佐藤ドクター研修 免疫を学ぶ 2016.8.24
2016.8.24.(水) 10:30~12:00
レベルアップ研修
「免疫を学ぶ」
・ガンは発ガンしたらステージⅣ
@エルクレスト セミナールーム
いきなり、
「ガンは発ガンしたらステージⅣ!」
恐ろしい話からスタートした今回の佐藤ドクター研修
ステージⅣとは、いわゆる「末期ガン」のことです。
すなわち原発ガンが、他臓器に転移をしている状態。
それはなぜ?
早期発見でも発ガンが見つかったらステージⅣと先生はおっしゃるのか・・・
・通常、ガンの早期発見とは、大きさが1cm位までのものを指すのだそうですが、
その1cmのガン細胞には、なんと10億個のガン細胞が詰まっているのだとか!!
するとそのガン細胞からは一日あたり300万個のガン細胞が血中に流出している
しかも休むことなく毎日
毎日流れ出たガン細胞のうち、1~3%は血管内に詰まったり、他臓器の組織に定着するものと考えられる
その時に体力や免疫力が下がっていると発見時に既に転移している可能性を否めない。
今回の講義で、早期発見のための定期健診も大切ですが、佐藤先生のおっしゃる通り、ガンにならない生き方がとても大切だと改めて感じました
【発ガンしやすい条件】
1.タンパク質量が低下(アルブミン、総蛋白)
2.リンパ球の減少(Lympho)
3.貧血(赤血球数、ヘマトクリット、ヘモグロビン)
※低体温、酸性体質(高脂血症、高血糖)、低血圧も要注意。
※今回の研修のために、佐藤先生自らお盆休み返上でお描きくださった「ガン細胞の脈管内流出」と「リンパ節転移」の図解。とても手書きとは思えません、佐藤先生の几帳面さが図にも表れています。先生の優しさが本当にありがたいです。
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2016年8月28日(日)
佐藤仁是先生|
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