これらは身体の状態を常にモニターしており、その情報は同時に求心性伝導路を通って
脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され
処理が行われています
処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます
この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官
からなど、複数の指令が集まります
指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し
インパルスを送り出します
これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって
姿勢が保たれます
末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると
姿勢を保つことができなくなります
身体中の固有受容器の中でも足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています
頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいますパワープレートは一秒間に30〜50回という3次元振動が
機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます
姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に
有効です
私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!