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2014年8月
2014.8.20 日本橋清洲クリニック 佐藤ドクター研修
2014年8月20日(水) 10:30~12:00
テーマ「免疫力と糖尿病」
@エルクレスト セミナールーム
講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です
病は、お釈迦様が言った生老病死という四苦の一つで、これらは避けられないことです。
病は四苦の中でも避けられる可能性が高いものなので、どのような生活をしているかが非常に大事になってきます。
小説家の五木寛之さんは、どうせ死ぬならガンで死にたいとおっしゃっています。
その理由は、ガンになれば多くが余命を宣告され、そのきめられた期間に自分の生き方をもう一度考えられるからだそうです。
・発ガンの若年化
日本人の3人に1人はガンで亡くなるということは以前から言われていましたが、さらに問題になっているのが、ガンの発症が若年化していることです
今年初めてガンで亡くなる人の数の予測値が発表され、その数は37万人に上ります。実際に亡くなった人数は昭和60年で16万人、平成2年で32万人です。
一年間に亡くなる日本人は100万人ですので、この数字が40万人になれば2.5人に1人がガンで亡くなるという計算になります。
これは死因の数ですので、ガンを患っている人が交通事故や脳卒中など他の病気で亡くなってしまえばこの数から外れますので、実際はすでに40万に迫っているまたは超えているかもしれません。
・糖尿病と負の連鎖
全摂取カロリーは、基礎代謝量(内臓などの活動によって、じっとしていても消費されるエネルギー)と運動消費分を足したものですが、現代の私たちのほとんどがそれ以上のカロリーを摂取しています。
その余剰のカロリーは膵臓のインスリンの働きによって、細胞の中に取り込まれ処理されますが、摂取カロリーが多いほどのこの処理に時間がかかり、休む時間が減るために膵臓は疲労して機能低下を起こします。
しかし私たちは膵臓が疲労していることに気づくことができませんので、そのまま過剰なカロリーを摂取していけば、膵臓は処理しきれなくなり血糖が高い状態が続きます。
この時点で初めて健康診断などで血糖が高いという指摘を受けるのです。
ですからこのように言われた時点でかなり長期的に膵臓に負担をかけていたということになります。
ここで食事制限をして、以前の調和の取れていた状態まで食事を減らしたとしても、すでに膵臓は機能低下を起こしているため、余剰血糖は生じてしまいます。また年齢を重ねるほど、基礎代謝や運動による消費も減るためどんどん余剰血糖の割合が増えていってしまうという負の連鎖が起こってしまうのです。
こうなるともう完全には元に戻りません。
本人は食事制限をして気を付けているつもりでも、健康診断の数値は良くならないということになります。
ガンも同じようにある時突然ガン細胞ができるわけではないということです。
・リンパ球、リンパ節、血流
心臓から出た血液は大動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→大静脈という流れで再び心臓に帰ってきます。リンパ球は血管の中を移動し、毛細血管の穴から外に出てリンパ管に入ります。大動脈と細動脈にはこの穴は空いていません。
赤血球:体中に酸素を運ぶ
白血球:体に入ってきた細菌を除去する
リンパ球:体に入ってきたウィルス、ガン、異形細胞を除去する
秋田の玉川温泉で講演されることが多い佐藤先生は、リンパ球の流れを東京から秋田に向かう電車の線路に例えてお話しされています。
自衛隊(リンパ球)が東北地方(リンパ管)のごみ掃除(ガン細胞の除去)に東京(心臓)から出かけたとして、盛岡(細静脈)までは東北新幹線(大動脈)に乗るので、非常に早く着きます。次に乗る秋田新幹線(細動脈)は奥羽山脈を横切るため、スピードが遅くなります。さらに秋田市内(毛細血管)に入ると在来線になるため一層動きがゆっくりになります。
そしてそれぞれの班が山形に行ったり、青森に行ったり(毛細血管の穴から出ていく)とそれぞれの場所で仕事をして、
帰りは在来線(リンパ管)だけを使って東京(心臓)に帰っていきます。その途中には自衛隊(リンパ球)が集まる駐屯地(リンパ節)があり、それを経て行きとは違う経路(鎖骨下静脈)で東京(心臓)に着きます
これが体温が高く、正常の血流が保たれている人のリンパ球の流れになります。
血流が悪い人の場合(気温が非常に低く、秋田市内の積雪が30㎝あった場合)は、寒いのでそれぞれの場所に散ることができずに(低体温によって毛細血管の穴が開かずに外に出ることができずに帰ることになり)帰りも新幹線(血管)を使おうということになり、
リンパ管にはほとんどリンパ球がいない状態になります。
それによってある臓器がガンになったとすると、リンパ球が血管外に出ていないためにガン細胞を除去できずに、やがてガン細胞はすぐにリンパ管に侵入していきます。
そして駐屯地であるリンパ節にもリンパ球がいないためにどんどんリンパ節が占拠されてしまうのです。これがリンパ節転移です。
・臓器は末梢である
臓器に対する私たちのイメージは、その重要な役割から中枢の器官であるという感覚になりがちですが、血管学的に見れば間違いなく末梢ということになります。
大動脈の長さは約50㎝、細動脈は1500~1600㎞、全ての血管をつなぎ合わせると約9万kmと言われているので、大動脈と細動脈の距離を除いた距離がすべて毛細血管ということになります。
臓器の手前で細動脈は終わっていて、実際に臓器に分布している血管は毛細血管なのです。臓器の毛細血管が収縮していると、毛細血管は一律に自律神経支配であるため、足先が冷えやすいと言う人は毛細血管が血流不足傾向ということになり、臓器の毛細血管も血流が不足していて発ガン体質であると言えます。
細動脈を走る血液は、その先にある毛細血管で血液が渋滞している時には細動脈と細静脈を繋ぐ副血行路を通じて毛細血管を通らずにショートカットして静脈系に入ってしまうのがその理由です。
一日約6000億個の細胞が入れ替わっており、そのうち約3000個の不良品(異形細胞)ができてきます。不良品を除去するのがリンパ球ですので、血流が悪くなれば異形細胞を放っておくことになり、それがガン化していってしまうのです。
免疫の強化とは何を異物なのか、何を敵視して攻撃しないといけないのかを判断する機能を強化するということです。
・何が何でも37度狙い
日々できてくるガン細胞を除去していくために、リンパ球が血管外に出られる状態にしておくと言うことは最低限に必要なことですが、外に出られたとしてもそのリンパ球の活性が低ければ意味がありません。
リンパ球の一種でガン細胞を攻撃してくれるNK細胞の活性度が高まるのは体温が37度以上の時です。そして39度になるとガン細胞の分裂は止まります。
39度は難しいですが、37度に体温を保つことはできると思います。
マウスを使った実験では、37度を境に異形細胞の出現率が大幅に減少することが分かっています。
またガン細胞の元となる活性酸素を除去するSODという代謝酵素の働きも37~46度で最も高くなります。
野菜などから酵素を摂取する際に、酵素は加熱調理をすると失活してしまうため生野菜を食べたとしても、自分の体が低体温で酵素の活性が上がらなければ摂取したとしても非常に勿体ないのです。
発ガンするには必ず理由があるのです。
o
賢いエンビロンのサロン選び
エンビロンメンバーズサイトへようこそ!!
ポイントメリットが他のお店では使用できないよう、2つ以上のお店で会員登録できないようになっています。
エンビロンの良さ・効果が発揮できないカウンセリング製品ですから。
2014年9月24日 エンビロン・ロールキットセミナ‐を開催
▼来る9月24日(水)
午後7時より
エンビロン本社・貸会議室におきまして
エンビロン本社
鈴木インストラクターによります
ロールキットの最新情報と勉強会を開催いたします
既にロールキットをお使いの方もまだの方も会社帰りに気軽にご参加いただけます
通常塗布の100倍浸透効果のあるロールキット
ビタミンAの
2段階レベルアップを可能にします
つまり
モイスチャークリーム2であれば4レベルに
シークエンス4の方であれば6レベルへ!
もちろん水溶性のビタミンC、脂溶性のビタミンE、ベータカロチンという抗酸化ビタミンだってバッチリ浸透してくれますから肌サビをしっかり予防します!
まさに未体験ゾーンです
新発売のフォーカスキットも含め
その理論と正しい使用方法がわかります。
また今回は、
9月25日発売の新製品
「フォーカスハイドレーティングセラム」
の詳しい情報を日本でどこのサロンよりも早くお伝えさせていただきます!
この製品はシワ・たるみに効果的なヒアルロン酸を主成分としたロールキット専用製品です
分子量の大きいヒアルロン酸を低分子化し、ロールキットとの相乗効果で今までのエンビロンとは全く別の角度から肌質改善にアプローチします♪
●セミナー終了後、
エンビロン本社エンタランスホールにてティータイムを設けています
当日は、
ご来場者様限定特典ともれなくプレゼントをご用意しておりますのでお楽しみに!
◎第1回ロールキットセミナーの様子はコチラから▼
◎エンビロン研究開発者:Dr.デス・フェルナンデス先生▼
代々木上原店 大石チーフが綴るエンビロンWEB講座から
※忙しい要職にありながら毎日ブログを更新されている大石チーフ、ただただ頭が下がります。
それにプラスして大好きなエンビロンのWEB講座も毎月更新中!
仕事が出来る人はスキがありません。そのことが上原店の全スタッフにも伝播し、今ではパワープレートの集客はほとんどWebから入るようになったそうです。ただただ脱帽、人柄の素晴らしさといい、心の底から尊敬するしだいです。
。
2014.8.20 専任講師 開業医・佐藤先生研修
第20回症例発表会 会場投票結果発表
第20回 症例発表会 フォトギャラリー5
第20回 症例発表会 フォトギャラリー4
第20回 症例発表会 フォトギャラリー3
第20回 症例発表会 フォトギャラリー1
2014.8.7 エンビロン・ロールキットについて
2014.8.7.(木) 10:30~12:00
エンビロン総輸入発売元
株式会社 プロティアジャパン
学術担当 鈴木貴志インストラクターによるレベルアップ研修
@エルクレスト セミナールーム
コスメティックロールキットは肌にマイクロチャネルという微細な穴をつくることができ、肌に必要不可欠なビタミンや抗酸化物質などの有効成分を理論値で通常の100倍浸透させることができます。
・コスメティックフォーカスキット
ロールキットでは、細かい部分のケアが難しく、禁忌になっている部位もありますが、フォーカスキットは目の下のまつ毛のギリギリまで、目の上のくぼんだ所、鼻横の難しい部分にも簡単に行えます。
フォーカスキットを強く押し付けないよう、軽くポンポンと叩くように当てます。
コスメティックロールキットとイオントフォレーシス、ソノフォレーシスの相乗効果も非常に期待できます。
・製品の特徴Q&A
Q.他社類似製品との違いはありますか?
A.
コスメティックロールキットは日本での販売こそ2014年からですが、実際には2000年に開発され、それ以来、全世界で使用され続けてきた実績があり、有効性、安全性に関する評価に信頼があります。またプロティアジャパンがアフターフォロー、保証期間の設定など責任をもって販売するためのサポート体制が充実しています。
また使用している針の素材(質)はアレルギーを起こしにくい医療用ステンレスを採用しているなど非常に高品質です。またプラスチックについても耐熱性、耐衝撃性に優れたポリスチレンを採用しており、さらには専用の洗浄液(クリーニングソリューション)があり、衛生面についても徹底されています。
Q.ロールキットとフェイシャルトリートメントを併用した時の効果の目安は?
A.その目安となるデータはありません。ただし、相乗的に浸透効果は高まることは言えます。
Q.針(金属の凹凸)は真皮まで行く心配はありませんか?
A.必要以上に押し付けるなどの不適切な使用方法でない限り、角質層までしか影響を与えない構造になっており、そういったメカニズムが厚労省に評価されて現在、販売できているという事実があります。
Q.これまでロールキットを使用してのトラブルはありますか?
A.2000年から日本以外で世界的に発売されておりますが、大きなトラブルの報告はありません。ただし、ビタミンAに既に慣れている方でもレチノイド反応が出る可能性がありますので、事前に伝えておくことは重要です。
また、洗浄が不十分などでトラブルが起こるケースがあり得ますので、クリーニングソリューションでの適切な洗浄は徹底してください。
Q. 初めてエンビロンを使う人は、いつから組み入れるのがいいですか?
A.初めての方であれば、モイスチャー1を2週間使用した後を目安にしてください。
Q.コスメティックロールキットがあれば、トーニングは使わなくてもよいですか?
A.
コスメティックロールキットは浸透促進をする点では、トーニングと共通した機能を持ちますが、C-クエンストーナーやモイスチャートーナーやダーマラックローションなどに配合されている有効成分を補う(補完)という機能はありませんので、トーニングは併用することをお勧めします。
Q.紫外線防止剤がNGなら、モイスチャーボディクリームも使用できませんか?
A.
問題ありません(ラドローションも問題ないことが確認されています)
紫外線防止剤が気になるのであれば、モイスチャーボディオイルをお勧めします。
・フォーカスハイドレーティングセラム
ロールキット専用のホームケアで、9月25日発売予定です。
主成分のヒアルロン酸により乾燥肌やシワを補修するコスメティックロールキット用ホームケア製品です。ヒアルロン酸の肌の内側に届けることで線維芽細胞に働きかけ、肌本来のハリをつくることができます。
・新ソノイオンについて
〈紫外線の脅威について〉
・夏の肌のダメージの脅威:炎症後色素沈着
細胞が傷つき、炎症が起きることでできるシミで、海水浴スポーツなどで急激に日焼けすると出てきます。なかなか治りにくい厄介な式を異常症です。
1.
ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ
2.
皮膚細胞が傷つき炎症を起こす(表皮から真皮まで)
3.
傷ついたところに多量のメラニンが送られる(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)
→メラニンの塊がシミとなる
・炎症後色素沈着に対する有効成分
1.
ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を補修(ケラチノサイトを正常化)
2.ティーツリー葉油、ビタミンB3(ナイアシンアミド):抗炎症
3.ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン、ウンデシレノイルフェニルアラニン:美白
*日焼けによるケース:サンケア→紫外線防止剤
炎症時の活性酸素発生:活性酸素除去→抗酸化物質、冷蔵庫に冷やしたデリケートシリーズを塗ることでクーリング効果も期待できます。
・なぜ夏の洗顔が重要視されるのでしょう
多量の汗、過剰な皮脂が夏の肌トラブルの主な原因
皮脂
皮脂腺と呼ばれるところから、真皮の毛細血管から供給された糖分や脂肪分によってつくられる保湿性の高い油性成分。
汗
汗腺と呼ばれるところより分泌される水性成分で、主に体温調節を行っている
・夏にニキビができやすい理由
夏は紫外線が角質を肥厚させ、ウォータープルーフのメイクが毛穴を詰まりやすくし、皮脂の増加がアクネ菌を増殖させ肌環境を悪化させます。
このような時には、角質ケアであるトーナーが有効です。
また、ホルモンバランスも影響を与えます。プロゲステロンの分泌が活発な黄体期は、新陳代謝が活発になる、むくむ、皮脂分泌が多くなりニキビができやすい、便秘がちになるといった特徴があります。
ストレスは、自律神経と呼ばれる大切な機能を低下させ、結果、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させます。
・夏にあせもができやすい理由
汗や汚れで汗の出るところを塞いでしまうのが原因
あせもになった個所は、カビやウィルスなどが繁殖するのに絶好の環境であり、疾患に繋がりやすくなります。
・夏に金属アレルギーを起こしやすい理由
身に着けている金属(イヤリング、ネックレスなど)が汗によりイオン化され、皮膚に吸収されやすくなり、アレルギーの原因になります。
アレルギーの起こしやすさ 大 |
ニッケル、コバルト、クロム |
↑ |
亜鉛、マンガン、銅 |
↑ |
銀、プラチナ、金 |
小 |
チタン |
・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由
冷房病:汗腺(真皮層など)で起こる変化‐能動発汗の異常
1.
神経伝達の異常
皮膚→視床下部(寒さと暑さの信号を受け取る)→副交感神経(体内の熱を放散するように働く)→血管拡張(血液から熱を逃がそうとする)→汗(体温を放出し、さらに体表面から水分を放出)
自律神経の低下により、この生理反応ができなくなります。
2.
幼少期の環境
2歳半前に、エアコンによる快適な生活をさせていると、汗腺の機能が鈍り、十分に能動汗腺数が増えなくなります。汗腺数が少ないと、脳が発汗信号を出しても、必要とする汗の量が出なくなります。
・エアコンが及ぼす肌トラブルのケア方法
1.
運動:毎日のように汗を出していると、汗腺と脳が鍛えられるため、パワープレートのような筋肉運動が有効です。
2.
お風呂(半身浴):湯船につかり、汗をかくことで能動汗腺を活発化させます。
3.
飲み物(お茶):水分補給と同時にカフェイン有り無しで緊張を緩和します。
毎日のように汗を出したり、お茶を飲むことで汗腺と脳(神経伝達系)が正常化されます。
〈夏の肌ダメージを解決するためのスキンケア〉
・モイスチャーシリーズ
光老化の中でも、特に日本人に多く見られるシミにフォーカスして開発された商品で、2種類のビタミンA(パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール)を採用しています。
ハニーブッシュやルイボスといったお茶の葉を使った強力な抗酸化力と肌を明るくする美白成分を配合。
高い保湿力、軽いテクスチャーが特徴で、無香料、無着色、防腐剤無配合です。
・ラインナップ
モイスチャージェル1(従来のモイスチャージェルファースト):25ml、3990円
モイスチャージェル2(従来のモイスチャージェル):60ml、7875円
モイスチャークリーム1(従来のデイクリームファースト):25ml、3990円
モイスチャークリーム2(従来のマイルドデイ、マイルドナイト):60ml、7875円
モイスチャークリーム3(従来のノーマルデイ、ノーマルナイト):60ml、8400円
モイスチャークリーム4(従来のウルトラデイ、ウルトラナイト):60ml、8925円
すべて従来品と比べて容量単価はリーズナブルになっています。
・モイスチャージェル、クリームのキー成分
モイスチャージェル1、2共にビタミンAとしてパルミチン酸レチノール、ビタミンCはVCIPを含み、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを配合しています。
モイスチャークリームは1、2、3、4共にビタミンはパルミチン酸レチノール、VCIP、抗酸化物質としてはビタミンE、ベータカロテン、ビタミンB5、ルイボス葉エキス、ハニーブッシュ葉エキス、レスベラトロールを含んでおり、その他の成分として肌を落ち着かせるニンファエアアルバ花エキス、うるおいを与えるシアバター、美白成分であるリノール酸、リノレン酸を配合しています。
これらの美白成分は、様々な抗酸化物質と合わさることで美白作用のきっかけをつくります。
モイスチャークリームのポイントは、2、3、4に新しいビタミンAであるプロピオン酸レチノールが含まれていることです。非常に安定性の高いビタミンA で浸透性がパルミチン酸レチノールに比べて浸透性が高いという特徴があり、パルミチン酸レチノールにはUV-B波をブロックする作用があります。
・使用方法と期限
毎日、朝、晩に使用し、洗顔、トーニング後、適量を顔全体になじませます。
ジェル、クリームを混ぜて使用することもできます。
日中は必ず日焼け止めであるラドローションをご使用ください。
・使用量について
エンビロンスキンケアは効果を求める製品ですので、目安量は設けていますが、顔の大きさや吸収のしやすさなどの肌質は千差万別のため、その方に合わせた使用量を見つけることが重要です。
既にシークエンスシリーズなどを使っている方でも、夜だけでもモイスチャーシリーズを加えることで、スキンケアのレベルが上がります。
・初めての方へ
紫外線のダメージからしっかりと肌を守り、ダメージを受けた肌のしみ、シワ、たるみを健やかに整えます。
気になるシミに働きかけ、ワントーン明るい肌、潤いを与えて、つややかな肌に導きます。
肌のコンディションに合わせてステップアップできます。
日中は必ず日焼け止めであるラドローションをご使用ください。
〈トーニング〉
1.
モイスチャートーナー:すべての方に、光老化にお悩みの方に
2.
C-クエンストーナー:光老化に対して速い結果を求める方に
3.
クリアスキンローション:ニキビ、脂性肌の方に
4.
ダーマラックローション:ボディケアとして、明るくしっとりなめらかな肌に、顔にも使用可能
〈川添先生のバナナを使った実験〉
京都の吉川病院の美容皮膚形成部長の川添 剛先生が、バナナを使った面白い実験をして、先日の学会で大きな反響を呼びました。
バナナの放置しておくと、紫外線が当たり皮を構成する成分である不飽和脂肪酸が破壊されて、
ポルフェノールという物質がつくられることで皮が黒くなると言われています。
この反応が人の皮膚の老化と非常に似たものであるという事実からある実験を行いました。
その方法は、バナナを4分割してそのうちの二つにデリケートジェルとデリケートクリームを混ぜたものを塗りました。さらに完全に紫外線をカットできるアルミホイルをエンビロン製品を塗ったものと何もしていないものそれぞれ一つずつに被せて合計4種類の条件をつくり、6日間状態を観察しました。
その結果、アルミを被せたものはもちろん黒くなる反応は抑えられましたが、エンビロン製品を塗ったものもそれと同レベルに皮が黒くならずにそのままの状態をキープすることができていたということです。
・ロールキットの動画はコチラから▼
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2014.8.7 エンビロン鈴木インストラクター研修
エンビロン総輸入発売元
株式会社 プロティアジャパン
学術担当 鈴木貴志インストラクターによるレベルアップ研修
@エルクレスト セミナールーム
パワープレートの将来を担うプロ集団
メディカルエステ・エルクレストの真骨頂
ハッチ
さん(50代後半/主婦/女性)
パソコンから口コミを投稿していたのですが、急にできなくなり数か月がたってしまいました。
エルクエスト代々木上原店に通い始め、7か月になります。
最初顔にできているしみが気になり、通わさせていただきました。最初はあまり効果は表れなかったのですが、なんとなく薄くなってきているなとか、顔色が明るくなったかな。。。とか思うようになり、毎回通うのが楽しみになっていました。
また、代々木上原店のスタッフさんのカラーが私はとても好きでした。大石店長をはじめ、他のスタッフさんもみなさんとても温かく、また隠れサロンみたいな感じもとても好きです。そんな中、春におこなわれた森征先生の講習会に参加させて頂いたとき、パワープレートというものを知りました。
子どもを3人産んでから15キロ太り、血圧も高く、しかもお医者様からは糖尿病予備軍と診断され、痩せなさいと言われ続けてきました。食事制限をしたこともありますが、すぐにリバウンドをしていました。
毎日足の裏が痛く、むくみもありましたが、年だからしかたない位にしか思っていなかったのですが、もしかしたらパワープレートに乗ればよくなるかも。。。と直感し、シミより痩せたいとおもうきっかけを作ってくださいました。
そして。。。。。。。。。。
パワープレートの体験をさせていただきました。その日、衝撃的なことがありました。。。。
毎日足の裏が痛かったのに、たった一日の体験で、消えてしまったのです。これは本物だと思いました。
そして一か月を過ぎた今、私の子供と年が変わらないトレーナーサンのお蔭で、5.5キロ痩せました。
また、数日前毎月行っている病院で血液検査をして、数値がかなりよく、お医者様にとてもびっくりされ、なにをしたんだといわれました。
説明すると、僕も乗ってみたいといわれたくらいです。来月はまた違う総合的な血液検査があるのでとても楽しみです。その時また皆さんには報告させていただきます。
それと血圧の薬を飲み続けて3年になるのですが、飲んでいても140くらいだったのが、今は飲んではいますが110とか、100くらいになっています。
あまりに低くなり始めているのでもしかしたらお医者様がなかなか飲み始めたらやめられないものだが、減らしてもいいかもしれないねと言ってくれています。
顔のシミよりなにより健康に近づけたことがとても嬉しく、10年寿命が長くなった気がします。
本当にエルクエスト代々木上原店さんと縁あったことにとても感謝しきれません。本当にありがとうございます。また、代々木上原店でなければこんな続かなかったと本当に思います。
そして、相互作用もあるということだからか、シミも本当に薄くなっています。
〈返信〉
チーフカウンセラー大石明美
ハッチさん
コメントありがとうございます(^^)/
お顔もボディも改善のお手伝いをさせていただけて
スタッフ一同大変うれしく思っております
セミナーにも積極的にご参加くださり
ご自身でも美容、健康を学んでくださったハッチさん
ハッチさんが一生懸命がんばってくださったので
スピーディーな変化につながったのだと思います
お肌がどんどん変わり、お手入れに入るスタッフは変化をとても楽しみに
しておりましたし
パワープレートトレーナーも1ヶ月で5kgも体重を落とされたことに
感動しておりました(^^)/
血液検査の結果や血圧の変化はスゴイです!!
お医者様も驚かれますよね(^-^ゞ
エンビロンもパワープレートも科学的裏付けがあり
ハッチさんを可逆できるものです
ずっとずっと健康で美しくが可能です♪
まだまだ変わるハッチさんがとても楽しみです
これからも宜しくお願いいたします
あたたかいコメントをくださりありがとうございました
次回のご来店をお待ちいたしております。
・代々木上原店 大石チーフが綴るエンビロンWEB講座はコチラから▼
2014.7.11渡辺先生 「メディカルハーブの歴史」
2014.7.11.(金)11:00~13:00
渡辺肇子先生レベルアップ研修
(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)
@エルクレスト・アカデミー セミナールーム
テーマ:「メディカルハーブの歴史」
・メディカルハーブとは
ハーブはヒトの生活に役立つ植物の総称です。
「薬草」や「香草」と邦訳され、料理をはじめとして日常生活の様々な分野で活用されています。
メディカルハーブは、その中でハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野で、薬用植物そのものを示す場合もあります。
食べ物、飲み物、香り、化粧品、儀式的なものに使われています
現在使用されている医薬品のおよそ半分はメディカルハーブにルーツがあると言われています。
痛みどめの成分は、元々柳の木の皮を取ってかじっていたと言います。18世紀になると、柳の木の皮に含まれる様々な成分の中から痛みを抑えるのに有効なものだけを取り出せるようになり、さらにそれを他の物からより簡単に作れるようにしたものが現在の医薬品なのです。
実際に木の皮に含まれる有効成分はサリシンという成分でしたが、胃を荒らすなどの副作用が強かったために化学的に加工したものがアスピリンです。
最近では脱法ハーブ(危険ハーブ)が話題になっていますが、決してハーブが悪いわけではありません。脱法ハーブはハーブに化学物質を滲み込ませてタバコを吸う要領で吸引して使用されています。
・自然療法(ナチュロパシー)
近代医学(西洋医学)以外の、主に伝統的な療法を代替医療や相補医学と言います。
その多くは、健康管理や病気の予防を重視すること、そして治療には自然治癒力を利用するという共通点があります。
アベノミクスの第三の矢として、食品について保険の効くものと効かないものを分けるのではなく混合医療として合わせていこうという流れもあります。
これを「自然療法(ナチュロパシー)」と呼び、メディカルハーブもその位置分野に当たります。植物療法は、最も歴史がある自然療法と言えます。
・自然治癒力
自然療法では、健康な時の人の体は全体的に一定のバランスが取れた状態であると考えます。これが崩れると病気になるのです。
自然治癒力は崩れたバランスを元に戻すように働きかけます。
津城近代医学では、菌に感染したときには抗生物質を使ってその原因菌を退治しようとしますが、本来は元々身についている自然治癒力によって治すことができます。
自然療法では、人を心も含めて全体的(ホリスティック)に捉え、その全体のバランスを見ます。これが、外から来る病気の原因や病んでいる部位にだけ働きかけようとする近代医学との大きな違いです。
〈メディカルハーブの成分と作用〉
ヒトは従属栄養生物と呼ばれ、植物や動物を食べなければ生きていけませんが、植物は水と二酸化炭素、太陽光があるだけでグルコースを作り出すことができる独立栄養生物と呼ばれています。
・光合成
植物は空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を、太陽の光で反応させてブドウ糖をつくります。ここから炭水化物、脂質、アミノ酸、タンパク質など植物が必要な物質が合成されます。その過程で、色々な植物化学成分(フィトケミカル)も合成されます。
これらがメディカルハーブの有効成分です。
二酸化炭素 + 水 → グルコース + 酸素 + 水
・植物化学成分
植物化学成分の種類は、1種類の植物だけでも数百という数になります。
含まれている成分のグループが分かれば、ハーブ全体の持つ作用を大まかに知ることができますが、それがすべてではありません。
1.フラボノイド:元々薄黄色や黄緑色というフラバスという言葉からできた言葉で、植物の色素成分のグループで、鎮静、発汗、発汗、利尿、抗アレルギーなど多くの作用を持っています
2.アルカロイド:脳に働きかけることができ、マテ中のカフェインは興奮作用、パッションフラワー中のハルマンは精神安定作用を持っています
また植物化学成分には水に溶けやすい水溶性成分と、油に溶けやすい脂溶性成分があります。植物がこれらの化学物質を作り出すのは、自らの生存のためです
苦味質:健胃作用を持つ。植物にとっては害虫を遠ざけるために作っており、アルカロイドも同様で、精油の中にも防虫作用をもつものがあります
色素成分:花に含まれているものは昆虫を引き寄せる一方で、有害な紫外線から植物を守る役目も果たす。植物は日差しが強いところでも日陰に移動することができないため、自ら強い紫外線に打ち勝つための抗酸化物質を作り出すハーブがあります。
ビルベリーなど北欧の緯度の高いところで育つ植物は、紫外線から身を守るためにアントシアニンなどの抗酸化成分を作り出し、非常に濃い紫色をしているのが特徴です。
タンニン:タンパク質を固める性質があり、樹皮などにつけられた傷はタンニンによって修復されます
核酸:DNAの元となる重要な成分です
ミネラル:鉄やケイ素といったミネラルは、植物でも作り出すことができませんが、土からミネラル分を吸収することでミネラル分を多く含んだハーブもあります。
従って、植物が自分の体を守ったり、ケアしたりするために作り出した化学物質の中から、人の体に合うものを選び出して使うのが、メディカルハーブと言えます。
現代の医薬品のルーツとなっているものの多くはメディカルハーブです。
自然にある成分だからといって、副作用が無いわけではありません。医薬品と比べれば穏やかではありますが、過剰な摂取は逆に毒になってしまいます。
・成分の相乗効果
大きな特徴は、複数の成分が相乗効果を発揮することです。これには別々の成分が同じ作用を持っていて効果が増す形と一つの成分の作用を別の成分が補助する形があります。
エルダーフラワーの利尿作用は、フラボノイドの利用作用とカリウムの利尿作用が相乗的に働いたものです。
また、ローズヒップは一緒に含まれているクエン酸などが体内でのビタミンC利用効率を高めるため、単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します。
・多方向への作用
1種類のハーブで心身の両方に同時に効果をもたらすことができることも、医薬品には見られない特徴です。
ジャーマンカモミールを胃のケアに利用するときには、胃壁に直接働く消炎作用を持つ成分と、芳香成分に気分をリラックスさせる作用があるため、傷んだ胃の修復とストレスの修復とストレス解消の両方を目的とします。ローズヒップは、一緒に含まれているクエン酸などが体内でビタミンCの利用効率を高めるため、単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します。
同じことを医薬品やろうとすれば、最低でも2種類の薬が必要になります。
エキナセア:免疫を調整する作用があり、風邪などでは免疫力を高めてウィルスに勝てる状態をつくります。アレルギーなど免疫が過剰に働いている場合には、正常範囲内に調整する働きもあるのがメディカルハーブの特徴です。
・調整作用
メディカルハーブの使い方では、たびたび同じハーブを正反対の症状に用いることがあります。ハーブには多様な成分が含まれるからです。
1.肌の調子を整える作用に優れているのなら、乾燥肌と脂性肌の両方に利用できる
2.腸の調子を整える作用があれば、便秘と下痢の両方に使える
メディカルハーブの作用の現れ方はとても多様で、使う人それぞれの心身の状態によって変化すると言っても過言ではありません。
・メディカルハーブの働き
1.
抗酸化作用
2.
生体防御機能調整作用
3.
抗菌、抗ウィルス作用
4.
薬理作用
5.
栄養素の補給
・フィトケミカルの特徴
1.
生体防御調節機能の向上:心身症の予防、アダプトゲン作用(免疫、内分泌調整作用)
2.
抗酸化作用:生活習慣病の予防、SOD様作用、代謝促進作用
・メディカルハーブの調整
ハーブには何種類もの調剤の方法があります。これは、もっとも有効な形(剤形)が目的によって違うことと、ハーブに含まれている成分には水溶性と脂溶性のものがあるためです。
ハーブティーでは水溶性の成分が得られ、チンキや浸出油は、脂溶性の成分が得られます。
利用したい有効の性質に合わせた方法の選択が必要となります。
・ハーブティー
熱いお湯を使う方法(ハーブティー)と水出しハーブティーがあります。お湯を使うものを「温浸出」、水で抽出するものを「冷浸出」と言います。飲用するので、成分が体内に吸収されやすいのが大きな特徴です。
口や胃炎など消化器に炎症がある場合は、炎症部位に成分を直接作用させられるという利点もあります。また、ハーブティーから立ち上る香りには、アロマセラピーの効果もあります。
・ハーブティーの淹れ方
ティーポッドにハーブを入れ、熱湯を注いで抽出します。効率よく抽出するためにはハーブを細かくし、必ず熱湯を使うようにしましょう。
ハーブは使う分だけ、潰すようにして一日3~4回に分けて飲みます。
水出しの場合は、雑菌に注意してください。
花や葉は3分間、種子や根は5分間抽出します。
・水出しハーブティーの淹れ方
常温の水で長時間かけて抽出します。時間はかかりますが、お湯を使用しないため高温で注する成分(カフェイン、タンニンなど)の溶け出しが抑えられます。
容器に蓋をして、常温で6時間抽出します。
・ハーブの色々な剤型
ハーバルバス
チンキ
フェイシャルスチーム
芳香浴
湿布
アイパック、フェイスパック
浸出油
軟膏
パウダー
・基剤
ハーブティーをつくる水、チンキのためのアルコール、軟膏のためのミツロウなど、ハーブ製剤で使用するハーブ以外の材料を基剤と言います。
基剤の主な役割は、ハーブに含まれている成分を利用しやすい形で取り出したり、加工したりすることですが、基剤自体にも有効な働きがあり、ハーブとの相乗効果を期待して使用する場合もあります。
水:水道水、ミネラルウォーター、精製水、芳香蒸留水など
ミツロウ:ミツバチが分泌する蝋で、ビーワックスとも言います
グリセリン:植物性、動物性の油から作られる無色、無臭の液体。保湿作用に優れていて、水と良く混ざります。
クレイ:シリカ(ケイ素)を含み、カオリン、モンモリオナイトなどがあります。吸収作用、吸着作用、洗浄作用、収斂作用があり、パック剤に使用します。
アルコール(エタノール、エチルアルコール):水溶性、脂溶性両方の成分を溶かし、チンキをつくるときに使用します。消毒作用があります。
濃度によって違いがあり、消毒用エタノールでは76.8~81.2%、エタノールでは95~95.5%、無水エタノールは99.5%以上となっています。
内用チンキでは、度数の高いウォッカ(40度以上)も使用できます。
・安全に使用するために
ハーブには非常に多くの種類があり、中には使用方法を誤ると大きなトラブルを引き起こすものもあります。また、購入したものをそのまま使用することで、衛生面での注意も必要です。
購入時の注意として以下のようなものがあります
1.
食品を選ぶ
2.
色と香りでチェックする
3.
大量に買わない
4.
学名を確認する
5.
信頼できる店で購入する
・メディカルハーブの使い方
1.
胃腸の不調
食べ過ぎで胃がもたれる、お腹に不快感がある、吐き気がする、下痢など胃腸の不調と言っても症状は様々ですが、単に消化器の機能が低下しているだけでなく、不安や緊張、イライラなど精神的なストレスが関わっていることも少なくありません。
消化器の機能を調整する作用に加えて、ストレスを和らげる作用を持つハーブを選びます。
ペパーミントとジャーマンカモミールのティー
ペパーミントパウダー
ペパーミントは胃を不快な症状をスッキリとさせる作用があり、過敏性腸症候群(IBS)でも使用されます。
カモミールも症状を穏やかにする働きがあります。
それぞれを単品で飲むとあまり好きではないと言う方も多いハーブですが、ブレンドすることによって角が取れて、飲みやすくなります。
2.
ダイエット
ダイエットには様々な手段がありますが、早急な結果を求めるような無理な方法には、必ずリスクがあります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など、他のトラブルを抱えたら意味がありません。腸からの糖分の吸収を抑える、脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう。
マルベリーのティー
マテのティー
マルベリーとは、桑の葉のことで、DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれており、これを食前に飲むことで摂取した食品からの糖の吸収を抑えるという働きがあります(小腸で糖の分解酵素であるα-グルコシダーゼに結合して、その活性を阻害します)。糖尿病の薬でも同じような作用を持つものがあります。
マテは、コーヒーよりも多くのカフェインを多く含んでおり、代謝を高めて脂肪の燃焼を促進します。
その他、下剤の働きを持つハーブもあります。
3.
シミ、色素沈着の予防
シミの正体は体内で作られたメラニン色素で、無防備に浴びてしまった紫外線などが原因で、老化現象の一つです。
メディカルハーブのケアでは、老化を遅らせるためにハーブが持つ抗酸化作用を、シミ、色素沈着の予防にアプローチします。
ジャーマンカモミールの外用チンキ:アルコールで2週間ほど漬けたものを水やグリセリンで希釈して、パッティングします。
マルベリーのフェイスパック:マルベリーとカオリンなどのクレイを混ぜて使います。柔らかい成分が入っていないので、完全に乾く前に洗い流してください。
4.
シワ、たるみの予防
シワやたるみも皮膚の老化が根本的な原因です。このケアには、フェイシャルスチームで肌を引き締める収斂作用をもつハーブと、体内からコラーゲンの生成を促すハーブを選びます。
リンデンとウスベニアオイのフェイシャルスチーム
ローズヒップのティー
リンデンは菩提樹の一種です。ウスベニアオイには粘液質が含まれておりお風呂に入れることも可能です。ローズヒップはレモンの20倍のビタミンCを含み、熱湯でも壊れにくいという特徴があります。
5.
肌荒れ
メディカルハーブを美容に利用する方法のうち、ハーブティーなどで有効成分を摂取して体の内部からケアする方法を内面美容法と言います。肌荒れに対してはその内面美容法を選択し、炎症を抑える作用に優れたハーブ、吹き出物などがある場合は解毒作用に優れたハーブを使います。
ジャーマンカモミールとローズヒップのティー
ダンデライオンのティー
ダンデライオンはタンポポコーヒーに使われているタンポポの根で、焙煎してあるものは香りも良く、苦みが肝臓の働きを助けます。
ジャーマンカモミールも香りがよく、炎症を抑える効果があります。
6.
冷え性
女性に多く見られる冷え性には、腰から下が冷たい、手足の指先が冷たい、顔はのぼせているのに足が冷たいなど、色々な症状があります。直接的な原因は全身の血液循環が悪くなっていることなので、まずは血行を良くすることを心掛けます。
さらにストレスが冷えの誘因になっていることもあります。ストレスを感じると筋肉の緊張が高まり、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。
ジャーマンカモミールの内用チンキ:フラボノイドを含んでいるため、全身の循環を促進します。
リンデンの足浴:フラボノイドを含んでおり、発汗や鎮静作用があります。
7.
便秘
食生活の偏り、運動不足、ストレス、消化不良など便秘にも様々な原因があります。
ハーブでは、消化機能を促したり、腸内の環境を改善するものを選びます。
ダンデライオンのティー:消化器全体を改善する働きがあります。
ペパーミントの温湿布: 過敏性腸症候群に特に有効です。固く冷たくなっている腹部を温湿布でほぐします。
8.
肩こり、腰痛
肩こりや腰痛の大きな原因の一つは、筋肉の疲労です。スポーツ後だけでなく、長時間同じ姿勢を取り続けることからくる疲労も慢性的な肩こりや腰痛につながります。
メディカルハーブのケアでは、慢性的な痛みに対して温湿布を行い、ハーブティーで疲労回復を促します。
ジャーマンカモミールの温湿布:慢性的な痛みに特に有効です。ストレスが強い場合はカモミールを使うと良いです。
ハイビスカスのティー:クエン酸が疲労物質の代謝を促進します
ペパーミントの温湿布:リフレッシュしたい時にお勧めです
9.
スポーツ前の集中力と持久力のアップ
スポーツで消費されるエネルギーの大部分は糖質なので、運動前には吸収の良い糖質を摂ってエネルギーを溜めておきます。糖質のエネルギー代謝を活発にするハーブや運動で消費するビタミンCを補給するハーブが有効です。
ローズヒップとハイビスカスのティー:ビタミンCを非常に多く含むローズヒップは一見酸味が強そうですが、実際はとてもまろやかな味わいです。ハイビスカスはクエン酸を多く含むため、酸味が強くなります。
マテのティー:カフェインを多く含むため。集中力や持久力のアップに最適です。
10.
不眠、抑うつ
不眠と言っても、寝つきが悪いタイプと早期覚醒という早朝に目が覚めてしまうタイプとでは原因がやや異なり、早期覚醒タイプは抑うつ傾向が背景にあるとされています。メディカルハーブでのケアもこの違いに合わせて、普通の不眠には鎮静作用や緩和作用に優れたハーブを、抑うつタイプには抗うつ作用のあるハーブを使います。
ジャーマンカモミール(+ペパーミント)のティー:鎮静作用や緩和作用に優れています
セントジョーンズワートのティー:気持ちの落ち込みの緩和に有効です。
リンデンの芳香浴
11.
不安、緊張
覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られないような緊張感を解きほぐすには、鎮静作用の高いハーブのティーを時間をかけて楽しむのが一番です。お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。
手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。
ジャーマンカモミールとパッションフラワーのティー:パッションフラワーはアルカロイドの作用で脳に直接働きかけて気持ちを落ち着けます。
ジャーマンカモミールの手浴:手は緊張で発汗が過剰になったりと感情を表しやすい部分であると言えます。そういった部分を温めることで精神を安定させます。
12.
強壮
強壮とは、強く活力をみなぎらせることです。肉体的な活力だけでなく、心の元気づけも含みます。特定のトラブル解消ではないので、毎日利用でいる方法であることが大切です。
ダンデライオンのティーまたはミルクティー:肝臓の働きを助けるので夏バテなどに有効です。
マテのティー、またはミルクティー:カフェインで代謝を促進します。
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