佐藤ドクター研修 免疫を学ぶ 2018.2.23.
@エルクレスト セミナールーム
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今日の講義は、皆にとって相当なインパクトがあったに違いない
コレステロールは悪者なのか?
・総コレステロール値が低くなると死亡率が上がる
(総コレステロール値が、160未満は270以上の5倍)
・総コレステロールの値が低いと脳卒中のリスクが高くなる
・総コレステロール値が低いと肺炎やインフルエンザなどの感染症に罹りやすくなる
・ガンによる死亡は総コレステロール値が160未満で最も多く、240以上で最も少なかった
・総コレステロール値が低いと意欲の低下、うつ傾向が現れる
・飛び込み自殺をした人の多くがコレステロール降下剤を服用
さまざまな調査の結果を列挙いただきました。
※コレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁の材料であり、NK細胞の活性上にも必要である。
コレステロール=悪
コレステロール=動脈硬化
は、正しいのか?
《動脈硬化の原因》
1.加齢
2.血圧
3.血糖
4.コレステロール
問題は、LDLとHDLの比率(LH比、AI値)
HDLが下がると余剰コレステロールが血管内壁に沈着する。
これが動脈硬化で血管が朽ちる。
・2.5以上なら要注意。
・健康な人なら2.0以下に。
・糖尿病や高血圧といった危険因子を持っている人は1.5以下を目指す。
※牛乳は、LDLを増やす傾向にある。
◎HDLが低くなる要因として中性脂肪の上昇がある
《中性脂肪の上昇要因》
1.調理油の使いすぎ(オリーブオイルの摂り過ぎも)
2.運動不足
◎低血圧について
若いときから低血圧の人は、老いてからボケやすい
※脳への酸素供給が常に少ない状態を作り出している。
痴呆は男性より圧倒的に女性に多い。
■さらに詳しく研修内容を知りたい方は
毎回、毎回、手書きの原稿を準備くださいます。本当にありがたい。
今までのすべてバインダーに綴じてありますが、膨大量です。
知識は力。
スタッフには、血肉にしていただいて、よい仕事をしてもらいたい。
。。
2018年2月23日(金)
佐藤仁是先生|
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