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動脈硬化とは

動脈硬化とは

・動脈硬化とは

人間の血管は内膜、中膜、外膜の3層構造になっており

弾性線維と平滑筋の作用によって伸縮性をもちますが

血管壁への悪玉コレステロール、糖、カルシウムの沈着が

血管の柔軟性を低下させ、様々な疾患の原因となるもので

体温低下による血管収縮がもたらす血流低下は

体温とともに回復しますが、回復が難しい、ほとんど不可逆的な血流低下を動脈硬化と言います

動脈硬化といえばコレステロールや中性脂肪という言葉が思い浮かびますが

この二つは化学構造が全く異なる別物であるという認識を持つ必要があります

悪玉コレステロール:血管壁に沈着し、壁が肥厚することで血流に渦ができ

血栓をつくる原因となります

中性脂肪:直接的に血栓をつくるため、突然死の原因にはなりますが

動脈硬化とは無関係なのです

動脈硬化と言うと、心筋梗塞、脳梗塞をはじめとする病気がクローズアップされやすいですが

マクロ的に見ると、血流低下はリンパ球の遊走が阻害されるため、立派な発癌体質でもあるのです


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・動脈硬化の原因

1.年齢 (誰しもに起こる変化)

2.高血糖 (血管の内壁が砂糖漬けになり、朽ちる)

3.高血圧 (高い血管内圧に耐えるために血管壁が肥厚し、柔軟性が低下)

4.高コレステロール血症 (相対的に悪玉コレステロールが多い場合)

5.高カルシウム血症

5の高カルシウム血症による動脈硬化が

現代の動脈硬化を早めている最も大きな原因であると言われています

血圧を下げるための降圧剤の多くはカルシウム拮抗剤と呼ばれるもので

血管壁にカルシウムが付着しないようにして血管に柔軟性を持たせる作用があることからも

カルシウムと動脈硬化には密接な関係があることが分かります



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・体の酸性化と免疫力の低下

体が酸性に傾くと、酸性の組織、血液の中では、たとえリンパ球の数は多くても能力

すなわち癌細胞を除去する能力は低下してしまいます

私たちの体内は弱アルカリに保たれているのが自然であり、またベストですが

1.血糖レベルが高い(糖尿病)

2.中性脂肪、コレステロール値が高い(高脂血症)

3.肥満

4.疲労(乳酸の蓄積)

等の原因で慢性的酸性状態になっている人も少なくありません

ことように酸性に傾いた血液を弱アルカリに戻す役割を担っているのがカルシウムであり

血液が酸性に傾くと骨からカルシウムが血液中に流出し中和させます

そして役目を終えたカルシウムは再び骨に戻り

これが骨の正常なスクラップ&ビルドシステムとなります

しかし、動物性たんぱく及び脂質、さらに糖質が多い食生活を続けると

常に大きく血液が酸性に傾き、常に血液中にカルシウムが大量に必要な状況となることから

骨に戻る暇がなくなり、やがて血管内壁に付着、沈着することになります


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・異所性の石灰化

体内の酵素をうまく働かせるために、血液中には微量のカルシウムが必要ですが

血管内壁に付着したカルシウムは異物であり

本来存在すべきところでないところにいることから「異所性の石灰化」と言います

血液中のカルシウム濃度が急激に上昇すると、体は恒常性維持のため

急速に血液中のカルシウムを排泄することになります

一方では、また血液が酸性に傾くことになるので

再度骨からカルシウムを血液中に移動させることになり、結局骨量が減少し

骨粗しょう症になるという悪循環が成立します


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・カルシウムとマグネシウムの関係

カルシウムの血液中の濃度、量をコントロールしているのがマグネシウムであ

、元々、骨から溶け出して、血液中に多くなったカルシウムを骨に戻す役割を持っています

血液中のカルシウムが骨に戻れないのは、食生活の問題から血液が酸性に常に傾いているため

中和目的でカルシウムが長期に、又は大量に血液中に留まらざるを得ないことも原因ですが

もう一つは私たちの血液中にマグネシウムが不足しているため

強制的にカルシウムを血液中から骨へ戻せないということも原因となります

酵素の作動メカニズムとしてカルシウムは必要であり、細胞内にカルシウムが入り

微量に存在することは重要であるが、大量のカルシウムの存在は細胞の機能上

問題が生じるため、細胞内のカルシウムを骨に戻す必要があります

カルシウムが血管壁の細胞に多く存在すると動脈硬化

乳房に溜まれば乳がん、脳に溜まれば認知症

膵臓の細胞に溜まればインスリンが出なくなり、糖尿病となります


・現代の食生活とマグネシウム不足

現代の食生活(欧米化、精製加工など)はマグネシウムを十分に摂取しにくくなっています

マグネシウム不足になる原因

1.農薬、化学肥料による野菜のマグネシウム、含有量の減少
2.白米、精白小麦、白砂糖など食品の精製によるマグネシウム含有量の減少
3.食品を煮る、茹でるなどの加熱料理による食品からのマグネシウムの流出
4.清涼飲料水、加工食品によるマグネシウムの吸収阻害(これらに含まれるリンが問題)
5.高脂肪食もマグネシウムの吸収を阻害
6.カフェイン、アルコールなどによるマグネシウムの排泄促進
7.薬の服用

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パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、効果的に血流を促進します



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定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ていることから

ぜひ健康増進のためにパワープレートを習慣にしてみてはいかがでしょうか?

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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