地球免疫論
2011.7.16.(土) 13:30~15:00
第4回 『免疫講座』
講師:日本橋清州クリニック 院長 佐藤義之先生
今回から、佐藤先生のクリニックの真ん前にあります
森柾秀美先生のスクールで開催されることになった「免疫講座」
森柾先生のご協力で今後、会場探しに奔走されなくて済みますので、佐藤先生もホッとされていらっしゃると思います
多くの方のご協力ですばらしい勉強をさせていただくことができています
ありがとうございます!
佐藤先生曰く、
「死んだらあの世には、何も持っていけない。自分の話が少しでも人様のお役に立つならば、今のうちに少しでも徳を積んでおきたい。最近は、そんな心境です。」と
そうおっしゃっていました
今日のお話しは、順天堂大学 医学部 免疫学の教授であった
「多田富雄先生の免疫論に学ぶ」です
この先生、体内に侵入してきた異物の中でも有害か無害かを見分ける
サプレッサーT細胞を発見された方だそうです
『地球免疫論』 佐藤先生レジュメから抜粋
地球には熱がある。潮の満ち引きで呼吸をしている。
そして、自転している。しかも有限の命を持っている。
これは、正に生命体である。
そして、その生命体の上で、他の動物や植物と共に寄生生物として暮らしてきたのが人間である。
少なくとも、最初は人間も地球から敵意を持たれる存在ではなかった。
しかし、科学の進歩というものを信じはじめ、大運河を掘って海を汚し、核実験で大気を汚染。
熱帯雨林の伐採で緑を地球から追いやり、
ありとあらゆる方法で地球の生命体を危機に陥れることを繰り返した。
我々はそれを文明の進歩と素直に信じた。
やがて地球という生命体は、人間を異物と考えはじめた。
天候の異変、ゲリラ豪雨、地震等、こういったものの頻発は何を意味するのか?
人間は、この地球上の主人公であるかのようにふるまった。
その帰結が、今度は地球という宿主から拒絶されるという結果をもたらしているのではないか。
人間の病と同じように地球は、地震、火山爆発、台風など様々な天災を内包している。
その被害をできるだけ少なくするように地球が発する予兆に耳を澄ませ、地球と自然と調和して生きていかなくてはならない。
以上
●戦争
フロンガスの使い過ぎによるオゾン層の破壊
紫外線量の増加による生態系の変化
石油という化石燃料の膨大な消費による地球温暖化
新薬に対抗して次々と変異を繰り返し、耐性を身につけている新型インフルエンザウイルス
人間が作り出した原子力発電や原爆で膨大な数の人間を死に至らしめている事実
乱獲により激減している海洋資源
産業の発達とともに工場から排出される有毒物質による酸性雨の問題
地球免疫論が教えるように
すべては人間がしでかす地球に対する悪さです
地球から見たら抗原である人間を上記の様々な方法(免疫)で死滅させ
地球本来の健康を取り戻そうとしていることは否定しえない事実です。
人類はあと何年、地球上で生きることを許してもらえるのでしょう!
世界中の人に聴かせたいテーマでした!
感動しました!
心の底からありがたいと感じました。
●第1回 『ガンにならない生き方』
●第2回 『ガンにならない生き方』
●佐藤先生を囲んでの座談会