ダイエット教室
2010.11.20.(日) 12:00〜14:30
エルクレスト代々木公園店 セミナールームにおきまして
ダイエット教室が開催されました
講師は、矢澤晃子統括チーフです
4つのお教室の中でも特に人気のセミナーです
美味しいものは食べたい...でも痩せていたい!
だれもが考えることです
皆さんご存知のことですが、人は加齢とともに基礎代謝が落ちていきます
今日は、難しい話しはやめにして
賢い歳の重ね方についてワンポイントアドバイスを...
◇ 基礎代謝量にポイントを絞ったお話しです
基礎代謝は、生きていく上で一日に必要最低限消費されるエネルギー量です
一日に平均で10万回心臓が鼓動し、内臓が消化活動をし、
骨格筋が36.5度という体温を維持するために24時間寝ていても消費される熱量です
◇この基礎代謝量は、あるA子さんが20才の時、
50kgの体重であれば平均1,180kcalです
※これは、あくまで平均で、肥満遺伝子や筋肉量、体温によって当然異なります
ところが同じA子さんが、30才になると体重は50kgのままでも
基礎代謝は、1,085kcal に下がってしまいます
その差は、一日当たり95kcalのダウンです
30倍して一ヶ月あたりにすると2,850kcalのダウン
12倍して一年間に換算すると34,200kcalのダウン
もし、30才になっても20才代と同じ食事量を摂取していたとすると
一年間で4.75kg太ってしまう計算になります
※34,200kcal ÷ 7,200kcal = 4.75
※油の1kgの熱量は、本来9,000kcalですが、
人の脂肪は、脂肪細胞内に20%の水分を含むため
9,000kcalの80%で計算し、7,200kcalとなります
上記の計算をA子さん50才の時で計算すると
体重に50kgという変動がなければ、一日の基礎代謝量は、1,035kcal
20才の時と比べると一日当たり145kcalも代謝が下がっています
これは、誰も避けて通れない現実です
実は、誰でも加齢とともに全身の細胞の数はドンドン減っています
大脳の神経細胞ですら、一日平均10万個減っているそう!(恐)
当然、体温をつくっている筋肉細胞の数も減っていますから基礎代謝も減っていきます
つまり、基礎代謝量は、骨格筋量と体温と正比例しているのです
※体温が1度下がると基礎代謝量は12%も落ちてしまいます
じゃ、結論としてこの現実にどのように対処したらよいのか?
1.食事の仕方を工夫する
量から質へスイッチする
3大栄養素の熱量、
油1gあたり9kcal、 糖質1g4kcal、 たんぱく質1g4kcalですから
年々、高カロリー食から油を控えめにした低カロリー食へ
栄養のバランスを考え、高栄養、低カロリー食へ
基礎代謝量の低下に見合った一日の総摂取カロリーへ
そして体熱産生に最も重要なたんぱく質を意識して多目に摂取することを心がける
特に特異動的作用といって
意識的に高タンパク質、低糖食の食事をすると普段よりも30%多く体温が上がります
一般的な栄養を考えたバランス食ですと体温は、10%くらいしか上昇しません
炭水化物、糖質中心の食事では、わずか5%しか体温が上昇しません!
ラーメンライスで済ませた500kcalと
肉、魚、卵、豆類、貝類などのたんぱく食だけで500kcal摂るのとでは、体温上昇が格段に違うのです
2.低体温は、カロリー消費を妨げ、基礎代謝を低下させます
体温も加齢と共に低下してきます
そこで大切なのが、体を冷やさない工夫と
積極的に体を温める努力です
服装に気を使い、足湯、半身浴などお金を掛けなくてもできる消費カロリーアップを!
3.普段から体を動かす工夫
エレベーターやエスカレーターを使わない
できる範囲の中でバスや電車を使わないでとにかく歩く
ウォーキングは、自律神経も安定させ、冷えむくみの解消も!
以上ご参考まで
本当は、パワープレートを使って効率的に骨格筋を鍛えて基礎代謝を上げ、
成長ホルモンの分泌を促すことで全身の燃焼効率を上げることができるのですが
そのお話しはまた次回に...