アトピー性皮膚炎のきっかけが汗というニュース
これから夏の時期を迎え、アトピックスキンの方にとっては油断大敵!
社内研修でも徹底して指導しています
汗が肌を傷めることを!
特に汗がたまりやすい首、ヒジ、ヒザの裏側は要注意
汗は、かいたばかりの時は弱酸性を帯びていますから肌本来のpHバランスを保っています
ところが空気に触れ、時間が経つとアルカリを帯びてきます
アルカリ性には膨潤作用があり、次第にバリア形成を壊し始めます
しかもアンモニアに変性するため赤みや痒みを伴うことも・・・
汗はかたく絞ったタオルで小まめに抑え拭きして、シッカロールをしっかり(笑)
夏場の汗対策は、アトピーの方にはとても重要な予防法です。
◎今日のWebニュースから・・・
<アトピー>皮膚の炎症、カビが原因 広島大
毎日新聞 6月6日(木)22時54分配信
アトピー性皮膚炎の患者が汗をかくと炎症を引き起こすことについて、広島大大学院の秀道広(ひでみちひろ)教授(皮膚科学)らの研究グループは6日、人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因であると発表した。このカビは「マラセチアグロボーザ」で、作り出されたたんぱく質が汗に溶け込んで体内に入ることでアレルギー反応を起こすとしている。
研究グループは、原因物質が解明されたことで、より効果的な治療法やスキンケア方法の開発が期待できると説明。研究グループの論文は先月31日(日本時間今月1日)、米医学専門誌のオンライン版に掲載された。
汗がアレルギーを引き起こすことは分かっていたが、具体的にどの物質が原因かは分かっていなかった。研究グループが人間の汗に含まれる物質を分析したところ、かゆみを起こす物質「ヒスタミン」が放出される際、カビの一種の「マラセチアグロボーザ」が作り出すたんぱく質が炎症に関わっていたことが分かった。このカビは、健康な人間の皮膚にも存在し、作り出されたたんぱく質は、ごく微量でもアレルギー反応を引き起こすという。
秀教授は「今後、たんぱく質だけを取り除く製品などを開発することで、患者のアトピー性皮膚炎を和らげることが期待できる」と話している。
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■エンビロン日本本社 社長であり
元アレルギー科 戸澤クリニック院長でもある戸澤明子ドクターから教えていただいた
《アトピー患者への指導要綱》
●環境改善
●正しいスキンケア
この2つの徹底指導。
《アトピー性皮膚炎を発症する4つのファクター》
1.アレルギー体質 (Ige抗体量)
2.ドライスキン
3.アレルゲン(抗原)
4.感作抗体
この4つのうち
1.のアトピックスキンと4.の感作抗体は自分の力ではどうすることもできませんが
2.のドライスキンと3.のアレルゲンは、自分の努力で予防できます。
2.のドライスキンはエンビロンクリームで人口皮脂膜形成、保湿を心がけ
3.のアレルゲンはカーペット、畳をフローリングに変え、
観葉植物やペットを遠ざけ、コマ目な換気、空気清浄器
布団をミクロガードにいれ、定期的に天日に干すなど
いくらでも対処方法があります。
何しろこの4つの条件が全て整わない限り
皮膚炎は発症しないのですから・・・
今回の汗対策も立派な環境改善に含まれます。
エンビロンの詳細はコチラから