足関節について[リハビリ]
(2011-12-01 23:03:55) by 中込慶一
足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の視点になるという重要な役割を持っています
人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから
その形状も大きく異なっています
手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが
その代わりにアーチを形成することによって体重移動をスムーズにして
滑らかな歩行を可能にしています
足部の関節は足根部、中足部、足指に関節の3つにわけることができ、それぞれ
〈足根部の関節〉
1、距腿関節
2、足根間関節
?距骨下関節
?踵立方関節
?距舟関節
?楔舟関節
?立方舟関節
?楔立方関節
?楔間関節
〈中足部の関節〉
1、足根中足関節
2、中足間関節
〈足指の関節〉
1、中足指節関節
2、指節間関節
といった多くの関節が連動して足の機能を発揮しています
その他、関節を安定させるために内側側副靭帯(三角靭帯)、外側側副靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭
帯、踵腓靭帯)などの靭帯が支えています
関節には体のバランスを感じるレセプター(センサー)があり、体の傾きや衝撃などを脳に伝えて
反射によって安定を保っていますが、座っていることが多かったり
運動不足によって関節への情報が減少すると、このセンサーが鈍り
捻挫などによって先ほど述べた靭帯などを傷めやすくなります
スポーツ選手が捻挫をした場合は、組織の回復を見てきちんとした
バランストレーニングを行ってから復帰しなければ
テーピングや包帯などで固定している間にセンサーが鈍っているため
また同じところをケガしてしまうといった悪循環になります
パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が
3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、レセプターに対して
非常に多くの情報を送ることになり、活性化させることができます
ですから、ケガ後のリハビリだけでなく、バランス能力さらなる競技力アップや
高齢者の転倒予防といった効果も期待できます
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