エンビロン・鈴木インストラクター研修2
2012.8.23.(木) 10:30~12:00
エンビロン定期レベルアップ研修
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
〈南アフリカ研修日記〉
・南アフリカは世界で3本の指に入る観光地。
・エンビロンにおける日本の技術はトップクラスである
・本社の研修は5種類がある
① 基礎研修
② トレーニング研修 イオンザイム
③ トレーニング研修 ピーリング
④ 販売スキルアップ研修
⑤ リテーリング(フォローアップ研修)
・スマートコンセプト
ゴールの立て方が重要で最終的にどうなりたいか、そのための道筋を明確化する。
Specific 的確にその人に合った商品を選べるかどうか
Measurable 達成可能かどうかを見極める
・スペースドコンセプト
6つの要素が重要である。
① Safety 防腐剤などが入っていないかなどの安全性をうまく話せるか
② performance納得する
③ Appearance 見た目、外観
〈夏のスキンケア〉
・なぜ、夏の洗顔が重要視されているのか
気温や湿度が上昇する夏は、多量の汗や過剰な皮脂が夏の肌トラブルの主な原因であり、これらを適切に取り除くことが重要である。
夏は肌ダメージが強く皮脂の調整にはビタミンB が重要であり、エンビロンのベーシック製品はすべてビタミンBを含んでいるので、しっかりと使ってもらうと良い。
また夏は過剰洗顔になりやすいため正しいクレンジングが必要。
クリニックではスキンケア教室を行うことによって肌質改善を行っており、洗顔での調査では、クレンジングで強くこすりすぎている例が4分の3で、優しく正しくできている例は全体の9%しかおらず、洗顔でも正しくできている例は19%に過ぎなかった。
エンビロンが勧める洗顔
① マイルドな洗顔 :弱酸性の洗顔料で、皮脂を落としすぎない
② 汚れに合った製品選び :オイルでメイクや角栓を溶かす、カオリンの微粒子で毛穴の汚れや皮脂を取り除く、AHA、BHAの作用で洗顔では落としきれない汚れ(過酸化脂質)溜めないようにすると共に、角質ケアによって皮脂を出しやすい環境をつくる
クレンジングクリーム:エンビロンで最もマイルドなクレンジング
クリアスキンウォッシュ:マイルドなニキビケア、脂性肌用洗顔料
クレンジングジェル:エンビロンで最もしっかりとした洗浄力のあるクレンジング
・肌のバリア機能
皮脂:皮脂腺から真皮の毛細血管から供給された糖分や脂肪分によってつくられる保湿性の高い油性成分
汗:汗腺と呼ばれるところより分泌される水性成分で主に体温調節を行っている
皮脂は汗と混ざることによって皮脂膜を作り、皮膚を弱酸性に保つことで雑菌などの増殖を防いでいるため、洗顔によって完全に取り除くことは決して良いことではなく、また残しすぎも良いとは言えない。
バリア機能の低下にはビタミンAが有効である。
・夏にニキビができやすい理由
① 皮脂
紫外線によるダメージから体を守るため、角質が肥厚しターンオーバーの乱れが生じ、皮脂腺にも異常が生じ過剰に分泌されるようになる。皮脂はニキビ菌の栄養となるため、皮脂が多くあるところにニキビ菌が増殖する。このような場合はティーツリー葉油を含むデリケートシリーズやクリアスキンシリーズに菌の増殖を抑える作用があり、アルファトーナーに含まれるAHAにも抗菌効果がある。
また皮脂が紫外線によって酸化することによって過酸化脂質という塊になり、毛穴に詰まる。このような場合にはアクアオイル、クリアスキンオイルが皮脂を取り除き、クレイテックマスクが皮脂を吸着する。
② ホルモンバランスの影響
月経開始の時期が最も女性ホルモンの量が多く、皮脂も多くなり、シミやニキビもできやすくなる。
またストレスは、自律神経の機能を低下させるため、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させる。
・夏に毛穴が黒ずんだり、開きやすくなる理由
皮脂が貯留したものが酸化して黒く固まり、黒ずみとなり、それが増えると毛穴がひらくためクリアスキンオイル、アクアオイル、クレイテックマスクを使っていく。
皮脂が出ているからオイリースキン捉えてはいけない
ベースの肌はドライスキンであっても過剰洗顔から皮脂の分泌が高まり、オイリー肌と間違えがちになる。
毛穴対策商品
クリアスキンオイル:ティーツリーオイル配合の毛穴対策
アクアオイル:乾燥、敏感の方に対する毛穴のつまりの解消
① 皮膚と外気の間のバリアとして働く
② 保湿は与えないが、水分が失われるのを防ぐ
③ 過剰な皮脂による栓を溶かすのに使用する
*原料は原油だが高い精製によって、厚生労働省も認めている安全性の高いオイル
クレイテックマスク:カオリンが余分な皮脂、汚れを吸着する
・夏にあせもができやすい理由
汗や汚れで汗の出るところを塞いでしまうのが原因でカビやウィルスが増殖しやすく炎症が起こる。
このような場合には抗酸化ビタミンが豊富に含有されているデリケートシリーズが有効。
・夏に金属アレルギーを起こしやすい理由
身に着けている金属(ネックレス、イヤリング)が汗によってイオン化され、皮膚に吸収されることによって起こる。
アレルギーを起こしやすい金属としては、ニッケル、コバルト、クロムが最も多く、次に亜鉛、マンガン、銅、そして銀、プラチナ、金がある。
・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由(冷房病)
冷房病は汗腺(真皮層)で起こる変化で能動発汗に異常が起こる。
原因
① 長期間エアコンの環境にいると、体温調節機構がある視床下部の働きが低下し、副交感神経による血管の拡張や汗といった反応が起こりにくくなる
② 2歳半前にエアコンによる温度変化の少ない生活をしていると、能動汗腺が増えにくいため、脳が発汗信号を出しても、必要量の汗が出ない
これらによって皮脂膜ができにくくなり、肌トラブルの原因となる。
ケア方法
① 運動 毎日のように汗を出していると汗腺と脳が鍛えられる
② 風呂(半身浴) 湯船につかり、汗を買うことで能動汗腺を活性化できる
③ 飲み物(お茶) 水分補給と同時にカフェインの有無で緊張を緩和
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