パワープレートにおける症例9[パワープレート症例]
(2010-10-08 19:50:02) by 中込慶一
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50代の女性の方でお料理教室の先生をされています
立って下を向いて仕事をすることが多いため、常に肩と首が凝ってしまいます
今回も出張で1日中デモンストレーションをしていたため、気持ち悪くなるほど首、肩が張ってしまい
パワープレートで何とかしてほしいということでいらっしゃいました
いつもはトレーニングもしていますが、症状が強いため今回はマッサージとストレッチのみで行いました
パワープレートを使って、胸郭を開くストレッチを行い肩甲骨の動きをつくり
回旋運動をすることで胸椎をほぐしました
この状態で首、肩のコリ感は完全に消えましたが
まだ首を回した際に左側に引っかかる感じが残るとおっしゃっていました
首の筋肉は細くデリケートであり
神経も多く走っているためほぐす際は慎重に行っていかなければなりません
痛み方からして頚椎のルシュカ関節の詰まりを疑いました
ルシュカ関節は
頚椎椎体の後外側にある突起によって作られる関節で
第3から第7頸椎にみられます
この関節は、神経の出口である椎間孔の前壁を形成していることから
関節の変化によっては椎間孔を通る神経根を圧迫して痛みや神経障害の原因になります
今回の症例ではしびれが出るほどの強い症状ではなかったため
頸椎に対して間接的に振動を与えて、椎体付近の細かい筋肉を緩めただけで
引っかかり感も無くなりました!
首の筋肉を徒手のマッサージでほぐすのは時間がかかりますが
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