Dr.フェルナンデス インタヴュー 《第1話》
ENVIRON 2011 WINTER Vol.52
「私の夢は"世界で一番のスキンケア"を作ること。」
当初からスキンケア製品を作ろうと思っていたわけではありません。
私は形成外科医で、2人の若い患者をメラノーマ(皮膚がん)で亡くしてしまったことから、皮膚についての研究をはじめました。
私たちのクリームには、皮膚の刺激となる防腐剤を配合しないと決めたので、特別な環境下でつくる必要がありました。
そこで私は、自分の工場を持つことにしたのです。
元々、何年も移植手術のチームにいたので、手術室を無菌状態に保つ技術を応用し、無菌状態の工場で製品を作ることに成功しました。
私たちの扱う成分、ビタミンAや抗酸化物質は光や酸素にとても弱いため、すぐに壊されてしまいます。
それらの成分が壊されてしまうことこそが、光老化なのです。
そして、エンビロンは、皮膚の中で壊されたビタミンを補給するスキンケア。
特別な赤い光の下で、ビタミンが壊れないように製造しています。
また、容器に酸素が入るのを防ぐため、窒素を吹き込みます。
かっこ悪いですが、歯磨き粉のようなチューブに入っているのは成分を光や酸素から守るためです。
私たちは、非常に特別な環境で製造しています。
オーストラリアの医薬品工場を監督・管理している権威が、私たちの工場を視察に訪れたとき、
「このようなすばらしい水準の工場は、世界でも初めて見た」と言ったくらいです。
エンビロンは、ドクターがOEMメーカーに依頼して作るクリームとは違い、特別な思い入れと技術を総動員して作られているのです。
こういったスペシャルな製品を作ることが私のパッションの源であり、私の夢は、世界で一番のスキンケア製品を作ることです。
安全に、皮膚に変化を与え、皮膚を正常化する製品を作ることが私の使命です。
ですから、安全な成分しか使いません。
何らかの疑いがある成分は使いませんし、
長年に渡って使用しても安全とわかっている成分のみを厳選して配合しています。