姿勢が悪くなると筋肉のバランスも悪くなる!?[ゆがみ、姿勢]
(2013-12-19 18:49:40) by 中込慶一
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みなさんは姿勢と筋肉バランスが密接に関わっていることをご存知ですか?
良い姿勢を定義するとすれば、それは
「最小のエネルギー消費で苦痛の無い運動が可能で
なおかつ身体各部位ぶ及ぼす影響が最小で、調和がとれた状態」
といえます
簡単に言えば、疲れにくく痛みやコリを極力感じない姿勢ということになります
正しい姿勢であれば、ほとんど筋力を使わずに脊椎だけで立位のバランスを保てますが
無理な姿勢、悪い姿勢の持続は筋肉に不均衡をもたらし
体のある部分ばかりに過剰な負担(ディストレス)がかかるようになることから
局所に痛みやコリを感じるようになってしまいます
上の図では、4種類の姿勢の中で、過剰に働いている(緊張している)筋肉を赤
逆にうまく働いていない(弱化している)筋肉を青で示したものです
このようにそれぞれの姿勢で筋バランスが崩れていることがわかると思います
筋肉弱化のタイプ
1.緊張タイプの弱化
筋肉を伸縮できなくなった、または無酸素状態のため慢性的に短くなった状態
2.ストレッチタイプの弱化
慢性的に伸びきってしまった状態は同時に無感覚状態にもなる
3.関節系障害による弱化
関節、靭帯からの侵害受容の求心性刺激を受け続けると
反射的に抑制が起こる
〈姿勢筋(活動が過剰傾向にある筋肉)〉
・下腿三頭筋
・ハムストリングス
・内転筋
・大腿直筋
・大腿筋膜張筋
・腰筋
・脊柱起立筋
・腰方形筋
・胸筋
・上部僧帽筋
・胸鎖乳突筋
・後頭下筋群
・咀嚼筋
〈フェージック筋(活動が低下傾向にある筋肉)〉
・前脛骨筋
・大殿筋
・中殿筋
・腹直筋
・中、下部僧帽筋
・頭長筋、頚長筋
・三角筋
・顎二腹筋