玉川温泉とは?
佐藤義之ドクターによる「免疫講座」
2011.8.20.(土)~21.(日)
@玉川温泉 湯治館 そよ風
●玉川温泉の所在
秋田県仙北市。
秋田新幹線 田沢湖駅から車で約1時間。
秋田空港から車で約1時間半。
●玉川温泉の泉質
「大噴」(おおぶけ)と呼ばれる噴出口から毎分9,000リットル噴出する。
※単一の噴出口からの噴出量としては日本一。
pH1.2の強酸性鉱泉。
※塩酸が主成分であり、日本一pH値が低い。
●玉川温泉の効能
高血圧症、動脈硬化症、婦人病、神経痛、皮膚病、喘息、消化器疾患、リュウマチ、交通事故の後遺症など
※「ガンに効く」として有名であるが、基本的には一般温泉と同様に悪性腫瘍は禁忌となっている。
※引用もできるが、5~10倍に薄めて引用する。引用後うがいをしないと強酸で歯がボロボロになる。
●玉川温泉の歴史
1680年に地元の人によって発見される。
発見時に鹿が傷を癒していたことから「鹿の湯」と呼ばれた。
温泉地として開かれることとなったのは、1932年、関直右衛門が権利を取得し宿泊施設を建設したことから始まる。
1934年鹿の湯から玉川温泉と改められる。
1950年それまでの馬が主要な交通手段から国道およびバス路線が開通。
●玉川毒水
pH1.2という強酸性のお湯は、田畑を枯らし、魚が生息できない。
1940年に玉川を中和するため田沢湖に希釈して放流したが、生息していた多くの魚が死滅した。
現在は、中和施設ができ、川のpHが6.8まで回復している。
●玉川温泉の北投石
台湾の北投温泉にだけ存在する北投石が日本には玉川温泉だけに存在する。
したがって放射能を有するラジウム温泉であり、その被ばく量は、岩盤浴の場合、
年間15~20ミリシーベルトといわれている。
これが悪性腫瘍にも効果がある理由とされる。
※昭和27年、国の特別天然記念物に指定される。
●玉川温泉とガンの関係
玉川温泉がガンとの関係を特に注目されるようになったのは、
鹿角市にて鹿角タイムズ社を経営していた阿部真平が1974年に出版した
「世界の奇跡玉川温泉」以降である。
但し読む際には医学的な根拠がある本ではない事に注意が必要であり、
前述の効能記述にもあるようにあくまでもガンは当温泉地の禁忌症である。
そのためガンでの当温泉における湯治はあくまで自己責任で行われる。
それでも一部の人に効果があったとのメディアでの紹介が多く、湯治希望者は絶えない。
なお、ガンとの関係については微量の放射能などによるホルミシス効果と関係があるとの説がある。
※ウィキペディアより
●3つの湯治館
本玉といわれる一番歴史が古く、源泉に近い湯治館。
マイナスイオンが豊富な天然岩盤浴ゾーンに最も近い湯治の宿。
自炊部のほか診療所も併設している。
新玉といわれ、玉川温泉と同じ経営母体。
誰もがご利用しやすいバリアフリーに徹した新しい温泉宿。
湯治館として「湯治・治療・保養」を高めるためのサービスメニューをご用意している。
3館では一番新しい施設。源泉まで歩いて15分ほどの距離。
毎月1回第4土曜日、日本橋清州クリニック院長 佐藤義之先生による免疫講座を無料で開催。
●第1回 『ガンにならない生き方』
●第2回 『ガンにならない生き方』
●佐藤先生を囲んでの座談会