ダイエット教室 2012.1.18.
2012.1.18.(水) 19:00〜21:00
エルクレスト代々木公園店 セミナールームにおきまして
プライマリーケア教室が開催されました
講師は、矢澤晃子統括チーフです
2012年1月29日の日本経済新聞に
「関心高まる糖質制限食」の記事がありました
先般、京都で医師や栄養管理士らで組織する
日本病態栄養学会なるものが開催され
「糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?」
と題する討論があったようです
エルクレストは、もう既に13年前から
"高タンパク質低糖食"のダイエットプログラムを実践してきています
記事によるとこの1年で急速に効果を認める専門家が増えてきたそうな
私にすれば今頃~?という感じです
どうやらその起源は自らが糖尿病患者であった
アメリカのリチャード・バーンスタイン医師が1972年ごろに始めた食事法と書いてあります
要はその中身は、
主食となるご飯やパン、麺類を抜いておかずばかりを食べる方法です
最も厳しい場合、
1日に摂る糖質の量を20g以下にするのが目安とあります
おにぎり1個分の糖質は約40gですからその半分ということになります
結果として血糖値を高める糖質がごくわずかなので、食後の血糖値の上昇を抑えられるのがポイントと書いてあります
通常のダイエットでよく使われるカロリー制限では
4群点数法などの「食品交換表」をもとに食材のカロリー計算をし、栄養に目配りをしてメニューを決めなくてはならず
手間がかかり、知識のない個人が長期間継続するのが難しいという現実があります
ところがこの糖質制限は、食べてはいけないものを決めるだけなので誰でも簡単に実行できるというメリットがあります
2008年にイスラエルのグループが322人の被験者を糖質制限とカロリー制限の2つのグループに分け
2年間追跡調査をしたところ
糖質制限の方が、カロリー制限のグループよりも体重を減らす効果が高かったそうな
記事によると
糖質を減らす分、タンパク質や脂質の割合が増える
カロリー制限の場合、3大栄養素の比率は
●糖質60%、脂質20%、タンパク質20%
糖質制限では
●糖質12%、脂質56%、タンパク質32%
ドクターの中でも賛成派、反対派に分かれるそうですが
意外だな~と思ったのは
特異動的作用について全く触れられてないことと
個人の性別、年齢、理想体重から割り出したタンパク量に対する表記が無いことです
体内エネルギーの燃焼系は、食事における3大栄養素の割合により変化します
カロリー制限のようなバランス食での食後の体温上昇と
糖質制限による食後の体温上昇では、
仮に同じ摂取カロリーであったとしても大きく異なってきます
エルクレストのダイエットプログラムは
スープにしたダイエット食品を使用していますが
このスープは、高タンパク質低糖食による特異動的作用を最大限に活用し、
無糖食ではなく、ダイエットストレスを緩和するための乳糖を配合し、低糖にしてあります
また動物系タンパクであるラクトアルブミンを中心としたアルブミンダイエットは脂肪の燃焼効率がとても高いのです
そしてさらに細胞内での燃焼効率を上げるため
ビタミンB1、B2、B6などを中心としたビタミン群
また抗酸化酵素の材料となるミネラルをキレート加工し、バランスよく配合した食品となっています
単純に主食炭水化物を抜けばいいという短絡的な考えでは
イライラしたり筋肉量や骨密度、内臓まで痩せてしまうことがあるので注意が必要です
この新聞の記事だけを鵜呑みにして自己流ダイエットにならなければいいな~と感じた次第です