エルクレスト ダイエット教室
2009.11.15(日) 午前12時から午後2時30分まで
エルクレスト代々木公園店 研修ルームで
ダイエット教室が開催されました
講師は、矢澤晃子チーフです
せっかくの日曜日にもかかわらず満席状態で教室の人気の高さに主催者のアカデミーにとりましても嬉しいかぎりです
このダイエット教室は、情報が氾濫する中でダイエットに関する正しい知識をお持ちいただき、健康的にムリなく、ムダなく、ウエイトコントロールできるようになっていただくことが目的です
まず始めに大切なことは、ゴールを知ることです
理想体重は、性別、身長、年齢によって変化します
20代の理想体重
30代の理想体重
40代の理想体重
50代の理想体重
それぞれに異なっていて当然です
また、普段あまり運動をしないわれわれとトップアスリートのように
毎日、激しいトレーニングをしている人では、仮に同じ身長、年齢でも理想体重は、変わってきます
ですから世の中に流布されているような体重重視の肥満判定は、問題があります
昔は、理想体重の出し方に多くのドクターが悩まされました
肥満が血管病変のリスクを高めることはわかっていても
患者から理想体重を尋ねられると
(身長-100)×0.9 なんて言っているときもありました
この式は、身長の高い人には、いいのですが低い人にはシビアに計算されてしまいます
世界中のドクターがいろいろな理想体重を計算する式を模索していました
現在のグローバルスタンダードは、BMIです
身長(m)×身長(m)×22
この式の欠点は、年齢が考慮されていない点です
仮に同じ身長でも20歳の人と50歳の人が同じ計算式です
BMI25を越えると肥満判定で
35以上であれば保険適用でマジンドールのような薬が出せます
ハンマー投げの室伏広治
身長187㎝、体重99㎏
計算したらBMIは、28.2ですから立派な肥満です
彼の体脂肪率は、たったの3%です
彼を肥満という人がどこにいましょう?
でも未だにドクターは、肥満判定にBMIを重要視しているのです
BMIの考え方は、とてもよく理解できます
人の理想体重を出す時に、その人が一番長生きできる体重が理想体重であるという考え方です
身長と体重の関係から導いた一番低い罹患率の係数値が22です 有名なJ字カーブ
多くの女性が痩せることが美しいことだと勘違いされている方が多いですし
ご自分の年齢と身長から割り出した理想体重のことすら知らないままダイエットを始められることは本末転倒です
ダイエットの方法論ばかりが先行しがちですが、それよりもまずご自分の理想体重を知るという作業が最優先されるべきです
今後、このブログの中でダイエット教室の具体的な内容に少しずつふれてみたいと思います