エンビロン講座 Lesson5
2009.11.22(日) 午前12:00~午後2:30
エルクレスト代々木公園店 研修ルームで
エンビロン講座 レッスン5が開催されました
レッスン5の内容は、まずレッスン1からレッスン4までの内容の確認問題からスタートします
問題は,A4の問題用紙が3枚で問題は全部で50問
1個2点で一応70点以上が合格で、合格すると修了書を発行します
今までの平均点はおよそ85点くらいで全員合格ラインを超えています
今日、ご参加いただいたK.Kさんはなんと98点でした
つまり間違えは一つだけ
パートとしてはレッスン1での勉強の内容でしたので担当の私としては責任を感じます
よく皆さん間違われるので、今日はその部分を少し解説したいと思います
内容としては、日本における年間の紫外線量のお話しです
桜の咲く頃、花見の季節を思い出してください
「花冷え」という言葉もあるように意外とまだ寒く
ビニールシート1枚の上で花見はいいのですが、お尻が冷たくてカゼ引いた経験はありませんか?
なんとこの頃と真夏の8月の紫外線量がほぼ同じだということをご存知でしょうか?
冬の乾燥肌でまだ角質層や表皮上層のバリア機能が十分でない時に
既に紫外線は真夏と同じ量が地上に届いているのです
感覚的には、気温と紫外線量が比例しやすく、気温が高いと紫外線が強く、寒いと低いと思っている方がほとんどではないでしょうか?!
ここに落とし穴があるのです
気温が低く、まだ乾燥している春先は、皮膚の血流も悪く代謝も夏ほどではありません
皮脂膜形成も少なく、乾燥し、角質層のラメラ構造やサラミドの形成も不十分
角質層のすぐ下には、顆粒層という水分保持やケラトヒアリンとい水晶体様な働きをする層があり、
若干、紫外線を拡散させてくれる働きを持つのですが、乾燥しているとこの働きが十分果たせません
ですから夏の肌よりも紫外線の侵入を容易にしてしまいます
花粉の季節でもあり、春先は油断しているとアレルギーも誘発し、
夏の終わりにどっとツケが回り、秋になってシミ、シワが増えたなんて恐ろしいことに!
※参考に
曇りの日でも晴れの日の60%、雨の日でも30%紫外線が地上に届いています
今日のワンポイントアドバイスは、
紫外線量と気温は必ずしも正比例しない、4月は8月と変わらない紫外線量
その時期の紫外線対策が、その歳の秋、冬にどっと老化を招く!
でした!