薬剤師 渡邉肇子先生 社内レベルアップ研修
定期レベルアップ研修
2013.4.3.(金) 11:00~13:00
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
[講師] 渡邉肇子先生
(薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会理事)
『初夏から梅雨の時期を元気に過ごすために』
○花粉症
○胃腸の不調
予防医学の考え方では、夏を元気に過ごすために春から準備をしておくことを重要視しています。
・花粉症について
花粉症は1970年代から増えてきた疾患で
原因の代表格はスギですが、スギは何千年も前から生育していたにもかかわらず、昔の人は花粉症にはなりませんでした。
また、ある年齢から突然症状が出る人もいます。
小さい時からアレルギーを発症する人の大きな原因は、小児期の消化器系が未発達の状態に多様な食品を与えるといったものがあります。
またアレルギーに関係する免疫系の物質としてIg-Eがあり、体の入ってきた異物と反応して抗原抗体反応を起こします。
花粉症が無かった時代は花粉だけでなく、寄生虫などの異物が体内に多くいたために、Ig-Eはそれぞれにまんべんなく反応していましたが、衛生環境が改善した今日では寄生虫などがいなくなった分、スギなどにIg-Eが過剰に反応してアレルギーを引き起こすという説があります。
アレルギープール説では、心理的要因(ストレスなど)や環境的要因、食事、遺伝的要因(両親がアレルギーを持っているなど)といったものが積み重なることで、容器に溜まった水が溢れるようにアレルギーを発症するという考え方もあります。
この場合、遺伝的要因に対しては防ぎようがありませんが、その他の要因に対しては対処が可能です。
現在、花粉症の患者数は2000万人を超えており、これは総人口の10%以上に当たり、日本の国民病とも言われています。
この背景には、排ガスや黄砂などによる大気汚染の拡大や食生活の欧米化による体質の変化などが関わっているとも考えられます。
・花粉症の現状
花粉症を引き起こす植物としては、60種以上も報告されています。
春先に大量に飛散するスギの花粉が原因である物が多いですが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなどほかの植物の花粉によるアレルギーを持つ人も多くいます。
特にスギ花粉症患者の7~8割程度はヒノキ花粉にも反応しています。
またイネ科の花粉症患者は、一つに反応するようになると、いくつかのイネ科植物の花粉に反応することも知られており、花粉に含まれるアレルゲンが極めて類似なため、交差反応を起こしてしまうのです。
スギの少ない北海道ではスギ花粉症は少なく、イネ科やシラカバによる花粉症が多いなど、地域差もあります。
以前、六甲山周辺において大量に植樹されたオオバヤシャブシによる花粉症が地域の社会問題になりました。
北陸の稲作が盛んな地域では、他地域よりもハンノキ花粉症が多く発症しています。
アメリカではブタクサ、ヨーロッパではイネ科の花粉症が多く、北欧ではシラカバなどカバノキ科の花粉症が多く発症しています。
・免疫の概念
生体は自己の恒常性を保つために、生体内に侵入した異物をとらえ、自己と非自己を識別して、非自己を生体外へ排除する機構を備えています。
排除するものは細菌やウィルスなど外界からの異物だけでなく、老廃組織やがん化した細胞など、変位した自己の成分も含まれます。
古代ローマ時代では、ペストや天然痘患者の看病はペストや天然痘を克服した人(生き延びて免疫を持っている人)に限るとされており、古代の人も免疫を獲得している人はその病気にかからないことを知っていたということが分かっている。
したがって免疫とは、疫病を免れる(ある感染症から回復した人は二度と同じ病気に罹らない)という経験則に由来しており、生体が自己と非自己を認識し、非自己すべてを排除する反応であると言えます。
・免疫の持つ性質
①多様性:抗体やT細胞抗原レセプターは10の10乗種類以上ある
②自己と非自己の識別:自分を構成する正常な成分とは反応しない
③特異性:抗体やT細胞抗原レセプターは、抗原のわずかな構造変化を見分け、特性の高いものしか反応しない
④記憶:一度侵入した抗原を長期間記憶している
・アレルギーとは
異物を排除しようとする生体の免疫反応が過剰または不適切な形で起こり、組織障害を起こすことをアレルギーといいます。
一般にアレルギーとは、抗原侵入後、数分から数十分以内に症状の起こる即時型アレルギーを指します。
広義のアレルギーは、異物として認識される抗原に対する免疫系の過敏反応をすべて含み、Ⅰ~Ⅳ型に分類されています。
①Ⅰ型アレルギー
原因:アレルゲンが体内に侵入すると、Ig-Eが作られ肥満細胞表面のレセプターと結合する。アレルゲンがこのIg-Eとブリッジ状に結合すると(2分子以上の抗原が結びつくことで架橋される)、肥満細胞からケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)が放出されて炎症が起こる。化学物質により、血管が刺激され、毛細血管が収縮し、血中の液体成分が漏れ出る。これにより、粘膜の分泌が亢進し、粘膜が過敏になってアレルギー症状が出る。
症例:蕁麻疹、花粉症、気管支喘息、薬物によるアナフィラキシーショックなど
②Ⅱ型アレルギー
原因:生体自身の細胞や、組織に結合した抗体が補体系を活性化することにより、生体に障害を与える。
症例:特発性血小板減少性紫斑病、不適合輸血による溶血性貧血、新生児溶血性貧血、自己免疫性溶血性貧血、薬剤性溶血性貧血、重症筋無力症など
③Ⅲ型アレルギー
原因:生体内で生じた抗原抗体複合体が細胞に沈着し、帆体系を活性化させることで起きる
症例:全身性エリテマトーシス、慢性関節リウマチ、血清病、各種糸球体腎炎など
④Ⅳ型アレルギー
原因:アレルゲンにより感作されたT細胞が、アレルゲンと反応することによって炎症が起きる。抗体の関与なしに抗原に対するT細胞の反応によってもたらされる細胞性免疫反応による細胞障害。通常、抗原の侵入から2日後くらいに反応が最大となる。
症例:接触皮膚炎、ツベルクリン反応、薬疹、臓器移植の際の拒絶反応など
・花粉症とは
花粉症とは、Ⅰ型アレルギーに分類される疾患の一つです。
植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことを言います。
枯草熱(こそうねつ)と呼ばれることもあります。
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状とされます。耳鼻科領域においては、目のかゆみを除外したものを3大症状と呼んでいます。
・花粉症に良く用いられるハーブ
①エルダーフラワー:アレルギーの症状を抑える働きがあり、目の充血や鼻水を抑える
②ネトル:葉の部分を使う。緑色の基になっているクロロフィル(葉緑素)が浄血作用を持ち、化学構造式を見ると赤血球と似ている
③ローズヒップ:ビタミンCを多く含み、トマトと同じリコピンという赤い色素を含む
④ペパーミント:清涼感があり、マスクにエッセンシアオイルを含ませると有効
⑤ユーカリ:ミントよりも強い清涼感がある
・漢方で考える花粉症のタイプ
①寒湿タイプ
主な症状:嗅覚の低下、無色の鼻水、くしゃみ、むくみ
原因:寒邪と湿邪による肺の機能低下により、余分な水分が鼻水となる
治療法:冷えを避け、身体を温めて余分な水分を取り除く
②肺熱タイプ
主な症状:鼻づまり、黄色っぽい鼻水、頭痛、喉の渇き
原因:肺に熱がこもり、津液を送り出せない。風寒や風熱の風邪が長引いてなることもある
治療法:肺の熱を冷ます
③気虚タイプ
主な症状:風邪をひきやすい、疲れやすい、汗をかきやすい、寒がり
原因:肺機能の失調により、邪気が侵入しやすい
治療法:肺と脾の働きを高め、元気を回復する
・花粉症の養生
花粉症などのアレルギーを発症させたり、症状を悪化させるのは、ストレスや体力の低下が抵抗力を奪うことが要因の一つです。
精神的な疲労をためないように気を付けましょう。
また、生活習慣や食生活を見直すことで、アレルギー体質を改善することも大切です。
水滞の人:余分な水分が溢れだす症状は花粉症の代表的なもの。体を冷やさないように注意する。
気虚の人:バリア機能が低下し、アレルギー症状は悪化するので、まずは気の充填を図る。
・花粉症におすすめのお茶
①甜茶
中国茶の中で植物学上の茶とは異なる木の葉からつくられた甘いお茶の総称でアレルギー性鼻炎や喘息などに用いると、痰を除いて、咳を止めてくれる。
パックを沸騰したお湯で3分から5分煮出し、一日500㏄を3回に分けて飲む。
②紫蘇茶
シソ科のシソの乾燥した茎で、鼻づまりなどですっきりしないときに有効。
③菊花茶
キク科のキクの乾燥した頭状花で黄色い鼻水、目のかゆみ、充血などに有効。
薄荷と10gずつ、400㏄の水で10分煎じる。
・アレルギー性鼻炎の養生(ツボ刺激)
①上星:鼻の症状がある時に指圧する。額中央の髪の生え際から親指幅一本分上
②合谷:目に症状がある時に指圧する。手の甲側、親指と人差し指の間を手首に向かってたどり、骨にぶつかったところの人差し指側。
③迎香:鼻の様々な症状を和らげる。鼻の両脇、小鼻のすぐ横。特に花粉症や鼻炎による鼻づまり、鼻水は、ここを集中的に押すとよい。
食養:鼻の症状があるときは長ネギ、ショウガ、クズ、ハッカなど、目に症状がある時は菊花、クコ、苦瓜、トマト、アワビなど、甘味と辛味は粘膜を充血させやすいので、摂りすぎないように注意する。
〈胃腸の不調〉
・消化器系とは
口から取り入れた食物を胃、腸から肛門へと送り、その間に消化と栄養分の吸収を行う一連の器官
消化管:食物を送る管
消化腺:消化液を分泌する腺
・消化のしくみ
口から食道、胃、腸を経て、肛門に至るおよそ10mの一本の道筋を総称して消化管と言います。消化管の役割は、消化と吸収によって、食物に含まれる栄養分や水分を体に取り込むことです。
人体は、水分、塩分、ビタミンなどは直接血液の中に取り込むことができます。
しかし食物の大部分は炭水化物やたんぱく質、脂肪であり、これらは複雑な構造をした大きな分子からできているため、そのままの状態では血液中に取り込むことができません。
そこで、これらの栄養分は体内で細かく分解する必要があります。
①口腔:歯、口蓋、舌、唾液腺
②食道:口腔内で噛み砕かれた食べ物や水分を蠕動運動によって胃に送り込むおよそ25㎝の管。食物が通らないときには前後に押しつぶされた形をしている。
③胃:食物がある時間蓄えられ、胃壁の運動によって機械的に、また胃液の作用によって化学的に消化を受ける。食べ物の通過時間は通常1~2時間。
④小腸:十二指腸、空腸、回腸の総称。食べ物は腸液によってブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸とグリセロールに分解され、絨毛から栄養素として吸収される。
⑤大腸:盲腸、結腸、直腸の総称。消化と吸収を終えた内容物から水分を吸収して、便を形成する。
・消化腺
肝臓
①栄養素を体内で活用できる形に再合成する
②エネルギーをグリコーゲンとして貯蔵する
③消化腺として短銃を産生する
④排泄腺として赤血球を分解し、ビリルビンを合成する
⑤血液を貯蔵する
⑥有害物質を解毒する
⑦その他
胆嚢
①肝臓の下部に位置し、肝臓が分泌した胆汁を濃縮して、一時的に貯めておく
②十二指腸内に脂肪分の多い内容物が入っていくると、胆嚢が収縮して胆汁が出され、消化吸収を助ける
膵臓
①胃の裏側に位置し、消化液である膵液を分泌する。
②膵液はたんぱく質、炭水化物、脂質を全て分解する
・食物の流れ
消化は、口に入れた食物が歯によって噛み砕かれ(機械的消化)、唾液と混ぜ合わされるところから始まります(化学的消化)。
その後、食物は食道を通って胃に入り、胃で強酸性の消化液と胃の筋肉の収縮運動により、ドロドロの粥状になって十二指腸に送られ、胆汁や膵液と混ぜ合わされて小腸へ行きます。
小腸で食物に含まれていた栄養素のほとんどと、水分の約80%が吸収されます。
吸収された栄養素は、腸の血管から肝臓に運ばれ、化学的に処理された後、体の各部分に送られます。栄養素を吸収された繊維質や水分などは大腸へ送られ、残りのカスは水分を吸収され、固形物(大便)となって肛門から排出されます。
・健胃に良く用いられるハーブ
芳香性のハーブ(香りによって胃液の分泌を促進するもの)
①オレンジピール
②レモンピール
苦味性のハーブ(苦味によって胃液の分泌を促進するもの)
①アンジェリカ
②アーティチョーク
③ダンデライオン
・消化不良、吐き気に良く用いられるハーブ
消化不良:アーティチョーク、ダンデライオン
ガスが溜まっている時:ペパーミント、フェンネル
車酔いの予防
メディカルハーブの利用:ペパーミント、レモンピール、ジンジャー
アロマセラピーの併用:ペパーミントを植物油で薄めてこめかみにつける
・緩下に良く用いられるハーブ
便秘に効果にあるハーブ
①ダンデライオン
②センナ
③アロエ
④オオバコ
⑤フェンネル
⑥ルイボス
⑦ローズヒップ
・下痢によく用いられるハーブ
①アルテア根:粘液質で胃壁の保護作用がある
②ラズベリーリーフ、ローズ、中国茶:渋みの成分であるタンニンを含み、引き締め作用があるが、タンニンを抽出するには熱湯で長く出す必要がある
・食欲不振の養生
体調だけでなく精神的なストレスも不調の原因になりやすいのが胃腸。
食欲がなかったり食べるともたれる、ゲップが出るなどの症状は、胃の消化吸収能力が落ちている証拠。
食欲不振が続くと、体は栄養不足、エネルギー不足の状態となり、体はもちろんここにもダメージを受けてしまいます。
気虚の人は:余分な消化酵素産生や内臓の過剰な運動による負担を減らすために、よく噛んで食事をするように心がけ、少しでも分子量を小さくして消化しやすい状態にする。
気滞の人は(胃もたれしやすい人):深呼吸や軽い運動で、滞っている気の流れをスムーズにする。食事では消化の良いものをゆっくりと食べるようにする。
・食欲不振のおすすめレシピ
冷たいものを摂って不調になる場合は、鶏肉、ニラ、ショウガなどの香味野菜、コショウ、山椒、陳皮などの香辛料を取り入れて、体の中から温めると良い。
胃がシクシク痛む場合は、胃にこもった熱を取ってくれる作用のあるスイカやリンゴ、梨などの果物、トマトや白菜がおすすめ。
ストレスで胃に不調を感じている場合は、紫蘇、ニラ、ジャスミン、陳皮などを取り入れて、疲れた胃腸を癒しましょう。
・便秘の養生
丸2日以上便通が無い、便意を感じていても排便がスムーズにできない、後に残便感が残るなどの状態を便秘と言います。
毒素や老廃物を体内に溜め込んだ状態なので、肌荒れの原因にもつながります。
気虚の人は:腹筋などで、おなか周りの筋力をつける
気滞の人は:ストレスを和らげ、おなかのマッサージを心掛ける
・便秘のおすすめレシピ
コロコロと硬い便のときは、油ものや辛いもの、味の濃いものを控え、梨や柿、バナナ、ホウレンソウ、たけのこがおすすめです。
おなかが張る時はミントや大根、そばを摂り、いきんでも出にくい時はイチジクや桃、クルミ、はちみつ、黒ゴマを摂りましょう。
欧米式の食事ばかりだと体内に熱がこもり、便通に必要な水分を奪う傾向があるので要注意。
適度に水分を補給し、きのこ類など食物繊維豊富な食材で腸を活性化させ、豚肉やナッツ類など自然の油で腸内の便の滑りを良くさせます。
・4月の過ごし方と養生
春らしい温かい日と冬に逆戻りしたかのような寒い日が交互にやってくるなど気温の変化が激しい上、入学、就職、転勤など一年でも最も環境の変化がある時期です。
緊張感により心が不安定になるので、自律神経失調症やストレスによる肌荒れなどに注意しましょう。
おすすめの食材:気温の変化が激しく、新しい環境に身を置くことも多いため、体調を崩いやすい時期です。不安定になりがちな心と体をリラックスさせ、体力を補い、血行を良くしてあげる働きがあるものを摂りましょう。
たけのこ、玉ねぎ、小松菜、レタス、タコ、わかめ、レモン、木の芽
おすすめのお茶
①甜茶:ビタミンやミネラルが豊富で、鼻やのどをすっきりさせる。
花粉症に悩まされている人におすすめ。
②甘茶:低下した体力を回復させ、花粉症にも効果大。甘味のあるお茶。
・5月の過ごし方と養生
5月病という言葉があるように、4月から受けてきたストレスがだんだんと心身に現れ、気分が沈みがちになることがあります。
1年で最も好天に恵まれる時期でもあるので、ストレス発散と気分転換のために、積極的にアウトドアを楽しみ、自然の気をたっぷり体内に取り入れましょう。
おすすめの食材:季節の変わり目に受けたストレスがたまりやすい時期。
ストレスを発散するために、血行を促進し、からだお新陳代謝をたかめる働きのある食材がおすすめ。
おすすめのお茶
①柿の葉茶:ビタミンCが豊富で、抵抗力をつけ、血管を丈夫にする。
風邪をひきやすい人、高血圧や動脈硬化予防にも最適。
②緑茶:カテキン成分がストレスを和らげ、疲労回復にも効果がある。
ポピュラーなので取り入れやすい。
・6月の過ごし方と養生
梅雨に入り、湿度が高くなると、胃腸の働きが弱くなり、疲労感やだるさが抜けにくくなります。また、湿気と寒さの影響で、慢性の関節痛や神経痛が悪化したり、再発することもあります。
昼間、冷房などで体を冷やしてしまったと思ったら、夜は温かいお風呂にゆっくりと浸かって、温めるようにしましょう。
おすすめの食材
疲れやだるさがたまらないように、胃腸の働きを整え、体力の回復を図るものを積極的に摂りましょう。湿度が高く、細菌の繁殖が活発になるので、衛生面にも気をつけましょう。
ジャガイモ、アスパラガス、紫蘇、ラッキョウ、にんにく、三つ葉、梅、山椒
おすすめのお茶
どくだみ茶:体内の悪いものを外に追い出す。抗菌、解毒の働きが高いので、肌トラブルにもおすすめです。
・夏の養生
夏の養生の基本原則は、暑さや湿気から身を守ることです。また同時に、暑さから逃れるために、むやみに涼を求めて体内の陽気が衰えないように保つことも大切になります。
暑さから身を守り、こまめな水分補給を
①早めに飲む
②飲みすぎない
③食事中は水を飲まない
④お茶かミネラルウォーターを。