山口勝利先生による"冷え"対策セミナー
2011.6.8.(水) 12:20~13:20
第29回 『健康博覧会2011』
@東京ビックサイト 西1ホールD会場
「冷えた女は、ブスになる!?」
~老化のシグナル"冷え"のメカニズムを徹底解剖~
全国冷え症研究所 所長 山口勝利
「冷えた女は、ブスになる」の著者で、10年以上にわたり延べ6万人の冷え症治療に従事してきた、冷え研究・治療の第一人者が、冷えのメカニズムを徹底解剖。冷えと美容・エイジングケアの関係をわかりやすく解説する。
※パンフレットより抜粋
久しぶりに全国冷え症研究所の山口先生のセミナーを聴くことができました!
以前は、エルクレストの専任講師もお願いして、徹底的に冷え症とその対策を教えていただきました
今のエルクレストの冷え症対策は、そのほとんどが山口先生の教えをベースにしています
現在、日本だけで200近い冷え症研究所の分室を持ち、
膨大な患者さんのデータから掴みどころのなかった冷え症に関してそのメカニズムを理論的に明らかにされている冷え症研究の第一人者でいらっしゃいます
復習も兼ねて私自身が勉強になったことをしたためておきたいと思います
● 「健康産業とは、血流促進産業である」
セミナー冒頭、健康博に集まってこられた、様々な健康産業に携わっていらっしゃる聴講の方々に仰った言葉です
サプリメントしかり、温熱機器しかり、マッサージ機器しかり
その究極は、全身くまなく60兆個の細胞に栄養と酸素を届けることができるか!?
健康の絶対条件は、ここにあるようです!
《"冷え"と"冷え症"との違い》
冷え症は、冷えに対する自覚のある場合
冷えは、本人の自覚がなく、腋下や内臓温を計ると低体温の人のことをいう
《冷え症には、大きく分けて3タイプある》
1.末端の四肢が冷えているタイプ
2.末端の冷えの自覚はないが、ヘソ上とヘソ下の皮膚温が上下逆転し、ヘソ下よりヘソ上が冷たく内臓温が低下しているタイプ
3.皮膚の毛細血管が拡張しっぱなしで、少しの風でも悪寒のするタイプ
1.と2.のタイプは、末梢血管が収縮しているタイプ
3.のタイプは、逆に常時、末梢血管が拡張しているタイプ(次世代型冷え症)
《足湯の正しい入り方》
足湯の効用を調査しに大分県の湯布院に行かれた時のお話しは、大変勉強になりました
屋外の足湯と屋内の足湯の違い
体内で温まった熱の抜けのない屋内の足湯は、効果がないばかりか体調を崩すそう
たまたま調査に行かれた時は、2月の真冬でセーターを着込んで屋内の足湯に入られたそうですが
全身が温まり過ぎて気持ち悪くなられたというお話しでした
屋外は、真冬で寒くても足湯で温まった熱が上半身から抜けることで長く入っていられるので身体の芯まで温まることができる
どんな時でも身体を温める時は、身体の部分的に温め、熱の逃げ場をつくってあげることが大切というお話しでした
頭寒足熱もまさにその通りですし、
意外と全身サウナが内臓を温めないという話は、その辺に原因があるのかも!?
冷え症についてはコチラから