エンビロン クリアスキンシリーズ徹底研修(2)
2010.4.23.(金) 11:00〜13:30
『クリアスキンシリーズの徹底研修』
プロティアジャパン 学術研修部 鈴木インストラクターによるレベルアップ研修会
@エルクレスト代々木公園店 研修ルーム
《今日の研修で勉強になったこと》
◎お酒の飲みすぎによる肝機能低下がビタミンB群の吸収を阻害し、皮膚の代謝が下がることでニキビにつながりやすいこともある
◎ニキビケアには、ビタミンAが不可欠
ニキビケアのポイントである1.紫外線対策(パルミチン酸レチノール) 2.角質除去(代謝を上げる)
3.ダメージ肌の補修 4.皮脂分泌量の調整、これらはすべてビタミンAがかかわる
◎水溶性のAHAと脂溶性のBHAでは、BHAの方が皮脂になじみやすく(脂肪親和性)、皮脂の中を通って浸透するためより深い浸透性がある
◎BHAの方が,低濃度でもAHAより、より強いピール効果がある
◎ホームケアでは、必ず最初の段階からファーストレベルでかまわないのでビタミンAを入れていく
(Dr.フェルナンデス力説)
◎通常のビタミンのスキンケアラインでも60%のニキビに対して有効である、そこで改善が見られない場合に次のステップとしてコロストジェルを入れてみる
◎非炎症性ニキビ対しては、クリアスキンオイル、クリアスキンマスク、クリアスキンウォッシュ中心で
◎炎症性の赤ニキビ、膿胞ニキビにはクリアスキンローション、クリアスキンスポッツを追加する
◎クリアスキンマスクは、非炎症性の白ニキビ、黒ニキビには、軽くマッサージをしてなじませ、炎症ニキビにはマッサージなしでなじませる
◎クリアスキンウォッシュの洗浄力は、クレンジングクリームより強く、クレンジングジェルよりマイルドなのはpHの差というより、界面活性剤の成分の差である
◎クリアスキンウォッシュの成分であるダイズタンパク誘導体は、適度に皮脂を取ってくれる成分である
◎クリアスキンウォッシュの成分であるハーブミックスはティーツリー葉油の抗菌作用プラスアルファの抗菌作用を持たせるためである
◎強い洗浄成分による洗顔は、必要な皮脂まで取り去り、生体防御としてさらに皮脂腺を刺激して皮脂量を増やす結果になる
◎クリアスキンローションは、AHAの天然乳酸とサリチル酸のBHAの両方を配合したローションです
両方の相乗効果でしっかりとした角質ケアができる拭き取りローションです
◎クリアスキンローションは、pH3.5、天然乳酸7%とホームケア製品としてレベルの高い角質ケアができますが、若干刺激もあり部分使用がお勧め
◎クリアスキンローションの成分である変性アルコールは低濃度ながら余分な皮脂をしっかり取り去る効果があります
◎クリアスキンローションは、刺激が強い場合は、アルファトーナーやダーマラックローションに切り替えます
◎クリアスキンスポッツは、非炎症性ニキビには使う必要がなく、赤ニキビ、膿胞ニキビの炎症部位に使用する
◎クリアスキンスポッツの成分の作用
ナイアシンアミド:抗炎症、皮脂分泌抑制
アクナシドール:抗菌、皮脂分泌抑制
ティーツリー葉油:抗菌、抗炎症
◇◆ニキビケアに対するポイント◆◇
1.紫外線・活性酸素対策
・紫外線A波防止剤
・紫外線B波防止剤
・ビタミンC
・ビタミンE
・ベータカロチン
・パルミチン酸レチノール
2.黒ニキビを溶解し除去(開放面ぽう)
・ミネラルオイル
・カオリン
3.角質除去
・AHA (乳酸、グリコール酸)
・BHA (サリチル酸)
・ビタミンA
4.皮脂分泌の調整
・ビタミンA
・ビタミンB5
・ビタミンB3(ナイアシンアミド)
・アクナシドール
5.抗菌・抗炎症
・ティーツリー葉油
・AHA (乳酸、グリコール酸)
・アクナシドール
・ビタミンB3 (ナイアシンアミド)
6.ダメージ肌の補修
・ビタミンA
◆クリアスキンシリーズの目的
ニキビという特定のスキントラブルに対して
厳選した成分を
ホームケア・サロントリートメントで集中的に
ケアすることにより
ニキビを補修し、ニキビのできにくい肌質を目指す