自分で健康をつくっていくアクティブケア[健康]
(2013-07-21 09:35:01) by 中込慶一
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一般にドクターから治療を受けるといった受動的なケアの方法をパッシブケア
自分自身が健康のために体操や運動などを行うことをアクティブケアと言います
アメリカでは以前から自分で健康をつくるという意識が高いことから
常識の考え方になっていますが、近年、日本でもアクティブケアが非常に注目されており
QOL(Quality Of Life:生活の質)の早期改善に重要な役割をしています
アクティブケアは非常に広い意味合いを持っており
単純で簡単な再活動アドバイスから、総合的なリハビリまですべてを含み
目標は機能の回復です
アクティブケアは急性期、亜急性期、慢性期すべての時期で有効です
急性期では、
?ADL(Activity of Daily Living:日常生活動作)の修正
?筋力低下の防止
?痛みの緩和
亜急性期では
?ADL修正
?筋力低下防止
?ディコンディショニング防止
?柔軟性維持
慢性期では
リハビリとして筋力の回復、コンディショニング、筋バランスの改善
をそれぞれの目的として行います
パワープレートは急性期では筋力低下の予防、痛みの軽減
亜急性期ではさらにストレッチ効果による柔軟性の維持
固有受容器の活性化によるコーディネーション能力の改善といった様々な場面での
有効性が証明されています
また、アクティブケアは肩こりや腰痛といった身近な症状を予防、改善するために
取り組むことも含まれます
その一例としてBrugger's法をご紹介します
Brugger's法は、長時間座ることの多い人に適したホームケアアドバイスで
姿勢を矯正する手順を示す方法です
典型的な前かがみのデスクワーク姿勢を続けると
前方で胸郭(肋骨、胸骨、胸椎で構成される)が圧迫され
呼吸時に動かなくなることで呼吸が浅くなり、疲れやすくなります