固有受容器による姿勢の安定[カイロプラクティック]
(2013-06-01 18:10:04) by 中込慶一


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ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


<画像:pos5.jpg>


この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

それを可能にしているのが関節、筋、足底の触圧受容器などの

固有受容器です

これらは身体の状態を常にモニターしており、その情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


<画像:reflexs3r43.jpg>


処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


<画像:cellebellum.jpg>


これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも

足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます




<画像:pp70.jpg>


パワープレートは一秒間に30〜50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です

<画像:pp658765.jpg>

私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!


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