断食と免疫力 3話 免疫細胞の貪食能
2013.2.20.(水) 10:30~12:00
テーマ 『断食と免疫力』
@エルクレスト セミナールーム
講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です
佐藤先生曰く、「病気のほとんどは、自分自身がつくり出している。」
肌寒いな~と感じながら、そのままにしたり
分かっていても間食や深酒、タバコをやめられないとか
頑張りすぎて疲労を溜めるとか・・・などなど
何十回と先生のお話を聴かせていただいているうち、本当にそうだな~と感じるようになりました。
しかも言いすぎかもわかりませんが、ガンそのものも!
なぜならガン家系にお生まれになった佐藤先生にとって
ガンには絶対なりたくないという思いは人一倍強く
ガンそのものを学び、規則正しい生活をすることで
還暦をお迎えになった今現在までずっと健康で立派にガンの予防が出来ています。
さて本題の免疫細胞の貪食能についてです
私たちが食事をすると胃と腸で消化された栄養分は小腸の微絨毛から取り込まれます
ただその時に食事したものの一部が※食物残渣として血中に取り込まれてしまうそうです
※食物の分解産物
この不要な食物残渣をキレイに食べ尽くし、処理してくれるのが免疫担当細胞である白血球であり、マクロファージなのです
当然食事量が増えれば、この食物残渣も血中に増えますのでその処理に追われてしまいます
従って免疫担当細胞である白血球やマクロファージが外的である細菌やウイルスの処理といった本来の仕事ができなくなってしまいます
結果として免疫力が低下してしまうのです
※免疫担当細胞というと難解に聞こえますが、佐藤先生曰く、単純に細菌と同じように単独で判断し行動する生物であると。従って免疫細胞もお腹が空けば貪食 性は高まるし、お腹いっぱいになったら動きが悪くなるし、寒いと人と同じでじっとしているし、お風呂に入って温まると元気に動き回るようになる。つまり貪 食能が高まり、遊走性が高まった状態のことを私たち人間が免疫力が高まったと言っているわけです。
ガンも同じで人は毎日6,000億個もの細胞が新陳代謝で生まれ変わっているわけですから
どんな人でもそのうち約3,000~7,000個の細胞は、遺伝子のコピーミスを犯し、異型細胞がつくられてしまいます
そのうちのいくつかが暴走を始めると悪性腫瘍へと発展します
それがガンです
ただそうなる前に自身の免疫細胞がそれらを貪食、処理してくれることで健康でいれるワケです
またガンの転移についても同じことが言えます
ガンの転移はリンパ液、リンパ管を通してだけではありません
直径1cmの初期ガン細胞であれば毎日約100万個ものガン細胞が血液中にも放出されてしまいます
血液を介して全身にガン細胞がばらまかれます
それを全部ことごとく見落とさず貪食能で処理してくれるのはリンパ球でありマクロファージなのです
インフルエンザを薬で予防することはある程度できますが、
一度インフルエンザにかかれば、そのあと治すことができるのは自己免疫力だけです
そのことと同様に、
ガンに罹患した人がよく治る例がありますが
佐藤先生に言わせれば不思議でもなんでもないと・・・
ある条件が重なり免疫力が格段に高まり
体内の異型細胞をリンパ球とマクロファージを総動員して攻撃したからにほかなりません
その防衛軍をいつでも絶好調にしておくためには
粗食にすることと身体を冷やさないこと
ガン細胞の分裂は35度という温度で一番活性し、高温を嫌います
そして身体を酸性に傾けないこと
糖質、脂質の摂り過ぎは身体を酸性に傾かせます
ガン細胞は酸性環境下で分裂が高まり
アルカリ環境下を嫌います
免疫担当細胞は、酸性下では活動性下がります。
【まとめ】
・食べ過ぎは免疫力を下げる(貪食能の低下)
・冷やすと免疫力を下げる(遊走性の低下)
・酸性体質は免疫力を下げる(貪食能の低下)
テーマ 『断食と免疫力』
@エルクレスト セミナールーム
講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です
佐藤先生曰く、「病気のほとんどは、自分自身がつくり出している。」
肌寒いな~と感じながら、そのままにしたり
分かっていても間食や深酒、タバコをやめられないとか
頑張りすぎて疲労を溜めるとか・・・などなど
何十回と先生のお話を聴かせていただいているうち、本当にそうだな~と感じるようになりました。
しかも言いすぎかもわかりませんが、ガンそのものも!
なぜならガン家系にお生まれになった佐藤先生にとって
ガンには絶対なりたくないという思いは人一倍強く
ガンそのものを学び、規則正しい生活をすることで
還暦をお迎えになった今現在までずっと健康で立派にガンの予防が出来ています。
さて本題の免疫細胞の貪食能についてです
私たちが食事をすると胃と腸で消化された栄養分は小腸の微絨毛から取り込まれます
ただその時に食事したものの一部が※食物残渣として血中に取り込まれてしまうそうです
※食物の分解産物
この不要な食物残渣をキレイに食べ尽くし、処理してくれるのが免疫担当細胞である白血球であり、マクロファージなのです
当然食事量が増えれば、この食物残渣も血中に増えますのでその処理に追われてしまいます
従って免疫担当細胞である白血球やマクロファージが外的である細菌やウイルスの処理といった本来の仕事ができなくなってしまいます
結果として免疫力が低下してしまうのです
※免疫担当細胞というと難解に聞こえますが、佐藤先生曰く、単純に細菌と同じように単独で判断し行動する生物であると。従って免疫細胞もお腹が空けば貪食 性は高まるし、お腹いっぱいになったら動きが悪くなるし、寒いと人と同じでじっとしているし、お風呂に入って温まると元気に動き回るようになる。つまり貪 食能が高まり、遊走性が高まった状態のことを私たち人間が免疫力が高まったと言っているわけです。
ガンも同じで人は毎日6,000億個もの細胞が新陳代謝で生まれ変わっているわけですから
どんな人でもそのうち約3,000~7,000個の細胞は、遺伝子のコピーミスを犯し、異型細胞がつくられてしまいます
そのうちのいくつかが暴走を始めると悪性腫瘍へと発展します
それがガンです
ただそうなる前に自身の免疫細胞がそれらを貪食、処理してくれることで健康でいれるワケです
またガンの転移についても同じことが言えます
ガンの転移はリンパ液、リンパ管を通してだけではありません
直径1cmの初期ガン細胞であれば毎日約100万個ものガン細胞が血液中にも放出されてしまいます
血液を介して全身にガン細胞がばらまかれます
それを全部ことごとく見落とさず貪食能で処理してくれるのはリンパ球でありマクロファージなのです
インフルエンザを薬で予防することはある程度できますが、
一度インフルエンザにかかれば、そのあと治すことができるのは自己免疫力だけです
そのことと同様に、
ガンに罹患した人がよく治る例がありますが
佐藤先生に言わせれば不思議でもなんでもないと・・・
ある条件が重なり免疫力が格段に高まり
体内の異型細胞をリンパ球とマクロファージを総動員して攻撃したからにほかなりません
その防衛軍をいつでも絶好調にしておくためには
粗食にすることと身体を冷やさないこと
ガン細胞の分裂は35度という温度で一番活性し、高温を嫌います
そして身体を酸性に傾けないこと
糖質、脂質の摂り過ぎは身体を酸性に傾かせます
ガン細胞は酸性環境下で分裂が高まり
アルカリ環境下を嫌います
免疫担当細胞は、酸性下では活動性下がります。
【まとめ】
・食べ過ぎは免疫力を下げる(貪食能の低下)
・冷やすと免疫力を下げる(遊走性の低下)
・酸性体質は免疫力を下げる(貪食能の低下)
●第1回 『ガンにならない生き方』
●第2回 『ガンにならない生き方』
●佐藤先生を囲んでの座談会
2013年2月24日(日)
佐藤仁是先生|
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