エンビロン講座 レッスン2
2010.8.7.(土) 12:00~14:30
エンビロン講座 レッスン2が
エルクレスト代々木公園店 セミナールームで開催されました
今日の担当講師は、エルクレスト 矢澤晃子統括チーフです
本日の参加は、渋谷店のメンバーのM.Hさんお一人でした
レッスン2はエンビロン講座の総論です
「木を見て森を見ず」
「総論から各論へ」
私がエンビロン講座のテキストを創るときに一番苦労したのがレッスン2です
エンビロンスキンケアを正しくご理解いただくにはまず何より皮膚の仕組みや働きを知っていただくことが先決です
よく私たちは、お客様に皮膚の断面の構造図をお見せしながら
栄養たっぷりの高価なお化粧品が一体、皮膚のどのあたりまで浸透すると思いますか?
というような質問をよくさせていただきます
ほとんどのお客様が皮膚の断面図のイラストを指さしながら
「だいたいこの辺くらいまでですか!?」とお答えになる部分は
表皮をとっくに通りこし、真皮の中央部までいっています
実は、その思いとは裏腹に
実際は表皮最外層の角質層だとお教えすると
「え~、ウソー!」と悲鳴に近いリアクションを!
シミの原因をつくっている基底層までも
大ジワの原因である真皮層までも
有効成分にとっては
とてもほど遠い長旅なのです
脂溶性成分は別として水溶性の基材や水溶性の栄養成分ではほとんどが最外層の角質レベルで留まり、
その下のバリアゾーンを越えられないのです
どんなに高価なお化粧品をてにしても
その中の有効成分を少しでも効率よく皮膚深部の届けるためにはちょっとしたワザがいるのです
一品一品の化粧品の成分を知ることも大切ですが
受け入れる側の皮膚の仕組みがわかっていないとせっかくのお化粧品代をムダにすることに...
ぜひ知っていただきたいこと
『皮膚は排泄器官であり、吸収器官ではありません』
汗や皮脂、垢を捨て
体内に異物の侵入を防ぐ大切なバリア機能を果たしています
塩素たっぷりのプールで泳いでも
昔、よく見かけた、雑菌だらけの肥溜めに仮に落っこちたとしても
すぐに細菌感染しないですむのは、皮膚のバリア機能のおかげです
体内に悪いものが入らないように護るのが、皮膚の最大のミッションですから
逆を言えば、皮膚にいいものも都合よくは入ってくれないのです
この辺のことがご理解いただけると
洗顔の重要性や角質ケアの重要性がわかってくるのです
アルファシリーズとクレイテックマスクを上手に使いこなすと
化粧品の有効成分をより有効に経皮吸収させることができます
詳しくは担当スタッフまで