プロポーション教室 指輪の原理
2010.6.8.(火) 19:00~21:30
エルクレスト代々木公園店 セミナールームにおきまして
プロポーション教室が開催されました
講師は、矢澤晃子統括チーフです
今日は、指輪の原理についてお話ししてみたいと思います
指で一番太い部分は第2関節です
通常の結婚指輪のように
サイズがしっかり合っていれば
第2関節を通過した指輪はきつく締め付けたりすることはありません
ところが2週間もそのまま放置しておくと
はずした時にくっきり指輪の跡が溝になって残ります
輪ゴムのように締め付けてはいないのに...
これはなぜでしょう?
これは、私が以前関係していた企業が
愛媛大学医学部のH.O教授にお願いをして
医科学的に指輪などの適度な刺激を脂肪細胞に与えた時の
脂肪代謝の経時的変化を血液検査データから調べてもらったことがありました
そのレポートには、
身体に適度な刺激が加わると
脂肪組織の中の細動脈に沿って分布している交感神経の末端から
ノルアドレナリンというホルモンが分泌される
このノルアドレナリンが脂肪細胞にはたらいて脂肪分解がひきおこされる
とあります
指輪の下の脂肪細胞ではこのようなことがおこって
溝がくっきり出来上がるのです
決して指輪が締め付けたのではありません
一番太い第2関節を通過した金属の輪ですから!
締め付けようもないのです
この話しがどうプロポーション教室と関係あるのかは
また次回のプロポーション教室に譲りたいと思います