スキンケア教室 2011.4.
2011.4. 5.(火) 19:00〜21:00
エルクレスト代々木公園店 セミナールームにおきまして
スキンケア教室が開催されました
講師は、矢澤晃子統括チーフです
化粧品の本来の目的は保湿です
誰でも加齢と共に汗腺や皮脂腺の分泌能は下がり
肌は乾燥肌になりがちです
皮脂膜形成がうまくいかなくなると
今度は最外層の角質層の乾燥を招きます
もちろんNMFやセラミドという保湿因子自体も減少していきますので
乾燥に拍車をかけます
皮膚をお風呂に例えると
お風呂のフタを開けっ放しにしておくとお湯はどんどん蒸発して減っていきます
この状態が乾燥肌です
皮膚最外層の角質層(&顆粒層)が乾燥していれば、水分保持のためのフタの役目を果たせませんので
その乾燥した隙間から皮膚本来が保持している水分がどんどん蒸散していってしまいます
表皮を構成しているケラチノサイト細胞は、真皮毛細血管で運ばれてきた栄養と酸素をいっぱい含んだ血漿成分、
すなわち細胞間脂質と言われる水分を仲介として新陳代謝をしています
それが乾燥によって失われれば当然、代謝機能は低下し、
美しさは失われ、様々なトラブルを誘発します
お肌の美しさ←細胞の正常な新陳代謝←栄養と酸素供給←血液←血管
この方程式には、細胞のまわりにある水が大きなキーポイントになります
その血漿成分である水分を減らさないこと
保湿の重要性はここにあるのです