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脳の機能とパワープレート -右脳-

脳の機能とパワープレート -右脳-

右脳と左脳という言葉は多くの方が耳にされたことがあると思いますが

今回はそれぞれの脳の発達と機能についてお話したいと思います


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左右の脳の発達には時間差があり、0~2歳までは右脳の発育が優位で

約2~3年おきに優位性が交代して、13歳までで大人と同じ大きさになります

自閉症の子供は右脳の活動が低く、左右の脳のコネクションが弱いとも言われています

大人であってもストレスや疲労などで片側の脳の機能低下が起こることがあります

それによって運動、行動、感情、社会性、学習能力などに問題が出てきます

脳の発育はボトムアップといって感覚受容器(体に備わっているセンサー)の刺激を受けることで

促進されます

脳の機能に影響を与えるものの例として

重力

触覚

関節受容体および筋肉受容体

三半規管

・視覚

・聴覚

・嗅覚

・味覚

・愛情

などがあります

脳の機能は、ボトムアップで入ってきた刺激を処理して(プロセシング)

それに対する反応、表現(トップダウン)を起こすことです

すなわち刺激がなければ脳の機能は低下していってしまうのです

左右の脳で働きが異なることは、多くの方がご存知だと思いますが

今回は右大脳半球(右脳)の機能について注目していきたいと思います

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〈右脳の働き

全体像を見る


姿勢保持筋のコントロール(大きな関節周囲の筋肉)


空間的脳

自分と人との関係、重力下でのバランス、空間の中での自分の位置感覚


ボディランゲージ

人の表情を読む


社交脳

人との関わり、自分と人との位置関係、人との共感


無意識脳

暗黙脳、無意識記憶


感覚脳

イモーショナルインテリジェンス(EQ)、表情を感じる脳、人の感情を読み取る

内蔵や身体全体の感覚能力、低周波の音=イモーショナルトーン

低周波の音を感じ取るのが得意で、言葉のトーンから感情を読み取る


回避脳、安全脳

何か嫌な予感がする、嫌な匂い、味などの感覚から

人やものを回避する判断


注目、集中、衝動の抑制


免疫システムのスイッチを切ることで過剰反応を抑制している可能性


新しいもの、場所、状況を好む

同じことの繰り返しを嫌う


心臓の拍動のコントロール


消化機能のコントロール


などがあります

脳のパターンは変えられないと思われていましたが

実際には脳はとても柔軟で、正しい刺激と栄養によって

物理的にも科学的にも変化すると言われています(Plasticity理論より)

脳スキャンの発達によって、脳の弱い部位への正しい刺激によって

新たにシナプスができ、発達を促すことができます


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人は重たい頭部を高い位置で支えて直立二足歩行をするために

高度なバランス、平衡感覚を身につけました

これは全身に備わっている感覚受容器(センサー)が

筋肉の張力や関節の角度を感じ取り、脳へと伝えることで

瞬時に処理されて適切な命令を出すことで、安定性を保っています

これらのセンサーは重力や運動がなければ、活動が大幅に減ってしまうので

座っている時間が長かったり、動くことが少なければ、筋肉量が低下するだけでなく

脳への刺激量も低下してしまいます

したがって脳の機能を100%発揮させるには、体に適切な重力の刺激や

筋肉や関節しっかりと運動させることが非常に重要になります

先ほど脳の機能に影響を与える因子のところでお話しましたものの中で

パワープレートは、重力、触覚、関節または筋肉受容体、三半規管などに

特に良い影響をもたらします


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これはパワープレート独自の3次元加速度振動によって、人工的に重力を増大させ

人体の受容器を活性化させることで、可能になっているのです



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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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