脂肪細胞の種類とダイエット[ダイエット]
(2014-03-03 17:50:01) by 中込慶一


< ページ移動: 1 2 >

脂肪細胞は通常、直径が0.01mm〜0.12mmで

約250億〜300億個あると言われています

肥満者の場合は体積が100倍以上になることもあり

過形成肥満では、数も1000億を超えることもあります

脂肪細胞の働きは脂肪細胞内の脂肪球にエネルギーである中性脂肪を蓄積、貯蔵することで

存在部位によって名称が異なります


<画像:fat cell12.jpg>


骨格筋(横紋筋)では筋肉と皮膚の間にあるため、皮下脂肪と呼ばれ

内蔵筋(平滑筋)では内臓脂肪と呼ばれます

女性は皮下脂肪が増えやすく、男性は内臓脂肪が増えやすい傾向があります

通常私たちが呼んでいる脂肪は白色脂肪細胞と呼ばれるもので

余分なカロリーを脂肪として溜め込む働きがあります


<画像:fat cell.jpg>


中性脂肪は、脂肪細胞内の小胞体から分泌される脂肪分解酵素であるリパーゼによって

脂肪酸にまで分解され、脂肪酸は筋肉のエネルギー源として利用され二酸化炭素と水に

分解されます


利用されなかった脂肪酸は、肝臓に回収されて中性脂肪に再合成され

血管に注がれ再度脂肪細胞に蓄えられます

脂肪が使われるためにその膜が開くためには、ノルアドレナリン、アドレナリン

副腎皮質刺激ホルモンなどのホルモンが必要になります




<画像:fat2424.jpg>


そしてもう一つ重要な脂肪細胞があり、それが褐色脂肪細胞と呼ばれるものです

褐色脂肪組織をつくる褐色脂肪細胞は多数の小さな脂肪滴を持ち

その間には豊富なミトコンドリアがあります

脂肪細胞の間には毛細血管網が発達します

コウモリが冬眠から覚める時期になると

この組織で盛んに脂肪の酸化が起こり、これによって発生した熱は

毛細血管を流れる血液に伝えられて体の各部を温め

これが一定の温度になると冬眠から覚めるのです

人の体にも褐色脂肪細胞があり、うなじ、脇の下、肩甲骨の間に

合わせて約40gという少ない量ではありますが分布しています

この部分が寒冷刺激など交感神経への刺激が加わると

褐色脂肪細胞の活性度が上昇し、白色脂肪細胞の余分な脂肪が分解され

そのときに生じた遊離脂肪酸が褐色脂肪細胞に取り込まれて

熱として体外に放出されるのです

パワープレートは、 3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

また褐色脂肪細胞を刺激してその効率をより高めてくれます

<画像:pp47.jpg>


脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!


<画像:pp13.jpg>


< ページ移動: 1 2 >


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8