健康寿命とロコモティブシンドローム[高齢者とパワープレート]
(2014-11-28 23:54:54) by 中込慶一


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いきなりですが、以下の項目について該当するものにチェックをしてみてください!


?片足立ちで靴下が履けない

?家の中でつまずいたり、滑ったりする

?横断歩道を青信号で渡りきれない

?階段を上るのに手すりが必要である

?15分くらい続けて歩けない

?2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である

?掃除機の使用や布団の上げ下ろしなどのやや重い仕事が困難である



いかがでしたでしょうか?

<画像:spine9087.jpg>



これは今、新たな国民病として認知されてきているロコモティブシンドロームのチェック表です


このうち一つでも当てはまればロコモティブシンドロームの可能性があります!



ロコモティブシンドロームとは運動器機能低下症候群と訳され


 運動不足によって骨、筋肉が弱り、骨粗鬆症や変形性の関節症


骨折などを引き起こしやすくなる状態です


先ほどの項目に完全には当てはまらなくても


ちょっと怪しいいうような場合は、その予備軍なので若い方でも注意が必要です


日本人における平均寿命は女性が約85歳、男性が約78歳ですが


健康寿命は女性が約76歳、男性が71歳となっており


医療の発展により、日本人の寿命は延びましたが


人生の最後の約10年は要介護状態や寝たきりで過ごしているという現実があります



<画像:femur235.jpg>


現在の日本の推計患者数は変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても

4700万人(男性2100万人、女性2600万人)にのぼると言われています

<画像:colles.jpg>


そもそも人は、重力という負荷があるからこそ筋肉や骨などを維持することができるのですが

今のように便利な世の中は自分の脚で歩く機会を減らし

あえて恩恵である重力から逃げるかのようになっています


平成19年の国民生活基礎調査によると、要介護となってしまった人の原因ランキングでは


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