第4回 渡邉肇子先生によるメディカルハーブの試飲会
2009.12.15 (火) 19:00~20:30
エルクレスト代々木公園店 研修ルームにおきまして
今年最後のメディカルハーブの試飲会が開催されました
講師は、もちろん日本メディカルハーブ協会理事の渡邉肇子先生です
この試飲会は、エルクレストメルマガ会員さんの特典として
特別に渡辺先生にお願いしているスペシャルセミナーです
今回のテーマは、「生活習慣とメディカルハーブ」です
具体的には、12月の忘年会シーズンでもあり
◆肝臓の働きを助けるメディカルハーブと
◆糖尿病の原因の一つである肥満予防のためのメディカルハーブについてでした
まずは、肝臓の働きを助けるミルクシスルについて
キク科の植物で別名、マリアアザミとも呼ばれます
葉に白いまだら模様があり、ミルクがこぼれたように見えるためこの名前が付きました
近年、抗がん剤の副作用である肝臓のダメージの軽減としても多くの臨床例が発表されています
お酒を飲む前にハーブティとして飲むことで肝臓機能を保護する働きが期待できます
そして、糖尿病や肥満予防に効果的なマルベリーについて
クワ科の葉の部分をハーブティとして利用します
マルベリーの成分であるデオキシノジリマイシンは、炭水化物や糖質を摂った時に働く二糖類分解酵素、αグルコシダーゼの働きを阻害するため糖質の小腸からの吸収を妨げます
従って、食後の血糖値の上昇を抑制し、糖尿病や肥満などの生活習慣病の予防に役立ちます
マルベリーは、ローストタイプがあり、より飲みやすくなっています
今回、初めてご紹介いただいたミルクシスルは、ヨーロッパでは古くから肝臓の治療薬として用いられていたそうです
また、ドイツでは肝炎や肝硬変の治療に使われているそうです
自然のメディカルハーブが薬と同等あるいは、それ以上の効果を発揮することもあると聞いてますます勉強意欲が湧いてきてしまう今日この頃です
渡邊先生、いつもためになるご講義をありがとうございます
先生のようにメディカルハーブを日常にも役立てて自分の健康、身近な人の健康の良きアドバイザーを目指して勉強に励んでいきます