カイロプラクティック −スキーのパフォーマンスアップ−[パフォーマンスアップ]
(2014-08-19 23:48:32) by 中込慶一


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趣味でスキーをされている30歳男性の方の症例です

シーズン中は毎週スキー場に行っていましたが、筋肉の疲労が強いことと

体の左右のアンバランスが気になるということで来院されました


〈検査〉

・姿勢検査

横から見た姿勢は、理想的な重心線に対して頭部と下腹部が前方に位置して

上半身が後方に寄りかかるようなスウェイバックという姿勢になっていました


<画像:typical posture].jpg>
<画像:postures.jpg>
この姿勢は主に腹直筋の下部や腹斜筋といった筋肉がうまく働いていないときに

見られる姿勢です

また後ろから見た姿勢では、腰から上が右に傾いて体重も右に流れているのが確認できました

さらにバランス感覚を調べるために、片足立ちのテストを行うと

左脚で立った時に体が右に流れるのがより顕著になりました

このような場合、トレンデレンバーグ徴候といって

中殿筋という筋肉の機能が低下していることが考えられます

<画像:OLS.jpg>
<画像:G-med.jpg>

・筋力検査&触診

片足立ちの結果を受け、中殿筋の筋力検査を行うと、やはり左側の筋力がうまく発揮できておらず

その他にも、下部の腹直筋が弱化していました

触診してみると、中殿筋の緊張度は非常に高く、疲弊してうまく使えていない状態と推測されました

腹直筋に関しては、筋トーン(筋のハリ)が低下して

弛緩していることで力が発揮できていない状態でした

<画像:G-med5.jpg>

<画像:lower abdminal.jpg>

・評価&治療

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