食べ過ぎが免疫力を下げるワケby佐藤義之ドクター【2】
2011.8.10.(水) 10:30~12:30
『社内レベルアップ研修』
@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム
講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です
今日の一番の気づき!
「動物は、具合が悪い時は、何も食べないでじ~としている!」
よく聞く話ですよね!
でもその理由をきちんと説明できるでしょうか!?
免疫学的に意味があります
採血した血液を顕微鏡で調べると
赤血球、白血球、血小板、リンパ球の間にさまざまな細菌や食べ物の分解産物が見られるそうです
これらの異物を処理する役目が、白血球の中のマクロファージや顆粒球になります
従って、食べ過ぎは、血中に食べ物の分解産物を増やし、白血球がそれらの処理に追われるため
細菌やウイルスは野放し状態となり、結果として免疫力が下がってしまう。
なるほど! なるほど!
人間だけは、具合が悪くても「食べろ!食べろ!」
「食べて栄養をつければ、治る!」とか言ったりしますよね!
まさに野生の動物は、ディマンドフィード
食べたい時に食べて、食べたくない時は食べない。
動物が具合が悪い時に食べようとしないのは、白血球による免疫力の温存を図っている時です
かつて聞いたことがあります
「野生の動物にデブは一匹もいない」
太れば天敵から逃げることができないし、逆に獲物を追いかけようとすればすぐ息ぎれ・・・みたいな!
野生では、肥満体は一日たりと生きていけないことを本能的に知っているのです
ところが、
人に飼われたペットだけは太ったりしますね!
長生きはできないのです
知的のはずの人間が、野生の動物から学ばなければいけないことなのです
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