セロトニンとパワープレート[健康]
(2015-02-14 10:05:18) by 中込慶一


< ページ移動: 1 2 3 4 >

・セロトニンとその機能(Wikipediaより引用)

「セロトニンは正式名称を5−ヒドロキシトリプタミンと言い

必須アミノ酸であるトリプトファンから5−ヒドロキシトリプトファンを経て

セロトニンとなります

人体には約10?存在し、そのうちの約90%が小腸粘膜、血小板に8%

脳内の中枢神経系に約2%存在しています

<画像:intestine3425.jpg>


体内では主に小腸にある腸クロム親和性細胞、および腸クロム親和性細胞様細胞が産生し

腸の蠕動亢進に働くため

消化管のセロトニンが過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘になります

消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固

血管収縮、疼痛閾値の調節(下行性抑制)、脳血管の収縮調節などに働きます

一方、脳内の神経伝達物質として働くセロトニン(以下、脳内セロトニン)は

脳幹の縫線核ということころで合成されます

腸で生成されたセロトニンは血液脳関門(脳の血管にあるバリア)を通れないため

脳のニューロンに直接作用することはありません

前駆体である5−ヒドロキシトリプトファンは血液脳関門を通過しますが

種々の副作用を示すため、脳内セロトニンを増やすためには

栄養学的にトリプトファンの摂取が重要となります

<画像:brain.jpg>


また、Diksicらの研究によると、健常男性は女性より約52%脳内セロトニンを産生する能力が高く

セロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると

女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少するというデータがあります

脳内セロトニンを生成する縫線核群は、大脳皮質、大脳辺縁系、視床下部、脳幹、脊髄など

広汎な脳領域に投射しているため、脳内セロトニンが関与する生理機能は多岐にわたります

< ページ移動: 1 2 3 4 >


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8