EXILE公式トレーナー吉田輝幸さんとパワープレート
『50歳から輝く人、30歳で老ける人』
戸澤明子先生著
2012年12月8日(土) 午後1時から4時
@研究学園駅 イーアスつくば2F イーアスホール
《戸澤先生の講演》
・50歳から輝く人
50歳までどのような過ごし方をしてきたか
肉体的、精神的に老けてしまう
QOL(Qualty Of Life)が注目されているものの具体的な対策がされていない
長寿大国である日本における現実は65歳以上のうちの500万人は介護老人である
日本の根本的な施策として、なんでも介護士がやってしまうという傾向が強く
自分自身で体を動かそうという対策がされていないという問題がある
全国でロコモティブシンドローム患者は4700万人おり、2800万人に東京医科歯科大学の教授が1000万人が重症であるといわれている
①片足立ちで靴下を履けない
②15分以上歩けない
③躓くことがある
④横断歩道で青信号のうちに渡り切れない
⑤階段で手すりが必要
といった検査項目がある。
多くの医療機関がいまだにステロイドを処方しており、薬は長期間使うことは副作用のリスクが強く、投薬や短期間にしてその後はアクティブな治療が必要である。
東京医科歯科大学では、人工関節の手術の4日後からパワープレートを使ってリハビリテーションを行い、より短期間での運動機能の改善を行ってよい結果を出している。
として最も症状が出やすいのが膝で、その後股関節、腰といったところに波及していく
現在主婦に罹患率が高い大腸がん、胃がん、乳がんは動かないことが原因になっているといっても過言ではない。
予防医学として、ロコモティブシンドロームで運動器の機能低下が起こるとメタボリックシンドロームも併発しやすいメタボリックシンドロームは心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす死の病気であるという認識を持つ
賢い人とは、自分の健康についてどのようなことをすれば健康に人生を全うできるかという原理原則をきちんと認識し、実行できる人である。
・アンチエイジングを包括したアクティブエイジングとは
①内面からの魅力(アトラクティブエイジング)何歳からでも美しくなれる
②生産的なエイジング(プロダクティブエイジング)他者に与えることによる感動の共有、社会貢献
③満足できる人生(サクセスフルエイジング)
・意識レベルを高く持つ
1000の意識があったとすると、通常は204~206の意識レベルと言われているのに対し、アクティブエイジングを実践できている人の意識は300~500にもなると言われており、健康でいるためにどのような意識を持つべきかを常に考えておくことが重要である。
・宇宙飛行士は早く老ける
宇宙飛行士たちが宇宙の無重力状態から帰ると、筋肉、神経、骨などを始め、様々な器官が衰え、老化に似た状態になっていることから、若々しくいるためには人体に重力の刺激を与えることが重要であり、パワープレートの3次元加速度振動による重力の強化がアクティブエイジングへの大きな近道となる。
・速筋線維の重要性
筋肉には持久力に優れた遅筋線維と瞬発力に優れた速筋線維があり、遅筋線維は比較的衰えにくいのに対し、速筋線維は衰えやすく、立ち上がる時など瞬間的に大きな力が必要な時の動きがやりにくくなりやすいが、パワープレートは鍛えることが難しいとされる速筋線維も刺激することができる。
・ペリオスチン
歯の歯根膜部分にあるペリオスチンは、歯の再生に関わるたんぱく質で、パワープレートなどの振動刺激で活性化することが分かっており、虫歯や歯周病といったものの予防にもアクセラレーショントレーニングは有効である。
・ミトコンドリア
細胞内小器官として酸素を元にエネルギーを作り出すミトコンドリアは、私たちが生きていく上で欠かせないものであり、疲労物質である乳酸を酸素の力で再びエネルギーとして生まれ変わらせることができ、パワープレートはミトコンドリアの数を増やすことが証明されている。
《吉田トレーナーの講演》
従来のトレーニングの考え方はとにかく筋肉量を増やしてパワーをつけるといったものであったが、現在はコアトレーニング
・動きを教育する
腕立て伏せというトレーニング一つとっても、うまくできない場合に筋力が無くてできないのか、柔軟性が無いためにできないのか、筋肉のバランスが悪いからできないのかといったように原因は多岐にわたる
自分の体を知り、教育をしながら鍛えていくことが重要であり、本当に正しい動きができている人はプロのアスリートでも少ない
■コアトレーニングとは
様々な考え方がある中で、吉田トレーナーが考えるものは、体全体を機能的に動かせるようになるためのトレーニングである
①柔軟性の向上
②筋力
筋肉を自分で動かそうとすると労力が必要になり機能的な使い方ではなく、腹筋や背筋が強いだけでもコアが強いとは言えない
関節の中では動いたほうが良いものと固定されていたほうが良いものがあり、肩甲骨、胸椎、足首、股関節は動いたほうが良いのに対し、膝や骨盤などは固定されていたほうが良いとされている
・正しい姿勢
一概には言えないものの、横から見たときに耳、肩、骨盤、膝、足首が一直線になっている状態が正しい姿勢と言われている
・抗重力筋
地球の重力に打ち勝って姿勢を維持するために必要な筋肉で、脊柱起立筋、大殿筋、腹直筋、大腿前面の筋肉、下腿三頭筋などがある
・筋肉のピーク
30代を過ぎると、年間1%ずつ筋肉量は減っていくと言われているが、トレーニングをうまくやっていくことで何歳になっても筋肉を付けることはできる
そのためには忙しい中でなるべく無駄を省いて、専門家の指導の中で行っていくことが重要であり、そこで最先端のトレーニング理論に基づいたパワープレートは、短時間で柔軟性や筋力、バランス能力の向上が期待できる
レジスタンストレーニングのマシンと異なり、プレートの上で自由自在にトレーニングを行うことができるとともに、増幅された重力と不安定性の中で筋肉を動かすことによってより機能的な体をつくることができ、特に抗重力筋の強化に最適である
コアトレーニングで最も重要なことは評価、教育、回復をしていくことで、日本人はウォームアップはきちんとするものの、クールダウンはアスリートの中でも十分に行われていないのが現状で、パワープレートを使うことで体の回復もきちんと行うことができる
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