意が必要である。
エンビロンの詳細はコチラから
エンビロンの詳細はコチラから
2012.12.6
エンビロン本社 鈴木インストラクター スキンケア勉強会
・会報誌の活用
①自身の肌への危機意識の認識
②肌状態の見極めと提案
・冬のスキンケア
室内と屋外との温度差が大きく、湿度の低い冬は、乾燥や肌荒れなど肌にダメージが大きい季節である
また女性ホルモンの低下により、コラーゲンやエラスチンができにくくなり、肌の厚みの減少、たるみの原因になる
冬は紫外線対策がおろそかになりやすく、季節による乾燥だけでなく、紫外線によって皮膚構造が壊れているために、乾燥している可能性もある
乾燥肌に対しては、水分を肌に入れればいいという考えになりやすく、化粧水やジェルの使用が過剰になりすぎることによって、ビタミンAやCのクリームの供給がうまくいかなくなり、結果的に肌機能が低下してしまっている人が多い
女性ホルモン:皮膚最表面の水分を保持し、真皮層のコラーゲンやエラスチンの合成を促進する
エンビロンにはこれらのホルモンの働きを高める成分が2つあり
大豆油、アメリカショウマ根エキスが女性ホルモン様の働きをする
成長ホルモン:皮膚がヒアルロン酸やコラーゲンを作り出す助けをすることによって皮膚のハリ、保湿に関与する
成長ホルモン分泌を460%高めるパワープレートのような効率の良い運動とスキンケアを組み合わせていくことが非常に有効
初乳は、成長因子、免疫因子、たんぱく質といった成分が凝縮されていると共に、成長ホルモンの元となるマザーホルモンが含まれていることから、スキンケアとして取り入れることによって良い肌をつくることができる
・ターンオーバー
表皮基底層から生まれた表皮角化細胞が、角質層で垢となって剥がれ落ちるまでの4週間をターンオーバーと言い、基底層から角質層に届くまでに2週間、角質層に届いてから垢になって剥がれ落ちるまでに2週間
一方でさらに1つの基底細胞が分裂するまでには2~3週間の期間が必要なため、ドクターの中では、本質的はターンオーバーには約1か月半程度必要であるという意見もある
ターンオーバーは乾燥によってバリアが低下して、紫外線や外的ストレスを受けやすい冬では特に乱れやすい
表皮や真皮のつなぎ目がしっかりとしていないと、老廃物や栄養分のやり取りがうまくできなくなりシワやたるみの原因になる
・小ジワへの対策
表皮レベルで起こるシワ
①角質層の乱れ、皮膚の乾燥
冬の寒い季節環境による→角質ケアとしてAHAが必要
②表皮細胞の配列・構造の乱れ
紫外線や活性酸素からの補修、正常化→ビタミンAが必要
③表皮、真皮境界部の構造の変化
表皮と真皮の間にある網状の基底膜(主にコラーゲンとラミニンから成る)は、表皮と真皮間の血液、栄養の連絡通路としての役割を持つが、何らかの影響によりこの栄養のやり取りがうまくいかなくなると急激に肌の老化が進み、特に30代を過ぎると、機能が衰えやすい
コラーゲンの生成にはビタミンA、アメリカショウマ根エキスはラミニンの生成を促進する
・シワに対するアプローチ
①真皮構成成分
マトリキシル3000、ダーマキシルなどの最新のペプチドがハリをつくる
②保湿、代謝促進
ビタミンA、ビタミンC、乳酸、大豆油
③表情筋の収縮を抑制
アルジルリン
④成長因子、免疫因子による補修
初乳
⑤紫外線、活性酸素対策
紫外線A波防止剤、紫外線B波防止剤、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、リコピン、ルティンなど
⑥ホルモン作用のサポート
初乳、アメリカショウマ根エキス
・インテンシブシリーズ
皮膚の特化した悩みに効果的な成分を配合し、プラスアルファで用いることで集中ケアができる
Aブースト:ビタミンA集中ケアジェルで3種類のビタミンA(レチノール、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール)を高濃度に配合しており、特に進行した光老化(シミ、シワ、たるみ)、ニキビのさらなるケアとして有効
3種類のビタミンAを含有することで、細胞が取り込む際に鏡像異性体(シス、トランス)として様々な角度から吸収させることができ、より効率よく成分を届けることができる
トーニングの後、モイスチャージェルの前に使用する
ウルトラシリーズとAブーストを使用する場合は、すでに高濃度にビタミンAを補給できているため、モイスチャージェルを省いても構わない
Cブースト:ビタミンC集中ケアクリームで、VCIP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)を含んでいる
紫外線からのダメージから肌を守り、メラニン生成を抑えシミをできにくくするとともにコラーゲンの生成を促し、ハリのあるなめらかな肌に整える
コロストジェル:集中ケア用保湿ジェルで、初乳、アメリカショウマ根エキス、抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリーエキス、緑茶エキス)を含み、細胞の成長とコラーゲン生成を促し、ハリとうるおいを与えると共に抗菌効果がニキビ肌を健やかに導く
基底膜、成長ホルモン、更年期の肌(目の下の細かいシワ、首のシワ)に対して特に有効でソノイオンでの導入やラップ療法も非常に有効
モイスチャーオイルカプセル:カプセルタイプの保湿オイルで、ビタミンA(レチノール)、抗酸化物質(ビタミンE、ビタミンC、緑茶エキス、ローズマリーエキス、リポクロマリン6)、シトステロール(抗酸化力をアップさせる)、大豆油を含み、単なる保湿オイルではなく、女性ホルモン様作用によって、皮膚最表面の水分を保持し、真皮層のコラーゲンやエラスチンの合成を促進する効果もある
・冬の洗顔
熱いお風呂に長く浸かると以下の2つの理由から角質のバリア機能が低下する
①過度の血行促進がかゆみを誘発
②お湯に皮脂が溶け出す
体の中で皮脂の分泌量が最も多いのは額と胸で、反対に少ないのは足である
特にすねは、身体全体の皮脂分泌量のわずか5%以下、また腕も皮脂の分泌量が少ない部分、特に手のひらには皮脂腺が存在しない
特に繊細な顔には、どんなに寒くてもお湯の温度を31~32度で洗顔する必要がある
・界面活性剤の特徴
界面活性剤は、水分と油分などのように表面張力が違い、互いに混じり合わない物質の仲立ちをし、溶け込んだ状態にする物質で、製品を安定化させる成分として、洗浄効果などを高める成分として作用する
界面活性剤がいい成分というわけではないが、絶対に使用できない悪い成分ではなく、スキンケアとして効果をしっかり出すために適正に使用されているかが重要である
・ミネラルオイル
エンビロンのミネラルオイルは、厚生労働省でも認められている最高品質のものを使用している
①皮脂を融解し→硬くなって乾燥した角栓を溶かしだす
②保湿→肌を覆うことで水分の喪失を抑え保湿作用を得られる
③高精製ミネラルオイルを使用→皮膚に塗布可能な安全なオイルの一つ
・カオリン
①皮脂吸着作用→皮膚表面から過剰な皮脂を除去する
②マイルドなスクラブ作用→カオリンの微粒子の作用でマイルドなスクラブ作用が得られる
③南アフリカは世界でも細胞品質のカオリン産出国である
エンビロンの詳細はコチラから
エンビロンの詳細はコチラから
2012.8.23.(木) 10:30~12:00
エンビロン定期レベルアップ研修
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
〈南アフリカ研修日記〉
・南アフリカは世界で3本の指に入る観光地。
・エンビロンにおける日本の技術はトップクラスである
・本社の研修は5種類がある
① 基礎研修
② トレーニング研修 イオンザイム
③ トレーニング研修 ピーリング
④ 販売スキルアップ研修
⑤ リテーリング(フォローアップ研修)
・スマートコンセプト
ゴールの立て方が重要で最終的にどうなりたいか、そのための道筋を明確化する。
Specific 的確にその人に合った商品を選べるかどうか
Measurable 達成可能かどうかを見極める
・スペースドコンセプト
6つの要素が重要である。
① Safety 防腐剤などが入っていないかなどの安全性をうまく話せるか
② performance納得する
③ Appearance 見た目、外観
〈夏のスキンケア〉
・なぜ、夏の洗顔が重要視されているのか
気温や湿度が上昇する夏は、多量の汗や過剰な皮脂が夏の肌トラブルの主な原因であり、これらを適切に取り除くことが重要である。
夏は肌ダメージが強く皮脂の調整にはビタミンB が重要であり、エンビロンのベーシック製品はすべてビタミンBを含んでいるので、しっかりと使ってもらうと良い。
また夏は過剰洗顔になりやすいため正しいクレンジングが必要。
クリニックではスキンケア教室を行うことによって肌質改善を行っており、洗顔での調査では、クレンジングで強くこすりすぎている例が4分の3で、優しく正しくできている例は全体の9%しかおらず、洗顔でも正しくできている例は19%に過ぎなかった。
エンビロンが勧める洗顔
① マイルドな洗顔 :弱酸性の洗顔料で、皮脂を落としすぎない
② 汚れに合った製品選び :オイルでメイクや角栓を溶かす、カオリンの微粒子で毛穴の汚れや皮脂を取り除く、AHA、BHAの作用で洗顔では落としきれない汚れ(過酸化脂質)溜めないようにすると共に、角質ケアによって皮脂を出しやすい環境をつくる
クレンジングクリーム:エンビロンで最もマイルドなクレンジング
クリアスキンウォッシュ:マイルドなニキビケア、脂性肌用洗顔料
クレンジングジェル:エンビロンで最もしっかりとした洗浄力のあるクレンジング
・肌のバリア機能
皮脂:皮脂腺から真皮の毛細血管から供給された糖分や脂肪分によってつくられる保湿性の高い油性成分
汗:汗腺と呼ばれるところより分泌される水性成分で主に体温調節を行っている
皮脂は汗と混ざることによって皮脂膜を作り、皮膚を弱酸性に保つことで雑菌などの増殖を防いでいるため、洗顔によって完全に取り除くことは決して良いことではなく、また残しすぎも良いとは言えない。
バリア機能の低下にはビタミンAが有効である。
・夏にニキビができやすい理由
① 皮脂
紫外線によるダメージから体を守るため、角質が肥厚しターンオーバーの乱れが生じ、皮脂腺にも異常が生じ過剰に分泌されるようになる。皮脂はニキビ菌の栄養となるため、皮脂が多くあるところにニキビ菌が増殖する。このような場合はティーツリー葉油を含むデリケートシリーズやクリアスキンシリーズに菌の増殖を抑える作用があり、アルファトーナーに含まれるAHAにも抗菌効果がある。
また皮脂が紫外線によって酸化することによって過酸化脂質という塊になり、毛穴に詰まる。このような場合にはアクアオイル、クリアスキンオイルが皮脂を取り除き、クレイテックマスクが皮脂を吸着する。
② ホルモンバランスの影響
月経開始の時期が最も女性ホルモンの量が多く、皮脂も多くなり、シミやニキビもできやすくなる。
またストレスは、自律神経の機能を低下させるため、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させる。
・夏に毛穴が黒ずんだり、開きやすくなる理由
皮脂が貯留したものが酸化して黒く固まり、黒ずみとなり、それが増えると毛穴がひらくためクリアスキンオイル、アクアオイル、クレイテックマスクを使っていく。
皮脂が出ているからオイリースキン捉えてはいけない
ベースの肌はドライスキンであっても過剰洗顔から皮脂の分泌が高まり、オイリー肌と間違えがちになる。
毛穴対策商品
クリアスキンオイル:ティーツリーオイル配合の毛穴対策
アクアオイル:乾燥、敏感の方に対する毛穴のつまりの解消
① 皮膚と外気の間のバリアとして働く
② 保湿は与えないが、水分が失われるのを防ぐ
③ 過剰な皮脂による栓を溶かすのに使用する
*原料は原油だが高い精製によって、厚生労働省も認めている安全性の高いオイル
クレイテックマスク:カオリンが余分な皮脂、汚れを吸着する
・夏にあせもができやすい理由
汗や汚れで汗の出るところを塞いでしまうのが原因でカビやウィルスが増殖しやすく炎症が起こる。
このような場合には抗酸化ビタミンが豊富に含有されているデリケートシリーズが有効。
・夏に金属アレルギーを起こしやすい理由
身に着けている金属(ネックレス、イヤリング)が汗によってイオン化され、皮膚に吸収されることによって起こる。
アレルギーを起こしやすい金属としては、ニッケル、コバルト、クロムが最も多く、次に亜鉛、マンガン、銅、そして銀、プラチナ、金がある。
・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由(冷房病)
冷房病は汗腺(真皮層)で起こる変化で能動発汗に異常が起こる。
原因
① 長期間エアコンの環境にいると、体温調節機構がある視床下部の働きが低下し、副交感神経による血管の拡張や汗といった反応が起こりにくくなる
② 2歳半前にエアコンによる温度変化の少ない生活をしていると、能動汗腺が増えにくいため、脳が発汗信号を出しても、必要量の汗が出ない
これらによって皮脂膜ができにくくなり、肌トラブルの原因となる。
ケア方法
① 運動 毎日のように汗を出していると汗腺と脳が鍛えられる
② 風呂(半身浴) 湯船につかり、汗を買うことで能動汗腺を活性化できる
③ 飲み物(お茶) 水分補給と同時にカフェインの有無で緊張を緩和
エンビロンの詳細はコチラから
エンビロンの詳細はコチラから
2012.6.21.(木)10:30~12:00
定期レベルアップ研修
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
〈夏本番に向けての紫外線対策〉
・皮膚の老化
① 加齢に伴う自然老化 全体の老化の20%
② 光老化 全体の老化の80%
肌の老化の80%を占める光老化は科学的な対策で予防可能。
・光老化の原因
① 紫外線
② 活性酸素
環境破壊オゾンホールによって紫外線が強くなっており、北極と南極が最も大きいが北日本を中心に日本にもオゾンホールができており、注意が必要。
曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでおり、アスファルトは反射率が10%、水面は10~20%で長野県松本市と沖縄の紫外線量は同じで、長野は高地のため紫外線の影響を受けやすい。
真昼の太陽光に20~30分浴びているとビタミンAの90%破壊される。
肌に対しては紫外線対策のみでは活性酸素が増えて、酸素が紫外線の攻撃によって活性酸素になり、その活性酸素が周辺の酸素を攻撃してさらに活性酸素をつくり、攻撃する。
・確実に紫外線から肌を守る
紫外線を完全に肌に入れないという考え方ではなく、紫外線が入ってしまってからできる活性酸素に対してアプローチする必要がある。
SPF50の紫外線防止剤を塗布したとしても、人間である以上剥がれてしまうため、膚表層での悪影響を防ぎながら、抗酸化ビタミンでの内部のケアというダブルブロックをDrフェルナンデスは提唱している。
光老化研究会で行われた実験では、紫外線防止剤を単体で使用するよりも、たとえSPFが低かったとしても抗酸化ビタミンと併用することによってより効果的に光老化を防ぐことができる。
・ラドローションの特徴
① 必要最小限のSPFで肌への負担を少なくしている
② 少ないSPFでも、抗酸化ビタミンとのダブルブロックによって内側と外側十分な効果がある
③ 白浮きしないため化粧下地としても使用できる
④ ビタミン配合のスキンケア効果のある日焼け止めである
サンケアにはラドローションだが、できてしまった活性酸素や過酸化脂質に対してはさらなる抗酸化ケアとダメージ補修が必要で、―カロチン、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB5などの数種類の抗酸化物質とビタミンAによるダメージケアが有効である。
・ビタミンAの効果
① 細胞の正常化(テロメアの保護によって細胞の寿命を150%伸ばす)
② 細胞の活性化によって分裂、成長、コラーゲン、エラスチン生成、血管形成を高める成長因子を増加させる(TGF-βは傷の瘢痕の改善にも効果がある)
③ 健康なコラーゲンをコラゲナーゼによるコラーゲンの破壊を防ぐ
④ シワに対して線維芽細胞の正常化によってコラーゲン(ハリ)、グルコサミノグリカン(うるおい)、エラスチン(弾力)
⑤ メラノサイトの正常化によって過剰なメラニン生成が抑えられ、シミの再発を防ぐ
⑥ ターンオーバーを促進され、溜まったメラニンが排泄されシミが薄くなり、美白させる(他の美白成分とは異なる機序で美白を行うことができる)
⑦ メラニンに直接働きかけ、密集したシミを分散させ薄くする
・ビタミンAのニキビへの有効性
① ターンオーバーの促進によって毛穴を塞いでいた角質を排泄する
② 皮脂腺に直接働きかけ皮脂の分泌を正常化して、毛穴に皮脂が詰まりにくくする
③ ニキビのできにくい肌に変える
④ ランゲルハンス細胞の正常化
⑤ 敏感肌に対しては基底層細胞の正常化(有棘層、顆粒層をきちんと形成する)
・トーニング製品について
アルファートーナー、シークエンストーナー、ダーマラックローション、クリアスキンローション
① シークエンストーナー AHAによる刺激がなく、美容効果、美白などの付加価値が高く浸透力が非常に高い
② アルファーフトーナー 浸透促進効果があり、角質ケアができ、老化の原因である過酸化脂質を防ぐ
③ ダーマラックローション アルファートーナーの角質ケアに加えて美白効果がある
④
クリアスキンローション 敏感性のニキビではない方への角質ケア
エンビロンの詳細はコチラから
2012.2.2.(木)10:30~12:00
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
今日は、エンビロン本社
学術担当 鈴木貴志インストラクターにお運びいただいて
レベルアップ研修をしていただきました
【季節のスキンケア】
~冬、寒さに負けない肌つくりのために~
"冬のスキンケア基本編"
●冬に肌のお悩み
●カウンセリングの重要性 ~乾燥肌の原因~
●冬に見られる乾燥肌の原因 ~温度と湿度~
●乾燥肌のメカニズム ~健康な肌~
●乾燥肌のメカニズム ~感想・敏感肌~
●乾燥・かゆみによる肌ダメージの悪循環
●乾燥肌を補修するためには・・・
●乾燥肌へのスキンケア提案
●乾燥肌へのスキンケア提案 ~洗顔~
●乾燥肌へのスキンケア提案 ~紫外線対策~
《冬のスキンケア おすすめアイテム編》
●エンビロンで乾きに負けない素肌作りを! ~エンビロンの洗顔~
●エンビロンで乾きに負けない素肌作りを! ~エンビロンのビタミン補給~
●エンビロンで乾きに負けない素肌作りを! ~エンビロンの紫外線対策~
●エンビロンで乾きに負けない素肌作りを! ~サロントリートメントで集中的な補修~
●乾燥肌対策のスペシャルアイテム
~あらゆる角度からの保湿を実現するプラスワンアイテム~
●乾燥肌対策のスペシャルアイテム ~初乳ケア~
●乾燥肌対策のスペシャルアイテム ~リンクルケアによる表情ジワ・乾燥ジワの補修~
●乾燥肌対策のスペシャルアイテム ~冬のかさかさボディケア~
エンビロンの詳細はコチラから
2012.2.2.(木)10:30~12:00
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
今日は、エンビロン本社
学術担当 鈴木貴志インストラクターにお運びいただいて
レベルアップ研修をしていただきました
【研修内容】
1.皮膚理論のテスト・復習解説
2.エンビロン基本理論(アドベンす研修会内容の復習)
3.季節のスキンケア(冬のスキンケア)について
前半のエンビロン基本理論では、
◎今後、エステティックサロンがこの激戦時代に生き残り、成功していくためには
「しっかりとした美容結果を出すこと」
戸澤ドクターが力説しています
そしてそのためには、カウンセリングがとても重要である
(1) 肌を診る力(経験)
(2) スキンケア理論(知識)
(3) サロンケア・ホームケアの確立(技術)
(4) メンタルケア
この4点に絞ったオーダーメイドスキンケアが美容結果には必要である
◎肌の老化のメカニズム
光老化の原因は、紫外線と活性酸素によるもの
細胞の周りの脂質を過酸化脂質という錆びた脂に変性させてしまう
その除去の重要性からトーニングというエンビロンならではお手入れ工程に改めてスポットを当ててくださいました
肌に酸化脂を溜め込まないことが正常なターンオーバーを保つことにつながり、
さらにエンビロンの中核をなすビタミンの肌への浸透を促すことができる
◎化粧水の無駄つかい
・化粧水乱発の原因
水分量の多い化粧水が好まれているのは、その人の肌の状態が活性酸素による錆びた脂で浸透しにくい肌になっていることが原因である
エンビロンで化粧水が不要な理由とは、
きちんとトーニングをして錆びた脂をためないように取り除けるので、化粧水じゃなくてもジェル・クリームで十分水分と良い成分を補給することができる
◎トータルアクティブエイジングについて
皮膚だけだなく、体も心も健康に!
スキンケアと運動の重要性
皮膚だけケアしても老化は進行していく
なぜなら身体の老化はすべてにつながっている
(骨・筋肉・血管・神経・ホルモンなども健康にすべきである)
◎ビタンミンAの重要性とビタミンA反応について
『ビタミンAの反応が大変』という方が多いが・・・
ビタミンAほど安全な物質はない!
経皮的に補給することを恐れてはいけない
むしろ不足ている方がリスクが大きいことに気付いてほしい
とにかくビタミンは不足しやすい!
過敏性肌・過度の乾燥肌でなければCQ1からどんどん使用するべきである
ビタミンA反応は毒性反応でもアレルギー反応でもない
他の天然成分と言われるものより、よほど肌への負担は少ない
なぜなら皮膚にとって必要な成分であるから...
また、お肌のダメージの大きい人ほどA反応がでる。だからこそビタミンAを入れるべきである
したがってそれまでの反応は我慢すべきである。
◎紫外線ケアの正しい考え方
SPFが高ければ高い方が良いという考え方は間違っている
SPFが高いものは肌への負担が大きい
ファンデーションをしていればSPF16のラドローションで十分である
さらに抗酸化ビタミンが配合されているラドローションは、活性酸素を抑制し、外と中のダブルブロックが可能である。
エンビロンの詳細はコチラから
2011.7.15.(金)15:00~17:00
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
今日は、エンビロン本社 営業推進部
学術担当 鈴木貴志インストラクターにお運びいただいて
レベルアップ研修をしていただきました
今回は、特別にエンビロン本社・スキンケアセンターのモニタ-症例をご紹介くださいました
症例はシミでお悩みの男性です
特筆すべきは、この方、ホームケアのみでサロントリートメントを1回も行っていません
シークエンスシリーズと
ピグメントローション
A-ブーストの素晴らしい威力を目の当たりにいたしました
※A-ブーストは以前のトリプルAジェルのことです。ビタミンAの中でもパルミチン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノールという3種類のビタミンAを高配合したスペシャルケアアイテムです。
今後のシミケアにおいて大変参考になりました
●既往症は、花粉症のアレルギーがあります、また幼少期は、喘息、じんましんもあった方です。
モニターさんという事でダイナミックに最初からピグメントローションをシミの部分に部分使いしていきました
塗布後、しばらく放置してなじんでからビタミンを塗布することがポイントです
ピグメントローションの主成分である"ウンデシレノイルフェニルアラニン"は
脳下垂体から分泌されたMSH(メラノサイト刺激ホルモン)の働きをブロックすることで
チロシナーゼ酵素の働きを抑制します
そのことでメラノサイト細胞内のチロシン(アミノ酸)がメラニン色素に変換できなくなります
また配合のナイアシンアミド(ビタミンB3/ニコチン酸アミド)は、肌荒れやくすみを改善してくれる働きがありますが、赤みが出る場合があります
・ホームケア使用後、2ヶ月経過の後A-ブースト1番を加え
・5ヶ月経過後には、A-ブーストの2番にステップアップ
・7ヶ月後には、エステマーケットでは扱えない、Aブースト3番にステップアップ
※A-ブースト3は、ビタミンAが特に高配合のため、レチノイド反応がでやすく、Dr.フェルナンデスの判断でまだエステマーケットにはおりてきていませんが、症例のような結果につながるのであれば、オフィシャルパートナーサロンには、いずれ使用許可が出ればいいな~と思っています。
ホームケアオンリーとはとても思えない素晴らしい症例結果でした
これでサロントリートメントでのビタミン導入や
ラックパムジェル(天然乳酸)によるソノイオントリートメントを加えていったとしたら
どのような症例になっていたんだろうと参加したスタッフ全員が興味津々でした
今後、シミでお悩みのお客様に今日の症例で学んだことをすべて還元していきます
《ホームケア・カルテ》
■1月6日 エンビロン・ホームケア開始
・クレンジングジェル
↓
・ピグメントローション(シミに部分使い)
↓
・シークエンストーナー
↓
・シークエンス1
↓
・シークエンスクリーム
↓
・ラドローション
■1月28日
●シークエンス2にステップアップ
■2月25日
●シークエンス3にステップアップ
●A-ブースト1(シミに部分使い)
・クレンジングジェル
↓
・ピグメントローション(シミに部分使い)
↓
・A-ブースト1(シミに部分使い)
↓
・シークエンストーナー
↓
・シークエンス3
↓
・シークエンスクリーム
↓
・ラドローション
■5月10日
●シークエンス4にステップアップ
■6月2日
●A-ブースト2にステップアップ(シミに部分使い)
■8月3日
●A-ブースト3にステップアップ(シミに部分使い)
鈴木インストラクター、今日も最新の情報をリアルタイムにご指導くださりありがとうございました!
継続は力なり
コツコツ、コツコツ小さな努力を積み重ねましょう!
うさぎと亀の話は、何を教えようとしたのでしょう!?
才能はあっても最後は、努力し続けたものが勝者になることの教えです!
継続は力なり!
エンビロンの詳細はコチラから
2011.7.15.(金)15:00~17:00
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
今日は、エンビロン本社 営業推進部
学術担当 鈴木貴志インストラクターにお運びいただいて
レベルアップ研修をしていただきました
今日のテーマは、 「夏のスキンケア」
◎強くなる紫外線の影響と意外と知らない活性酸素の怖さ
◎夏に見られやすい肌トラブルとスキンケアでできること
エンビロン・オフィシャルパートナーサロンとして
全店、全スタッフと共に自分たちのレベルアップのために開催するレベルアップ研修
すべては、お客様のために・・・
お客様の笑顔が見たい前向きなスタッフが集合しました!!
1年で最も多くの紫外線量が降り注ぐ夏
皮膚に紫外線が当たることで皮膚内部に大量の活性酸素が発生します
肌の老化の原因の80%を占める最大の犯人は、この紫外線と活性酸素です
紫外線と活性酸素から肌を守るための光老化対策を考える時、
一般的な日焼け止めは、この紫外線を防ぐことだけを目的につくられています
しかし、これでは片手落ちなのです
紫外線のカットは遮光カーテンでもない限り、化粧品レベルではどんなに紫外線吸収剤、散乱剤をいれても100%カットはできません
そして、この紫外線の侵入を防止するための吸収剤、散乱剤という化学薬品そのものが紫外線に当たることで酸化、変性してしまうのです
このことがアトピックスキンや敏感肌の人にとってアレルギー反応を起こすこともしばしば・・・
コスメシューティックスの考え方をベースに誕生したエンビロンの日焼け止めクリーム・ラドローションは
SPF16 PA★★★
の紫外線防止力がありますが
この数字だけを見ると決して十分な防止力があるように思いません
ところがどっこい(笑)
SPF20以上は、30にしても50にしても100にしてもUVBカット力はほとんど変わりません!?
※かつて有ったSPF100商品、それは皮膚にセメントを塗るようなものです。恐ろしい負担が肌にかかります。
化粧品では限界のあるブロッカー剤を増やすことより
皮膚内部に発生する活性酸素に対して抗酸化ビタミンを補給することで
トータルな光老化対策をする
これが開発者、Dr.フェルナンデスの考え方です
日焼け止めクリームの中に肌に負担を与えない最低限のブロッカー剤と抗酸化ビタミンを配合することで
紫外線と活性酸素を予防する
このWブロック効果により、SPF30相当のUVB波ブロック力を実現しました
20年前からこの製品のフォーミュラが変わっていないのは、まさに驚くべき先見性だと思いませんか?
世界初の心臓移植手術のチームの一員であり、
現在、形成外科医世界ランキング6位の実績からもその偉大さがうかがい知れます!
まさに光老化対策先進国、南アフリカで誕生したスキンケアです。
エンビロンの詳細はコチラから
2010.11.18.(木)11:00~13:30
株式会社プロティアジャパン・学術研修部
鈴木貴志インストラクターによる定期レベルアップ研修
今回ほど感動した研修はありません
まさに歩くエンビラー
今、この日本でエンビロンのすべてを語る時、彼以上に詳細に語れる人が何人いるでしょうか?
戸澤社長、加藤木専務は、別格として
恐らく右に出る人は、一人もいないと思います
ということは、真のエンビロンを代理店クラスの我々がマスターしようと思った時
彼の存在は、偉大です。
プロティアジャパンには、少ない理数系出身です
前職の製薬関係の仕事も現在の仕事に大きく貢献しているはず...
そして何より、全国700医院のドクター相手にエンビロンスキンケアをレクチャーしている訳ですから
当然鍛えられます!
ドクターと五分で渡り合うのです
今後は、鈴木インストラクターの研修を強化しようと心に誓った私です
スタッフのスキルアップが、お客さまの美容結果に直結しています。
感動した映画もコンサートも2,3日もすると記憶半分が人の常です。
鈴木インストラクターへの感謝を形にすべく、後から復習できるようサイトに遺します。
今回の研修の関連ブログをご紹介
下北沢店の田村店長のブログです
2010.11.18.(木)11:00~13:30
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
今日は、エンビロン本社学術研修部 鈴木インストラクターによります
定期レベルアップ研修が行われました
今日のテーマは、季節のスキンケアとして
「寒さと乾燥に厳しい秋・冬を乗り越えるための基礎知識」です
肌へのダメージを考えると夏の紫外線や汗で傷めつけられた肌が
秋・冬には、目に見える形で具体的にシミ・シワとなって現れてきます。
◇秋・冬は気温と連動して湿度も下がります。
しかも室内は暖房しているためとても乾燥します
ですからほとんど静電気の起きない夏とは違い、着合わせが悪いと冬は静電気に悩まされます。
この様な理由から秋・冬は乾燥肌になりやすいのです!
肌が乾燥するとバリア機能が弱くなり、さまざまな刺激を受けやすく、かゆみを起こしたり、
乾燥した角質層の隙間からアレルゲンや刺激物が入り込みやすくなるため
湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎のきっかけになったりします。
このバリア機能の回復には、エンビロンのジェルとクリームの重ね塗りが非常に有効です。
また、皮脂膜形成されにくい秋・冬は角質が外気に直接さらされるため
不飽和脂質や過酸化脂質というように皮膚が酸化しやすいため
AHA配合のトーニングをしっかりすることが大切です。
などなど、今日の研修のためにオリジナルのレジュメをしっかり作成くださり
たいへん濃い内容をとてもわかり易く解説くださいました。
前半の秋・冬のスキンケアの結論は、
「乾燥肌は、皮膚の正常な代謝を妨げ、老化を早めてしまう。」
「AHA配合製品で角質ケアと
ビタミンA配合のジェルとクリームで保湿することがベストな対処法!」でした。
後半では、シークエンスの開発秘話と
そのシークエンスが、エンビロンの世界マーケットの中で
日本だけ唯一、シルバーのオリジナルパッケージ、オリジナルのフォーミュレーションであることを教えてくだいました!
以前、鈴木インストラクターが南アフリカのファクトリーを訪問した際、
日本向け製品だけが別生産ラインで製造されているのを見て感動したそうです
Dr.フェルナンデスが日本人の肌を理解して
敏感な日本人向けに成分調整してくれていたりするそうです!
◇最後の質疑応答でも難しい質問に即答してくれる鈴木インストラクター
心から尊敬します。
素晴らしい応援体制、環境の中で安心して仕事に取り組めます。
全ては、縁あるお客様のために...
今日いただいた知識をサロンの現場ですべてお客様に還元してまいります。
2010.7.14.(水)11:00~13:30
先月、プロティアジャパン本社主催による
エンビロン・フォローアップ研修で発表のあった新トリートメント
◆ラックパムジェルを使ったソノイオントリートメント◆
ラックパムジェルは、天然乳酸を10%の濃度で配合し、pHが3.0~3.5に調整された業務用すなわちサロン専用導入剤です
角質の結合を緩めたり、マイルドな老角質の除去、美白作用や角質層のセラミドを増やしたり保湿効果が期待できたりと角質ケアラインの中心的存在です
ニキビの原因である毛嚢孔の角化亢進に対してマイルドに働きかけ皮脂づまりを解消し、ニキビに対する再発抑制効果も報告されています
今回の新トリートメントは、南アフリカ在住のエンビロン研究開発者、Dr.フェルナンデスからの新提案です
従来は、このラックパムジェルをイオンザイムという導入機を用いてイオントフォレーシスで皮膚に導入させますが
今回の新導入法は、イオン導入法に加え、ソオフォレーシスすなわち超音波導入法を併用することで同時導入させます
ラックの単純塗布の約100倍の導入効果が期待できます
適応として
1.シミ
2.乾燥によるシワ
3.ざらついた肌にキメやなめらかさを求める方に
4.毛穴の開き、黒ずみ
特に上記のような部分的なトラブルに効果を発揮します
このトリートメントは、エンビロンの中でも最上位の難易度の高い技術であるため
今回は、特別にプロティアジャパン本社の大竹インストラクターに技術のデモンストレーションをお願いしトリートメントの技術向上に努めました
講義いただいた学術研修部の鈴木インストラクター
大竹インストラクター、営業の伊藤さん
内容の濃い、素晴らしいレベルアップ研修をしていただき本当にありがとうございました
2010.4.23.(金) 11:00〜13:30
『クリアスキンシリーズの徹底研修』
プロティアジャパン 学術研修部 鈴木インストラクターによるレベルアップ研修会
@エルクレスト代々木公園店 研修ルーム
《今日の研修で勉強になったこと》
◎お酒の飲みすぎによる肝機能低下がビタミンB群の吸収を阻害し、皮膚の代謝が下がることでニキビにつながりやすいこともある
◎ニキビケアには、ビタミンAが不可欠
ニキビケアのポイントである1.紫外線対策(パルミチン酸レチノール) 2.角質除去(代謝を上げる)
3.ダメージ肌の補修 4.皮脂分泌量の調整、これらはすべてビタミンAがかかわる
◎水溶性のAHAと脂溶性のBHAでは、BHAの方が皮脂になじみやすく(脂肪親和性)、皮脂の中を通って浸透するためより深い浸透性がある
◎BHAの方が,低濃度でもAHAより、より強いピール効果がある
◎ホームケアでは、必ず最初の段階からファーストレベルでかまわないのでビタミンAを入れていく
(Dr.フェルナンデス力説)
◎通常のビタミンのスキンケアラインでも60%のニキビに対して有効である、そこで改善が見られない場合に次のステップとしてコロストジェルを入れてみる
◎非炎症性ニキビ対しては、クリアスキンオイル、クリアスキンマスク、クリアスキンウォッシュ中心で
◎炎症性の赤ニキビ、膿胞ニキビにはクリアスキンローション、クリアスキンスポッツを追加する
◎クリアスキンマスクは、非炎症性の白ニキビ、黒ニキビには、軽くマッサージをしてなじませ、炎症ニキビにはマッサージなしでなじませる
◎クリアスキンウォッシュの洗浄力は、クレンジングクリームより強く、クレンジングジェルよりマイルドなのはpHの差というより、界面活性剤の成分の差である
◎クリアスキンウォッシュの成分であるダイズタンパク誘導体は、適度に皮脂を取ってくれる成分である
◎クリアスキンウォッシュの成分であるハーブミックスはティーツリー葉油の抗菌作用プラスアルファの抗菌作用を持たせるためである
◎強い洗浄成分による洗顔は、必要な皮脂まで取り去り、生体防御としてさらに皮脂腺を刺激して皮脂量を増やす結果になる
◎クリアスキンローションは、AHAの天然乳酸とサリチル酸のBHAの両方を配合したローションです
両方の相乗効果でしっかりとした角質ケアができる拭き取りローションです
◎クリアスキンローションは、pH3.5、天然乳酸7%とホームケア製品としてレベルの高い角質ケアができますが、若干刺激もあり部分使用がお勧め
◎クリアスキンローションの成分である変性アルコールは低濃度ながら余分な皮脂をしっかり取り去る効果があります
◎クリアスキンローションは、刺激が強い場合は、アルファトーナーやダーマラックローションに切り替えます
◎クリアスキンスポッツは、非炎症性ニキビには使う必要がなく、赤ニキビ、膿胞ニキビの炎症部位に使用する
◎クリアスキンスポッツの成分の作用
ナイアシンアミド:抗炎症、皮脂分泌抑制
アクナシドール:抗菌、皮脂分泌抑制
ティーツリー葉油:抗菌、抗炎症
◇◆ニキビケアに対するポイント◆◇
1.紫外線・活性酸素対策
・紫外線A波防止剤
・紫外線B波防止剤
・ビタミンC
・ビタミンE
・ベータカロチン
・パルミチン酸レチノール
2.黒ニキビを溶解し除去(開放面ぽう)
・ミネラルオイル
・カオリン
3.角質除去
・AHA (乳酸、グリコール酸)
・BHA (サリチル酸)
・ビタミンA
4.皮脂分泌の調整
・ビタミンA
・ビタミンB5
・ビタミンB3(ナイアシンアミド)
・アクナシドール
5.抗菌・抗炎症
・ティーツリー葉油
・AHA (乳酸、グリコール酸)
・アクナシドール
・ビタミンB3 (ナイアシンアミド)
6.ダメージ肌の補修
・ビタミンA
◆クリアスキンシリーズの目的
ニキビという特定のスキントラブルに対して
厳選した成分を
ホームケア・サロントリートメントで集中的に
ケアすることにより
ニキビを補修し、ニキビのできにくい肌質を目指す
2010.4.23.(金)11:00~13:30
プロティアジャパン 学術研修部 鈴木貴志インストラクターに
今年第2回目のレベルアップ研修会をお願いいたしました
@エルクレスト代々木公園店 研修ルーム
今日の研修テーマは
以前からお願いしてあった
『エンビロン クリアスキンシリーズ徹底研修』です
以前は、ニキビといえば思春期の男子の専売特許でした
20才を過ぎたらニキビと言わず'吹き出物'というんだよ!と若い頃教わりました
「へ~、そういうものなんだ?!」と思ったことを覚えています
今から20年以上前?の話ですが
最近は違います
アダルトニキビ、コスメティックアクネという言葉があるように
20才過ぎの女性のニキビが本当に多いのです
今日、鈴木インストラクターが紹介してくれた
帝京大学医学部皮膚科主任教授の渡辺晋一先生のお話を引用されて
ニキビの4大原因
1.生活行動
2.食品
3.ストレス
4.香粧品
以上4つにポイントを置いてカウンセリングされているそうです
私がエンビロンに携わって5~6年経った頃でしょうか?
出る出るといわれ続けて、やっとデビューした
ニキビ専用スキンケアライン...
それがクリアスキンシリーズです
このラインを現場では切望していました
それはもちろん通常のスキンケアラインでもそこそこ結果を出してきたのですが
もっとスピードアップできないものか?
しつこいニキビは本当に時間がかかるのです
それから3~4年経ったでしょうか?
現実にはそのスキンケアラインの良さを活かしきっていないと感じています
その責任はすべて私にあります
原点に立ち返り、クリアスキンシリーズの徹底勉強会をお願いしました
開発者,Dr.フェルナンデスのニキビケアに対する考え方、
クリアスキンシリーズの正しい活かし方がとてもよく理解できました
早速、現場で活かしていきます
鈴木インストラクター、営業の伊藤さん今回の研修、ありがとうございました
(左から営業部小牧さん、矢澤チーフ、鈴木インストラクター、学術研修部戸塚さん、営業部伊藤さん)
2010.2.24.(水) 11:00~13:00
@エルクレスト代々木公園店 研修ルームで
株式会社プロティアジャパン 学術研修部 鈴木貴志インストラクターによる
エンビロンレベルアップ研修が開催されました
今回、社内研修をお願いした理由は、「原点回帰」です
エルクレストがエンビロンに出会ったのが、今から11年前の平成11年11月のことです
当時のエンビロンスキンケアにシークエンスシリーズはありません
ニキビ専用のクリアスキンシリーズもありません
トリプルAジェル、コロストジェル,C-ブーストなどのインテンシブシリーズもありません
シミ専用のピグメントシリーズもラポリスもありませんでした
当時からニキビのトラブルには悩まされました
よくなる方とそうでない方
結果が不安定でした
その時の頼みの綱は、当時まだ医科向けでこげ茶のビンに入ったアンチオキシダントジェルと
トーニングとクレイテックマスクだけでした (アンチオキシダントクリームもありません)
ニキビケアにビタミンAの重要性は十二分に理解していました
でも当時の私達にとってビタミンAの選択肢はなかったのです
なぜなら、ベータシリーズしかなかったからです
ウルトラもありませんでしたのでパルミチン酸レチノール以外の選択肢はありません
あの頃、なるべく炎症肌に対して、ビタミン反応をだすことを恐れていました
私達は、ドクターではありません
あくまでエステティックというビューティサロンです
ですから、まず慎重に赤みのある炎症ニキビに対し、
レチノールフリーで抗酸化能力の高いアンチを使い、
赤みを取ることに専念しました
赤みと熱感が引いた段階でファースト、当時のプライマリーをお使いいただき
初めてビタミンAをクリームとして入れ始めます (モイスチャージェルは先行しますが)
ビタミン反応の様子を慎重に見極めながら
マイルドにステップアップさせ、
ノーマルまで上げることができたときには
お客さんと抱き合って喜んだものです
当時は、ノーマルまで上げることができれば
今のシークエンス4にトリプルAジェルとサロンケアのインテンシブAジェルを組み合わせたのと同じくらいの感覚でした
マイルドが使える頃になると肌質を見きわめながら
当時あったアルファクリームとクレイテックマスクを同時使用したパックをご自宅でしていただき
皮脂により肥厚しやすい角質のケア、
毛包漏斗部の皮脂づまりと角栓形成を同時にケアすることで
ニキビの改善をよりスピィーディに仕上げることができました
敏感なお肌の場合は、アルファクリームをダーマラックローションに変更したり
あるいは、クレイテックマスクオンリーにしたり、
ニキビ患部にトーナーのコットンパックをオススメすことも!
担当者の肌を診る力とさじ加減が試されていてとてもとてもヤリガイがありました
私が、直接カウンセリングさせていただいたお客さんもこの方法でほとんど改善させることができました
ただ時間は、かかりました
4度の膿包ニキビで平均で4ヶ月から6ヶ月くらい
当時のレシピは
◆クレンジングジェルかクリーム
◆アルファシリーズ (トーナー、ダーマラック、クリーム)
◆アンチオキシダントジェル
◆ベータシリーズ (モイスチャージェル、プライマリー、マイルド、ノーマル)
◆クレイテックマスク
これだけです
迷いがありませんでした!
一番気を使ったのは、アンチからベータに移行する時の肌質
VAのステップアップのタイミング
クレイのパックをすすめるタイミング、その量、回数、パック時間、サイクル、方法です
とても繊細でした
お客さんの肌の状況を見極めながら、すべてをベストのタイミングで
この方法で結果が出なければ、当時の私は、私にすべての責任があると疑いませんでした
プロ根性と職人魂で一点の曇りもありませんでした
自分がニキビで苦しみ、
エンビロンで見事に解決できました
だから自信がありました
◆炎症による活性酸素を抗酸化ビタミンのアンチ、ベータで消去
◆皮脂による角質肥厚に対してアルファとクレイによる角質ケア
◆コメド、角栓に対処できるクレイ
◆アクネ桿菌という常在菌のアンバランスには天然の抗菌作用のあるアンチ
◆抵抗力をなくし、傷ついた遺伝子を修復の正常化させる王者ビタミンAのベータ
ニキビの直接的な原因がほとんどこのエンビロンのラインで潰せます
この時代を知らないスタッフは宝の山に気づいていません!
コロストジェルの前にやることがあります!
シークエンスはもちろんいいけど なぜ!クレイが出てないの?
今は、昔以上にすばらしいラインがエンビロンに用意されています
なのになかなか結果が出せない場合も!
『原点回帰』
知らないスタッフに罪はありません
伝えていない私に責任があります
その反省が今日のレベルアップ研修をお願いした最大の理由です
天才的に教えるのが上手な鈴木インストラクター
頭脳明晰、勤勉、まさに歩くエンビロン辞典です
多忙の中、すばらしいご講義ありがとうございました
また準備に奔走してくれた営業の伊藤康治さん
いつもいつもありがとうございます! 感謝!