その公式は、弯曲の数をXとすると
N(力、負荷)=X二乗+1で表されます
ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると
N=10となり
10の負荷に耐えることができます
しかし、現代人はストレートネックと言われる
頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます
またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています
このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい
2を先程の公式のXに代入してみると、答えは
5と耐えられる負荷は正常の
半分に
なってしまい、
組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのですこのような弯曲の原因は様々ですが
先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です
パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると
筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます
そして姿勢による脊柱への負担は、椎間板にかかる負担も増加させます