スキンケア教室 2010.12
2010.12.14.(土) 19:00〜21:30
エルクレスト代々木公園店 セミナールームにおきまして
スキンケア教室が開催されました
講師は、矢澤晃子統括チーフです
今から12年前、エルクレストを創業したての頃、
まだあまりこの業界のことを理解していない頃の話しです
いろいろなところに顔を出して必死に勉強していました
ある時、大阪化粧品裁判のことを知りました(昭和52年)
当時の私は、基礎化粧品のこともメイク品のこともあまりよく知りませんでした
かつてそんな恐ろしい裁判沙汰があったことなど知る由もありません
本屋で買いあさった日本消費者連盟のシリーズ本
表紙の写真を見ただけで、こんなことを書いていいのか?と目を疑いました
女性がきれいになりたくて購入し、使った化粧品
なのに、キレイどころか、恐ろしい顔面黒皮症に
読み進むうちにスッカリ自信とヤル気が失せていきました
この仕事を選択して大丈夫なのだろうか?と
この事件がきっかけとなって国の法律として
きちんと化粧品の定義が定められ、
無添加化粧品や自然派化粧品というマーケットが急成長したのです
「安全はすべてに優先する」
それは、当然です
ただ逆を言えば、その枠の中でしっかり効果を出そうと思うとそれは途方もない研究と治験が必要です
もちろんそこには、優秀なブレインと莫大な費用も不可欠です
単なる保湿効果としての化粧品から機能性化粧品へ
これからの時代、益々グローバル化が進み
国と国との関税の障壁が撤廃されていく中にあって
誰でも簡単に個人輸入で外国製品が買えるようになってきました
とても素晴らしいことではありますけれども
その結果は、すべて自己責任ということでもあるのです
いつまでも大阪化粧品裁判のように国が個人を守りきれない時代にもなりつつあります
「これからの時代、良いも悪いもすべて自己責任!」
女性なら誰もが期待するお化粧品に対する美容効果、
氾濫する情報の中から当たりくじを引き当てるのは、宝くじ並みかもしれません...
なぜなら、世界に化粧品メーカーは、軽く5万社を超えるそうですから!
このお教室が、少しでも道しるべとしてお役にたてれば幸いです。